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入院中に12.9インチiPad Proが活躍した話

iPad Pro12.9インチを購入し、さぁこれから使い倒すぞ!と思っていた矢先に骨折してしまい、手術のため入院を余儀なくされてしまった。
その際、入院に必要なものと一緒にiPad Proももちこんだところこれが大活躍!具体的に何に使っていたのか、iPadminiやMacBookより便利だった点をまとめてみた。

【使用用途】

●エンタメ

画面が大きく没入感が大きいので、動画はほぼこれ一択。大部屋なのでAirPods Proとセットで使用。YouTubeやTver、AmazonPrimeVideoなどを視聴。
ベッドを上半身だけ起こせば、ソファのように動画が観れる。
おかげで備え付けのTVは有料だったこともあり一度も使わなかった。

●読書

Kindleでの読書にも活用!
ただ条件があり、12.9インチで読んでいたのはほぼ雑誌。
11インチでも雑誌の細かい文字が読みにくかったが、
これは拡大なしで本当に雑誌をめくるように読めた。
立った状態でこの重さは厳しいが、
ベッドの上なら動画視聴と同じく大きさのメリットのみ享受できる。
もちろんビジネス書なども読んでいたが、その際は
Split Viewでノートアプリと分割して使用。
読みながら必要なところをメモ書きしていた。
12.9インチなら分割しても十分な広さを確保できる。

●ノート

朝の習慣として日記やモーニングノートをiPadで書いている。
今までは11インチで書いており、その際は特に違和感がなかったが
12.9インチを使い出してから11インチが物足りなくなった。
それにサイズが大きい方が書く作業に集中できることも分かった。
ただ1行が長くなったので、このサイズで使う際は
真ん中で分かれている2列タイプを使うこともある。

●SNS

LINEなどのチャット系アプリは、
一覧で表示される情報が多いほど時系列で確認がしやすい。発信する際も、ブラウザを開いて情報を調べながら記事を更新できるので大きい画面はありがたい。
【MagicKeyboardも活躍】
MagicKeyboardは11インチにもあるが、
11インチの方は右端のキーが一部細長くなっている。対して、12.9インチはファンクションキーが無いこと以外はほぼMacBookと同じフルサイズ。若干キーの配置が異なるが、Macと同じ感じで使えるのでiPadでキーボードを使うなら12.9インチが一番使いやすい。TrackPadも地味にありがたい。内容にもよるがキーボードだけで完結する作業なら、画面タッチすら必要ないこともある。

【便利な点】

Proに限らずiPadは全モデルがファンレスなので、
重たい作業をしたり、長時間動画を視聴しても周囲に迷惑をかけることはない。
以前はファンレスモデルのMacBook Airもあったが今はないので、
静音性に優れながらもハイパフォーマンスのiPad Proは重宝している。

高性能の割にバッテリーの持ちもいい。
1時間程度ブログを書いたり写真を加工してもバッテリーの減りは10%未満。
入院中は検査とか色々あるのでフルタイムで作業というわけにはいかないが、
そういう使い方をしても十分持つのではないだろうか。
もちろん病室にはコンセントが備え付けてあるので
バッテリーのみで稼働させる必要はないが、持ちがいいことに越したことはない。

【不便な点】

起き上がって使う分にはいいが、さすがに寝転がって使うには大きすぎる。
大部屋なので早朝や消灯後はキーボードの音も迷惑になる。
その際はiPhoneで代用した。

ステージマネージャーがあるとはいえ、制限がかなり多く
改めてiPadとMacの違いを実感した。
iPadOS16のときよりもアプリの表示サイズはある程度変更可能になったが、
それでもMacのように自由というわけにはいかない。
位置もある程度制限されるので、デスクトップを自由にカスタマイズできる
Macよりもマルチタスクにおいては生産性が落ちてしまう。

●まとめ

ベッドの上ではスマホやiPad miniのようなコンパクトな端末の方が使いやすいが、
病院のベッドは昇降機能が付いている。
上半身だけ起こしてベッド用のテーブルを使えばデスクワークは十分可能。
12.9インチの重さは気にすることなく、画面の大きさという恩恵だけ享受できる。
実際、仕事用にMacBookも持ち込んだがほとんど使っていない。

特にタッチパネルとApple PencilはMacにはない魅力。
これによりMacとは違った作業ができることを改めて実感した。
仕事などアウトプットの作業にはMacが向いているが、
入院中はインプットもアウトプットもしたくなる。
そんなときはどちらもこなせるiPadに分があると思った。

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