おはようございます。
株エヴァンジェリストです。

会員様向け朝刊レポートより「本日の東京市場展望」をお届けします。

外部環境は前日と似たような条件で迎えた昨日の東京株式市場でしたが、一昨日の日経平均株価が安寄り後にジリジリと下げ幅を縮めて引けピンで終えたのに対し、昨日は安寄り後もジリジリと下げ幅を拡げ、低空飛行のまま商いを終えました。
FRBの利下げ回数見通しやマーケットの織り込みは前日と大きく変わっていないものの、先送り懸念が警戒感に繋がった模様です。

昨晩のNY市場は、IMFによる経済成長率上方修正や予想を下回った住宅関連指標を受け、主要3指数は高安まちまち。
ダウ平均が7営業日ぶりに反発した一方、ナスダックとS＆P総合500種は3営業日続落となりました。
ドル/円は154.60円台まで円安が進んでおり、大証夜間は38,500円、シカゴ値は38,465円と今朝の東京市場は静かなスタートを切りそうです。

CME225先物が想定以上に下方を付けてくることが多いですが、今朝は38,465円と昨日現物比で6円程下方。
暫らくロング派、ショート派が睨み合うかも知れませんが、動き出す時を確り掴みたい処で、引け方にも注目です。
なお、本日寄り前には3月貿易収支、控え後には3月訪日外客数、今晩にはベージュブック(米地区連銀経済報告)、米2月対米証券投資が発表され、インド市場が休場となります。

※「本日の東京市場展望」は火曜日＆水曜日にnoteで紹介します（会員サイトでは毎日更新）

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