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悪徳弁護士が存在する? 気をつけておきたい債務整理のトラブル

過払い金相談する時に気をつけておきたい!意外と多い弁護士トラブル

債務整理を 検討している人は多いと思います。債務整理をやっておかないと 滞納による督促状が届いてしまいますし、家族に内緒にしていた借金がばれてしまったり、最悪の場合は自己破産となり財産を手放すことにもなりかねません。

少しでも借金に困ったと感じるタイミングがあれば、すぐに債務整理をしておきましょう。そんな債務整理の中でも毎日のようにTVや雑誌の広告で見かけるキーワードがあります。それが 「過払い金請求 」というものです。

過払い金請求とは?


金融業者というのは、法律で金利の上限が決められています。その上限を超えて債務者に貸付をしてしまった場合は、払いすぎた利息を返済しなければならないルールがあるのです。この払いすぎた利息の請求手続きが過払い金請求です。

弁護士に騙されてしまう可能性がある?

過払い金請求をする時には裁判所を通す必要がありませんので、比較的簡単に行うことができる債務整理です。しかし、比較的簡単とは言いつつも、やはり法律に則ったやりとりを必要としていますから、弁護士に手伝ってもらうのが一般的となっています。

しかし気をつけておかなければならないのが、弁護士との間に起こる金銭トラブルです。弁護士と言えばモラルを持っている人間がその職に就いているイメージがありますよね。しかし、ごくわずかではありますが悪徳弁護士が存在しているのもまた事実です。

債務整理を考えている人はただでさえお金のやりくりに困っている人たち。その上で弁護士と金銭トラブルに発生してしまうと目も当てられません。そこで今回は、過払い金請求をするときに気をつけておきたい悪徳弁護士の手口について紹介してみましょう。

過払い金請求における悪徳弁護士の手口とは?

それでは代表的な悪徳弁護士の手口についてピックアップしてみたいと思います。

金額を騙して着服してしまう
冒頭でも説明しましたが、払いすぎている利息が判明した場合には、その利息が過払い金として返ってきます。しかし帰ってきた過払い金を、本来帰ってきた金額よりも少ない金額で依頼者に手渡してしまうケースがあるのです。

例えば、40万円の過払い金があったにもかかわらず 依頼者には「30万円の過払い金が判明した」と嘘の報告をして、残りの10万円を自分の懐に入れてしまうというものです。

去年、ミネルヴァ法律事務所が6月8日に解散していますが、当事務所では過払い金を横領した疑惑があります。

ミネルヴァ法律事務所に依頼した人は戻ってきた過払い金も取り戻せなくなってしまいました。このように事務所選びを失敗したと気づくころには遅いので、依頼する事務所はしっかり選びましょう。

見極めポイント

依頼者の話や疑問に対して、弁護士は真摯に聞いてくれるか?
費用のことなどをわかる範囲で丁寧に説明してくれるか?
示談や裁判が有利に進まない可能性もあるといった、都合の悪い話もしてくれるか?
相談内容が不得意の場合、わからない(経験が少ない)と正直に述べるか?さらには事務所や知り合いの弁護士から適当な人を推してくれるか?)

引用元:http://sakura-hokuso.com/shakkin-hensai/tayorerubengoshi.html

「返済が必要」と嘘の報告をして着服する
過払い金が発生した上でまだ借金の元本が残っている場合には、発生した過払い金を借金の返済にまわすことができます。その結果、借入先への借金が0になるという可能性が出てきます。借金が0になったにもかかわらず、「まだ返済額が必要」だと嘘の報告をして着服するケースがあるのです。

債務整理を行った後の借金の返済というのは、借入をした金融業者に直接支払うのではなく、弁護士事務所の口座に振り込むケースがほとんどです。これ自体は違法な行為ではありません。

そうすることで、弁護士が金融業者に支払いをしてくれるというシステムになっています。ですから、それを逆手にとって着服する弁護士がいるので注意しておくようにしましょう。

返済が必要な借金を放置してしまう
債務者がいくつかの金融会社から借金を重ねている場合には、過払い金請求をしても過払い金が発生する金融会社と発生しない金融会社が出てくるでしょう。当然、過払い金請求ができない金融会社に関しては借金を返済し続けなければなりません。

でもその報告を怠る弁護士がいるのです。ここでは細かい説明に関しては省きますが、その方が弁護士が受け取る報酬が高くなるのです。過払い金を受け取った相談者は、それ以上の報告を受けなければ「借金が全て0になった」と思い込んでしまいます。

でも、実際は借金が残っている金融会社があるわけですから、ますます利息が膨れ上がってしまい、気づいた時には大変なことになってしまうのです。

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