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本を読むとき

どうも。
Kabaddiです。
本日も活字にしていきましょう。生活を。

本を読むとき

本を読むとき、決めていることがひとつだけあります。

「気に入った文章があるページの端を折る」

ことです。
(おかげで古本屋に持っていくこともできず家の中に本が積もり積もってしまっています。)

本を読むとき、そのときに心に残った文章や言葉、形容詞や言い回しがあったときには迷うことなくページの端を折ります。

最近はほとんど無意識でやっていて、読み終わってから「こんなにやったか!」と感動することがあります。

多ければ多いほど、そのときの自分に刺さった文章が多いということです。

また多ければ多いほど古本屋行きの可能性が下がるので、気に入った文章の詰まった本が手元に残り続けることになります。

非常に効率的。

ざーっと集中して読み終わってから、折られたページを最初から見ていくと、どの一文のために折ったのかわからないページが存在します。

読んでいる途中の自分には刺さったのに、もうそれに気付けない自分がここにいる。

時間は連続しているけれど、時間の中にいる自分は変わり続けているんだということに気付かされてしまう瞬間です。

昨日の自分と、今日の自分はたぶん全く違うものだし、日付を超えて明日の自分は今日の自分ともたぶん違うだろう。

でもまた新しい素敵で美しいものを見つけることができるだろう。

この作業をしているうちにそんな確信を得ました。

そして折られたページから気になった文章を探せないということは、一読しただけでは到達できなかった名文や言い回しがまだまだその本の中に眠っているということです。

ストーリーや展開はわかっているけれど、そういう隠れた名文や表現を探すという新しい楽しみ方が読書に生まれます。

ああ楽しみだ、と思って最後までいった栞を巻頭に挟みながらもう一度本を読み始めるときのあのわくわく感。
是非みなさんも体験してみて欲しい。

昨日も今日も明日も美しいものにたどり着けるはずです。

それではまた明日。


Twitter:https://twitter.com/KabadieCarolan 2019年9月より毎日更新継続中。日常の何かを切り取って考察や分析をしてみたり、提言したりしています。よければ読んで、よければスキを押して、フォローしてリアクションメッセージをご確認ください。