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クラロワリーグ | CRL Asia | Thank you and farewell, "shun"

クラッシュ・ロワイヤル』の公式eスポーツリーグ「クラロワリーグ アジア」(Clash Royale League Asia, CRL Asia) 2018シーズンにおいて、日本のチームGameWithに所属して活躍した”shun”選手が、2019年4月5日、今季のプロ生活を断念し学業に専念することを自身のtwitterにて発表した。

自分、shunは今年は高校3年生として受験勉強を頑張ることを決めました!
今年は自分は高校3年生で将来が決まる大事な1年で、昨年もやらせて頂いたようにクラロワのプロとして頑張りたい気持ちはありましたが、ルールが高校生にとても厳しく1度プロの道を失いました。まだプロとしてやりたい気持ちもありましたが高校3年生の自分は受験勉強をしなければならないため、どちらも欲張り、中途半端にこなしてしまうのは絶対にダメだと思ったので、クラロワのプロはまた来年にお預けして今年は受験勉強に専念したいと思います!

自分がこれまで3年もやってきたクラロワを触らないというのは多分不可能と思いますので、いつもの自分のようにやりたくなったらやるスタイルで受験勉強を頑張っていきたいと思います!そして並びに応援して下さった皆様には申し訳ない気持ちで一杯ですが来年、受験を終えまたプロとして活躍出来るよう頑張りたいと思っていますので何卒よろしくお願い致します!


CRL Asiaにおけるshunの公式戦個人成績はこの通り。

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チームメイトのkkと組んだ2v2は、リーグ最年少の16歳コンビでありながらアジア屈指の勝率を誇った。”W重量級”あり、”W枯渇”ありの読めないデッキチョイスと息の合ったプレイで、彼ら2人は対戦相手を翻弄し続けた。

1v1ではシーズン1での活躍が目覚ましく、なかでも日本開幕戦の開幕ゲームで”前年2017年の日本一”フチを破った1戦はクラロワファンの度肝を抜いた。開幕前無名だった1人の少年が爽やかに勝ちを重ねるうちに、いつしか「クラロワ王子」shunとの2つ名で呼ばれるCRLの主役の1人になっていた。

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『クラロワ』というゲームの良さはプレイヤーの感情を揺さぶるところにある。いい感情につけ、悪い感情につけ。しかしプロの公式戦でshunが負の感情を見せたことはほとんどない。笑顔であいさつし、試合に集中し、勝てば無邪気に喜び、負ければ相手に拍手を送る。チームGameWithのポリシーの1つに「応援される選手になろう」という目標があるそうだが、まさに彼はそういうプレイヤーだった。

shunは、成績面で所属チームGameWithをシーズン1のレギュラーシーズン アジア1位に導くと共に、話題面や人気面でもCRL Asiaの船出を大きくけん引した立役者の1人だったのだ。

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2018年5月のインタビューでは、将来の夢について、『コンピューター関係、もしくはゲーム関係の仕事につきたいと考えていて、中でもプログラマーに興味があります』と語っていたshun。ふたたびプロの舞台で活躍する彼を観たい気持ちもあるが、高校3年生は将来の可能性を広げるために学業が大事な学年であるのも事実。彼の決断を支持したい。


Thank you and farewell, "shun" !


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+. League Information

クラロワリーグ アジア」Clash Royale League Asia, CRL Asia
Official HP(JP/EN/CN/KR)
https://crl-asia.com/jp/
Youtube CH(JP)
https://www.youtube.com/channel/UCtECyE5fuzAqMi1zNLnttIg/featured



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追記(後日談)。

2019年のプロ選手としての道を断念したshunだったが、なんとCRL公式戦へ「解説者」として戻ってくることが発表された。CRL Asia S1 Week1 Day3 (04/28)、ベテラン実況者kuroebiとのコンビで解説に初登場。フレッシュな解説ぶりに、解説仕様の眼鏡姿と、凡てが新鮮!■

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