見出し画像

人と関わることの中で得られるものとは…


カバン持ち学生:金沢学院大学 2年  藤根愛来
カバン持ち先:エキスパート・フラップ株式会社 代表取締役社長 高 穂栞
カバン持ち期間:2023年2月 9日〜10日


就職というひとつの壁

大学2年生の秋 “まだ就職活動を始めるには早いのではないか?” と私の周りの人たちは考えているでしょう。しかし、私の考えはその真逆で “今すぐにでも始めなければ!” と思っていました。理由は大学では部活動に力を入れており、3年生に上がれば今よりさらに練習に時間を割かなければと考え、就活は部活をしながらにどうしてもなってしまうからです。しかし思っているだけで中々行動には起こせず、「就活」というワードは私からは遠いものでした。

ある日の大学の講義、ニューインデックス株式会社の津田社長が来られ、そこでカバン持ちの紹介がありました。これはチャンスだと思い、勢いでとりあえず登録してみることに。

オンライン面談で金沢に登録をしている社長さんがいらっしゃったので紹介して頂けることになりました。

コミュニケーションという力

紹介して頂いたのは 企業研修・人材コンサルティングなど就職に関することを幅広く行っているエキスパート・フラップ株式会社の高 穂栞社長。
一番はじめに「何でも自由に挑戦していってみて!」と言われました。
参加するにあたって“コミュニケーション能力を高める”ことを目標とし、会議や商談、お客様の相談の中で思ったことを発言していこうと考えていました。1日目は緊張と「こんなこと聞いていいのか?」という不安が大きく、なかなか会話に入っていくことが出来ずにいました。ですが一度発言してしまえばなんてことはなく、経営者の方々と話すことで得られる“気づき”にたくさん出会うことが出来ました。

経営者の視点からみたものごとの捉え方、人との会話の仕方などで、特に高社長からは傾聴することの大切さを学ぶことが出来ました。人との距離を縮める上で相手に寄り添い共感することを、言葉では理解していても実際に行うことは難しいと感じていましたが、実際に高社長の聞き方・話し方を見聞きしたことで具体的なイメージをつかむことが出来ました。

最後に

2日間のカバン持ちを通して、たくさんの貴重な経験・出会いをすることが出来ました。それこそ、学生の身では体験できないようなことをたくさん。

カバン持ちに参加することで今までの自分の世界観ががらりと変わり、様々な引き出しを新たに獲得することが出来ましたが、今回お会いした方々との繋がりを今回限りのものにしないこと、コミュニケーションという力を今後日常でどう活かしていくかが今後の課題です。

就職活動に不安を感じている人がいるなら是非一度「社長のカバン持ち」をやっていただきたいと強く思いました。
自身の世界を広げるため、社会での“仕事”を身近に感じる、今の自分を“変えたい”など、一度の体験だけでも本当に多くのものを得られると思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?