見出し画像

クラロワリーグ | CRL Asia | Thank you and farewell, "koo"

クラッシュ・ロワイヤル』の公式eスポーツリーグ「クラロワリーグ アジア」(Clash Royale League Asia, CRL Asia) 2018シーズンにおいて、日本のチームDetonatioN Gamingに所属して活躍した”koo”選手が、2019年1月4日、プロゲーマーの引退とYoutuberへの専念を自身のYoutubeチャンネルにて動画で発表した。
このニュースは、翌日のDNGのPRや、『クラロワ』ゲーム内のesportsタブでもアナウンスされた。彼の決断についてSNS上で様々な意見が飛び交ったのも記憶に新しい。


CRL Asiaにおけるkooの公式戦個人成績はこの通り。

画像1

kooの主戦場は、チームメイトの選手兼監督Lewisと組んだ2v2だった。Season1、2共に勝ち越す安定した戦いぶりと共に、勝利パフォーマンスでの”出来る兄とやんちゃな弟”風な関係性でもファンを楽しませた。

1v1、KOHにはあまり出番のなかったkooだったが、S2最終週 Week10 Day3 Match1 のSet3(KOH)ではなんとAll Kill(3人抜き)を達成。最後の最後に大きな仕事をやってのけた。このKOH3連戦の2戦目では、ランバージャックの「エリート・ランバー」級活躍という珍プレー好プレーがあり、実況・解説ドズルの名調子とともに、大きな話題になった。

◆ ◆

"Pro Gamer"kooとしての兄貴分がLewisなら、"Youtuber"kooとしての兄貴分はきおきおということになる。kooの動画のバラエティ感やサムネイルのセンスにはきおきおの薫陶が既にうかがえる。「捨てっすね!」キャラを定着させるあたりYoutuberとしても只者ではなさそうだ。Lewisも最近Youtubeを始めたため、"Playerとしては弟分だがYoutuberとしては先輩"と言った逆転現象も起こっている。コラボ動画が観れる日も近いのかもしれない。

kooの動画について個人的に興味深いのは、デリケートな話題であっても、これはおかしいこれは正しいと彼が感じたことを饒舌でなくとも誠実に伝えようとする姿勢である。きっと彼はそれをなあなあでは済ませられない人間なのだ。koo channelは攻略動画やバラエティが中心になっていくことだろうが、彼独自の「モノ申す」資質も大事にして行ってほしいと思う。

◆ ◆ ◆

話は変わるが・・・

CRL Asia 2018シーズンの日本開幕戦にはゴブリンが出現したことで話題になった。しかし、2019シーズンの試合地は全試合韓国である。魔物を輸出することは国際問題にもなりかねないし、今季の召喚は難しいだろう。

でも、でも人型ユニットならワンチャン・・・。たとえば、あくまでたとえばなんですけど、ホグライダーとかいかがなものでしょうか、運営さん? ぴったりのYoutuber、1人心当たりがありましてね。

Thank you and farewell, "koo" !


◆ ◆ ◆ ◆

+. League Information

クラロワリーグ アジア」Clash Royale League Asia, CRL Asia
Official HP(JP/EN/CN/KR)
https://crl-asia.com/jp/
Youtube CH(JP)
https://www.youtube.com/channel/UCtECyE5fuzAqMi1zNLnttIg/featured


◆ ◆ ◆ ◆ ◆

追記(後日談)。

プロ選手としての道は引退したkooだったが、その後、CRL公式戦へ「解説者」として戻ってくることが発表された。CRL Asia S1 Week1 Day2 (04/27)、ベテラン実況者kuroebiとのコンビで早くも初解説。なんとこのシーズン、日本語CHの解説者として最多登板を果たした。■

画像2


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?