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セルビアからブルガリアへ

ノヴィサドへ行ったあと、私は各方面のバス料金や出発時間・到着時間帯を調べ始めました。
調べたといってもネットの情報はあまりあてにならないエリアなので、バスターミナルに何度か確認に行くだけです。

色々考えて、無難にブルガリアのソフィアにいくことにしました。
到着時間が夜の22時過ぎになりそうだったのが気になったけど、まぁ仕方がない。
ソフィアのバスターミナルから徒歩5分ほどのホテルを1泊だけBooking.comで予約しました。

当日バスターミナルへ行くと、多くの乗客はベオグラードやソフィアで暮らしている人。
旅行者は思ったよりも少なく、私も含めて三組だけだったと思います。
一組はポルトガルから日本まで電車とバスだけで移動しようと思っている男性、
あと一組はセルビアからトルコまでソフィア経由で戻る3人組。
ポルトガル人の男性は、乗車前から話していたので
バスの休憩中もセルビア・ブルガリアの出入国手続き中も心強かったです。
何度旅していても、バスに置いて行かれるのは嫌なので(笑)

あと毎度のことですが、日本のパスポートに感謝しますね。
「日本のパスポートよ、ありがとう…」

国境越えをする度に思います。
私だけでなく、陸路で国境越えをした経験のある人は大半が思うことでしょう。

円安が進み旅行する身としては、苦笑いしてしまうようなときも多いですが、
それでも行こうと思えば海外旅行へいけること、しかもいろいろな国を渡り歩けるなんてラッキーだとしか言いようがありません。
収入がそれほど高くないのは自分が選択してきたことの結果であって、高収入になることもできただろうし。

年末のアルゼンチンもそうだけど、最近は自分のことだけではなくて
日本の現状や経済、そして世界との繋がりについて、考えることも多いです。


国境を越えたら、ソフィアのバスターミナルまで時間はそれほどかかりません。
到着もほぼ予定通り。

バスターミナル周辺は人どころか、車もほぼ走ってなかった(笑)
女性のひとり旅なら、近くに宿をとるか、宿までの移動手段を考えておいた方が安心です。

私も仲良くなったポルトガル人に挨拶をして、早々にホテルに向かいました。
バスターミナル周辺はお店も閉まっていたので、ベオグラードで買っておいたパンをお部屋で食べてこの日は就寝しました。

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