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【CRL Asia/クラロワリーグアジア】re: 2018-S1-Week5. シーズン折り返し。ひた走るGameWithとPONOSの背中を皆が追う

 おつかれさまです、kabutomです。
 クラロワリーグ(CRL)2019シーズンが待ち切れない貴方のための「CRL Asia 2018シーズン一挙ふりかえり」連載第5回。今日は、CRL Asia 2018-Season1-Week5 をざっくりふりかえります。

1. Weekly Report

  クラロワリーグ アジア(CRL Asia) S1 Week5は、Inter Division(地区間対決)の東南アジア-韓国戦(SEA-KOR)。試合地は韓国。日本勢は今週お休み。

 Week5(2018/5/25~27)の試合結果はこの通り。「SEA 3 : 5 KOR」と韓国勢が勝ち越した。SEA-Div首位を走ってきたBEの2連敗が気に懸かる。開幕3連敗した2つのチームahqSBが揃って今節2連勝。エンジンがかかってきた。

 Week5までの順位表。全チーム同じ7試合を消化したので分かりやすい。
 アジア全体の首位は今週試合のなかったGW(JPN-Div)、2位はPNS(JPN-Div)。シーズンの行方が少しずつ見えてきた気もするが、基本的には団子状態。まだまだ予断は許さない。

 個人成績(1on1)。ゲーム勝率(G%)順のTop20。今週からセット勝敗(Set,W,L)も表示していく。
 さっそくSet数を見ると、X-bow masterが8、Xiakeが7とダントツ。KZDahqの両チームが1on1でエースを重用していることがよく分かる。

 個人成績(2on2)。ゲーム勝率(%)順のTop20。
 FAVRAD-焼き鳥ペアは5セット戦って5セット勝利。無敗記録更新中

 個人成績(Total)。ゲーム勝率(%)順のTop20。今週からTotalの表に、1on1と2on2での内訳も併記してみた。これで選手がどっちで星を稼いでいるのか、そのタイプが少し読み取れるかと思う。


2. Topic: ひた走るGWとPNSの背中を皆が追うクラロワリーグアジア。シーズン折り返し

 Week5終わってCRL Asiaの全チームが同じ7試合を消化した。レギュラーシーズンは1回戦総当たりの全11試合なので、シーズンは既に折り返し地点を過ぎた。厳しくも楽しい終盤戦のはじまりだ。

 順位表をもう一度おさらいする。JPN-Divの1位でありAsia全体の1位でもあるのがGW。それに次ぐのがPNSで、その下は団子状態というのが現在のレース状況である。今回のTopicでは、この2チームの強さについて少し整理しておきたいと思う。

2-1. のびのびGameWithと縁の下で支える大庭監督

GameWith(GW) CRL Asia JPN-DIv  Wiki
アマテラス
ユイヒイロshunKK19212ZEROS(途中加入) 
大庭仙充(監督)

 GameWith(GW)は、ゲーム攻略でおなじみGameWithがCRL参入を機に新設したプロチーム。開幕時ロスター4人は18歳・18歳・16歳・16歳の居住地もバラバラな現役学生4人。この非常に若い顔ぶれを率いる大庭監督28歳には、クラロワ監督業だけでなく、全国区レベルの部活動の顧問の先生に近いはたらきが求められたはずだ。

 GWの選手起用の特長は「2on2は2組のペアを交互に使う」「1on1には全員が満遍なく出る」というものだ。だれか特定の選手を偏って起用したりはしない。GWのここまでの好調さは選手全員の活躍が1番の理由であるが、若き彼らがのびのびと力を発揮できるようにチームのルールを設定し、縁の下からサポートしてきたチームマネジメントの勝利なのだと思う。

 全員が好調なGW選手たちだが、その中で1人をPickupするなら”クラロワ王子”shunだろう。開幕戦で前年王者フチを破るという鮮烈なデビューを飾った彼だがその後も好調さを維持し、あれがまぐれ勝ちでなかったことを証明し続けている。代名詞となるような得意デッキを彼は持たないが、何を使ってくるか読めないデッキチョイスは「BAN Pick」ルールのあるCRLにうまくフィットしたと言える。今最も目が離せない選手の1人だ。


2-2. PONOS流、みかん坊やの最も正しい使い方

PONOS Sports(PNS)  CRL Asia JPN-DIv  Wiki
みかん坊や※(監督兼任)/フチ※/ライキジョーンズ天GOD
※:特別選手

 PONOS Sports(PNS)は、『にゃんこ大戦争』などの人気アプリを開発しているPONOSの新設esportsチーム。PNSには「ゲーマー社員」というユニークな制度があり、クラロワ部門のメンバーもその枠で入団したようだ。

 PNSの選手起用の特長は、エースであり選手兼監督のみかん坊やの使い方にある。CRL AsiaのFormatは「Set1(1on1) - Set2(2on2) - Set3(1on1)」の3セットマッチであり、大エースがいたら1on1に2回(Set1,3)起用したくなるのが人情である。しかしPNSはそれをしない。「みかん坊やはSet2に固定。Set3までもつれた時のみ1on1に使う」という方針をとった。長い目でチームメンバ全員の経験値を上げていくことを大事にしているのだ。

 もう1人の特別選手フチが連敗の長いトンネルの中にいること、2on2のペアはどの組み合わせがベストなのか依然答えが出ないことなど、実はPNSにも課題は多い。裏を返せば、そんな課題を抱えながらもアジア2位に立ってしまう彼らのポテンシャルや伸びしろは非常に大きい。PNSがチームとして目指すその完成形を早く目にしたいものだ。■


◆ ◆ ◆ ◆

+. Score cards

Day1 Match1
・ここまでアジア最下位を争う苦しいOGN、貴重な1勝

Day1 Match2
・Set1、yugi art(CT)うれしい初勝利

Day1 Match3
・Set1はSBの不戦勝。Visa取得の関係でBE側の選手が2名しか揃わなかったため。見る側としても残念な事態だった。国際戦であり、しかも3か国を転戦するCRL Asiaゆえの難しさだろうか

Day2 Match1
・Set1、台湾のXiakeと韓国のX-bow master。国を代表する有名選手であり、チームの1on1を一手に担うエース同士の直接対決

Day2 Match2
・Set2、OP.GGペア、3戦中2度3クラウン勝利と超攻撃的に決める

Day2 Match3
SBはこれで今節2連勝。エンジンがかかってきた

Day3 Match1
・Set1,Set3でX-bow master、2-0 2-0の完封勝利。「もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな」

Day3 Match2
・Set1Game1で、BANカードの誤使用による反則負けが発生。CRL Asiaで初の残念な事態。しかし、その動揺を抑え逆転勝利を遂げたKangxiの精神力には脱帽の一言


+. Media reports

nothing.

+. Youtube Archives

Day1

Day2

Day3

+. League Information

クラロワリーグ アジア」Clash Royale League Asia, CRL Asia
Official HP(JP/EN/CN/KR)
https://crl-asia.com/jp/
Youtube(JP) クラロワリーグ アジア
https://www.youtube.com/channel/UCtECyE5fuzAqMi1zNLnttIg/featured
Youtube(EN) Clash Royale League Asia
https://www.youtube.com/channel/UC93yASowKvnrUpvWsCe4F7A/featured
Youtube(CN) 皇室戰爭職業聯賽 亞洲賽區
https://www.youtube.com/channel/UCpmxCb5IK9HrN91zqGIt20w/featured
Youtube(KR) 클래시 로얄 리그 아시아
https://www.youtube.com/channel/UCHckjM64zrnMdB-D8cvuPew/featured


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