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【CRL Asia/クラロワリーグアジア】re: 2018-S1-Playoff. 階段を駆け上がれ!PONOS下剋上のプレイオフ

 おつかれさまです、kabutomです。
 クラロワリーグ(CRL)2019シーズンが待ち切れない貴方のための「CRL Asia 2018シーズン一挙ふりかえり」連載第10回。シーズン1最終回です。今日は、CRL Asia 2018-Season1-Playoff をざっくりふりかえります。


1. Weekly Report

 先週のWildcardトーナメントをPNS(JPN-Div)が勝ち上がり、いよいよ残るはGW(JPN-Div 1位)、KZD(KOR-Div 1位)、ahq(SEA-Div 1位)を合わせたアジアのトップ4チームのみ。シーズン1のPlayoffステップラダー式トーナメントが採用されており、残すはあと3試合。「週1試合」とゆるやかなペースで3週にわたって一段ずつPlayoffが進行していく。

 カレンダーを一気にめくって、3週にわたったシーズン1 Playoff (2018/6/30, 7/7, 7/15)の最終結果を確認するとこの通り。なんとなんとPNSが3連勝で下剋上を達成し、シーズン1のアジアチャンピオンに輝いた。おめでとう! 「クラロワリーグアジアは実は少年漫画の世界であいつらが主人公だったんだぜ」と仮に打ち明けられたとしてもうっかり信じてしまいそうなほどマンガチックな快進撃だった。


1-1. Semi-Playoff: PONOS Sports(JPN) vs ahq eSports club(SEA) in Taipei

 ステップラダー式トーナメントの1回戦「セミプレイオフ PNS(JPN) vs ahq(SEA)」は、2018/6/30にahqのHOMEである台湾で行われた。ポストシーズンの試合形式はBO5が採用され、第5セットまでもつれた場合、CRL Asia初採用のKING OF THE HILL(KOH, 勝ち抜き戦)が待ち構える。

 両チームのシーズン1個人成績はこの通り。レギュラーシーズンでの同カードは記憶も新しいWeek8 Day1 Match2に実施され、「PNS 0-2 ahq」(PNSは1セットどころかタワー1つも落とせず完封負け)という結果だった。

 セミプレイオフの試合結果。レギュラーシーズンの意趣返しでもあるまいが、PNSahqにタワー1つも折らせない完封勝利。ahq側は「ロイヤルジャイアントの積極採用」「YaoYaoの1on1解禁」などこの日のためにいくつも作戦を用意していたがうまく刺さらなかった。1on1で高勝率のKangxi(ahq)を起用しなかったのも何か事情があったのだろうか。


1-2. Playoff: PONOS Sports(JPN) vs KING-ZONE DragonX(KOR) in Seoul

 ステップラダー式トーナメントの準決勝「プレイオフ PNS(JPN) vs KZD(KOR)」は、2018/7/7にKZDのHOMEである韓国で行われた。

 KZDのシーズン1個人成績はこの通り。レギュラーシーズンでの同カードはWeek6 Day2 Match1に実施され、「PNS 2-1 KZD」という結果に。この試合はフルセットフルゲームのシーズン屈指の大接戦であり、Set3のみかん坊や(PNS) vs X-bow master(KZD)の両エース直接対決で締められた大熱戦であった。

 プレイオフの試合結果。この壮絶な試合スコアを見よ! やはりこの2チームのバトルに外れはない。獅子奮迅のX-bow master(KZD)を最後の最後でみかん坊や(PNS)が止めて試合に決着がつく”これぞ千両役者”な試合展開だった。しかし「自分が勝てたのもチームメイトが彼の体力を削りデッキを見せてくれたおかげ」とみかん坊やは後に語った。


1-3. Playoff Final: PONOS Sports(JPN) vs GameWith(JPN) in Seoul

 ステップラダー式トーナメントで行われたPlayoffの決勝「プレイオフファイナル PNS(JPN) vs GW(JPN)」は、2018/7/15に韓国で行われた。日本チーム同士の対戦ながらありがたいことに、みかん坊やの選手紹介の時に会場から歓声が上がるなど”分かってる”お客さんに恵まれたようだ。

 シーズンをアジア首位で通過したGWのシーズン1個人成績はこの通り。レギュラーシーズンでの同カードは遡ることWeek1 Day3 Match1の日本開幕戦、「PNS 0-2 GW」という結果だった。当時は”番狂わせ”や”波乱の幕開け”と騒がれたものだが、今やGWの実力を疑うファンはいないだろう。
 開幕戦時に挑戦者だったGWがいまやPNSの挑戦を待ち構える立場。開幕戦と最終戦たるファイナルが同一カードというあたり、運命の女神さまの暗躍を感じざるを得ない。

 ファイナルの試合結果。GWがタワー1本すら落とせず迎えたSet3、マッチアップはフチ(PNS) vs アマテラス(GW)という日本一決定戦FINAL2017の決勝の再現に。両者3クラウン勝利を1つずつ獲り、延長引き分けを挟んだ第4ゲーム、またしても3クラウンで勝負がついた。フチにとってこれはCRL6戦目(RS:4+PS:2)の1on1出場にして待望の初勝利であった。”今シーズンもっとも地獄を見た男”フチに最後の最後でようやく、運命の女神さまは微笑みかけてくれたのだ。
 この勝利でフチはFinal MVPに輝くことにもなった。PONOS Sportsフチ、おめでとう! 公式戦から離れること約1カ月と試合勘の影響を感じさせたFinalのGWだったが、彼らのレギュラーシーズンでの勝利の価値が減ずるものでは全くない。GameWith、おつかれさま! また、シーズン1をここまで戦ったほかの10チームの選手スタッフ、3会場の運営の皆さん、実況解説陣、公式さんなどすべての関係者にも感謝の気持ちしかない。実によいものを見せて頂きました、ありがとう!■


1-4. Season1 タイトル、表彰

クラロワリーグアジア/CRL Asia 2018
・Season1 優勝チーム PONOS Sports(JPN-Div)
・Season1 最多勝利プレーヤー みかん坊や/mikan bouya(PNS)
・Season1 ベスト1v1プレーヤー X-bow master(KZD)
・Season1 ベスト2v2ペア RAD & 焼き鳥/Yakitori(FAV)
・Season1 Finals MVP フチ/Fuchi(PNS)


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+. Score cards

Semi-Playoff

Playoff

Playoff Final


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+. Youtube Archives

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Playoff

Playoff Final

+. League Information

クラロワリーグ アジア」Clash Royale League Asia, CRL Asia
Official HP(JP/EN/CN/KR)
https://crl-asia.com/jp/
Youtube(JP) クラロワリーグ アジア
https://www.youtube.com/channel/UCtECyE5fuzAqMi1zNLnttIg/featured
Youtube(EN) Clash Royale League Asia
https://www.youtube.com/channel/UC93yASowKvnrUpvWsCe4F7A/featured
Youtube(CN) 皇室戰爭職業聯賽 亞洲賽區
https://www.youtube.com/channel/UCpmxCb5IK9HrN91zqGIt20w/featured
Youtube(KR) 클래시 로얄 리그 아시아
https://www.youtube.com/channel/UCHckjM64zrnMdB-D8cvuPew/featured


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(余談)完全な私事ながら。当時Final直前のこのtweet(↑)を幸運にもなぜかあのドズル氏にリツイートして頂けました。根がミーハーなので、大変驚くとともに試合前からテンション爆上がりでした。いい記念です。

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お読み頂きありがとうございました。次回は番外です。
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