おはようございます。
株エヴァンジェリストです。

会員様向け朝刊レポートより「本日の東京市場展望」をお届けします。

注目の米3月雇用統計は、農業分野以外の就業者は前月より30万3000人増加して、21万人程度を見込んでいた市場予想を上回りました。
インフレの要因となってきた人手不足が依然として続いていることが示された格好です。
失業率は前月から0.1ポイント下がって3.8％。
労働者の平均時給は、前年同月比4.1％、前月比0.3％それぞれ増加しました。
米国ではインフレは鈍化傾向となっていますが、その要因となってきた人手不足が依然として続いていて、雇用が強い状況が示されました。

先週末5日のNY市場は、雇用統計発表を受け国内雇用や成長見通しに楽観的な見方が一段と強まり、主要3指数は揃って大幅反発。
ナスダックとS＆P総合500種は1％超の上昇となりました。
ドル/円は151.60円台まで円安が進んでおり、大証夜間は39,300円、シカゴ値は39,335円と今朝の東京株式市場は買い優勢のスタートが想定されます。

先週末に複数存在した警戒事項の内、雇用統計は通過。
本日の日経平均株価は5日移動平均線に急接近する局面がありそうで、短期面での勝負処を迎えそうです。
なお、寄り前に2月毎月勤労統計調査、更に3月景気ウォッチャー調査の発表が予定されており、[168A]イタミアートがグロース市場に新規上場します。

※「本日の東京市場展望」は火曜日＆水曜日にnoteで紹介します（会員サイトでは毎日更新）

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