おはようございます。
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会員様向け朝刊レポートより「本日の東京市場展望」をお届けします。

連休中の米株大幅続伸を受け昨日の日経平均株価は買い先行のスタートを切り、米長期金利低下などを背景にハイテク株が上昇し、指数を押し上げた格好でしたが、決算発表のピークを控え、後場になると様子見ムードが台頭。ただ、38,700円台と高値圏での推移が続き、朝方の高値に迫って商いを終えました。
TOPIXはマイナス圏に沈む場面があるなどまちまち感はありましたが、中身はともかく、日経平均自体は上値志向を示しており、市場全体的に変化日がい近付いている印象です。

昨晩のNY市場では、先週の米雇用統計を受け年内利下げ期待が復活する中、FOMC委員の発言がタカ派な内容だったことで上値を慎重にさせ、主要3指数は小動きまちまち。
ダウ平均は0.08％の5営業日続伸、ナスダックは0.10％の4営業日ぶり反落でした。
ドル/円は、米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁がインフレ減速を目指す上で、現在の金利が十分に引き締まっているか疑問だと指摘したことを受け、円は154.70円まで上昇して154.60円台まで弱含みました。
大証夜間は38,700円、シカゴ値は38,715円と今朝の東京株式市場は、昨日大幅高の一部を反省するような戻り売りに押されての弱含みのスタートを強いられそうです。

日経平均は昨日に続き25日移動平均線に絡む次なる段階への地均しの展開が想定されます。今決算発表シリーズも本日は100社を超え、大型連休明け間もない時期ですが本格化となり、個別を見る流れになるでしょうか。
なお、ブラジル中銀政策金利発表が予定されています。

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