【VIX指数(恐怖指数)について】
⭕S&P500の行使価格が異なるオプションの価格から算出されるボラティリティを元に算出される指数。
⭕投資家の心理を表す指標として用いられ、VIXの値が大きいほど、将来の見通しが不透明であるとされている。
⭕一般的に、恐怖指数が上昇すると、投資家の警戒感や不安感が強まっており、株式市場で大きな下落が起こる可能性が高いと予測される。
⭕恐怖指数が高ければ値動きが激しくなるため、投資タイミングの判断材料として活用されている。
⭕恐怖指数は0%~100%で表され、通常は10%~20%の範囲で動きます。この数値の範囲内であれば、市場が安定しているといわれている。
⭕注意したいのは20%より上昇している時です。世界情勢や経済危機、主要国の政治家による発言などが投資家に影響を与えると、指標は30%を超えることもあります。
⭕さらに40%以上の数値になると市場の値動きはさらに不安定となり、市場はパニック状態に陥ることもあります。(最大値はリーマンショックの89.53%)
⭕今回のイスラエルとイランの戦争でVIX指数がどのように動くか注視しておきましょう。
【過去のVIX指数💣ベスト⑩】
①89.53% 2008年10月
⭕リーマンショック
②85.47% 2020年3月
⭕コロナショック
③53.29% 2015年8月
⭕チャイナショック
④50.30% 2018年2月
⭕アメリカ景気悪化懸念
⑤49.35% 2001年9月
⭕アメリカ同時多発テロ
⑥48.64% 1997年10月
⭕アジア通貨危機
⑦48.46% 2002年7月
⭕エンロン不正会計事件
⑧46.88% 2011年10月
⭕ギリシャ通貨危機
⑨37.79% 2022年2月
⭕ロシアのウクライナ侵攻
⑩34.40% 2003年3月
⭕アメリカのイラク侵攻
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