僕の声は、キミに届いているのだろうか。

地下アイドルオタクのかべのおくです。

2023年2月27日、MyDearDarlin'4thワンマンLIVE『君の声』に参加してきました。昨年9月の東京国際フォーラムホールCでのワンマンライブに続き、中野サンプラザという大きな舞台でのワンマンライブでした。

これが、令和新時代か。

今までのマイディアでは見られない一面が垣間見られる、とても満足なライブでした。マイディアのライブが広い会場で見られるのはもちろん最高なのですが、MCコーナーでは推しメンの魅力を再認識できました。

個人的には、2週間前にZepp Diver City(TOKYO)で開催された3周年ワンマンライブの続編として楽しんだ感があります。もしも時が戻せるなら、「Zeppやったすぐあとだけど大丈夫か？」とか心配していた自分をぶん殴りに行きたいと思います。

まもなく役割を終えようとしている「アイドルの聖地」に降り立った、令和新時代の王道アイドルの記念すべきライブを振り返りたいと思います。

ライブ振り返り

毎度のことながら、是枝優美ちゃんのセトリツイートをお借りします。

今回触れたいのは、「ナノLOVE」のあとに挟まったバラエティコーナーでした。

• モノボケで告白

• ジェスチャー合わせゲーム

の2つを、会場にいるオタクも巻き込みながら進行しました。

今までマイディアと言えば熱いライブばかりを取り沙汰していましたが、実はメンバーのバラエティ力もなかなかのものです。最近ではMC無しでライブを進行するグループも多いなかで、かなり思い切った挑戦のようにも思えます。結果として今まで見られなかったマイディアの姿を沢山見られた気がして、最近になってグループを知ったオタクにとっても良かったのではと感じています。

ちなみに一番好きだったのはやっぱり是枝さんのモノボケでした。

ライブパートでの個人的ハイライトは、意外にも「一生涯オリジナリティ」でした。

この頃には最初の興奮も少しずつおさまり、冷静に舞台を見る余裕が出てきたところでした。この曲は、腕をクルクルするキャッチーな振り付けが特徴的です。振りコピをしつつ、「この一面サイリウムの海を舞台から見ている推しメンは、どんな気持ちなんだろう？」とふと考えました。きっとそれは単なるきれいな景色ではなく、それまで積み上げてきた苦労もあり、きっと言葉では表しきれない感情なんだと思います。

そのアイドルの感情を、オタクは全て知ることはできないかもしれません。でもその「感情の一部」として自分が存在しているだけでも、それは凄く幸せなことのように感じました。

アンコール明けは新曲「君色ダイアリー」と、マイディアの代表曲でもある「MDDシンドローム」と「トーキョーガール」。「やっぱりマイディアのライブは最高だな！」という思いを再認識する、素晴らしい締めくくりとなりました。

感想

先ほども言ったように、僕にとっては2月16日に開催された3rd Anniversary LIVEと、2月27日の4thワンマンLIVEを一つの続き物として楽しんだ感があります。自分がこれまでマイディアを応援してきた道のりと、これからのロードマップを再認識する意味で、とても有意義な2月となりました。

改めて説明するのは野暮かもしれませんが、MyDearDarlin'は2020年1月26日にRIZEプロダクションからデビューしました。しかし直後にコロナ禍になったり、実力のあるメンバーの脱退など思うように活動できない時期もありました。それでも徐々にファンを獲得し、2021年の＠JAM EXPOメインステージ争奪戦に勝利。勢いそのままに、2022年2月26日にはZepp Hanedaでの2ndワンマンLIVEを成功させました。

僕がオタクとしてマイディアに通い始めたのはこの後です(きっかけは去年の咲真さんの生誕にFES☆TIVEの青葉さんが出演したこと)。なので、グループの「影」を知らぬまま、「光」の部分だけを享受するのに少し後ろめたさを覚えていました。

しかし、今回の中野サンプラザワンマンでは、その思いが払拭された感がありました。ライブを形成する部品ではなく、「自分というオタク」としてその場に存在していられたと、これまで以上に感じられたからです。

僕というオタクは、どうしても他人の体験と自分の体験を比較してしまいがちです。そして「古参に比べれば自分なんて…」と考えてしまうことも多いでしょう。しかし本来、体験というのはその人唯一無二のものでありそれを比較する必要はありません。昨日・1か月前・半年前・1年前の自分よりもライブを楽しめたという感覚があれば、それで十分なのではないでしょうか。

グループ史上最大規模の舞台で、最高のパフォーマンスと今後の可能性を見せてくれたマイディア。これからも彼女たちを、1人のオタクとして応援できたらと思います。

おわりに

まとめます。

さあ、どうやって河口湖行こうかな。

以上です。