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長崎・五島列島遠征ー教会編

下五島・福江島。
至るところでサムシング・グレートを感じる。

堂崎教会はレンガ造のこじんまりとした教会。
教会内には隠れキリシタンにまつわる書き物、粗末が故に尊い像が、流れる時を留めている。

十九歳で殉教したヨハネ五島の像。

雨は車を停めて教会へ向かうと、小雨に変わったり、降りやんだり。

水ノ浦教会。
ここにもルルド。

アテンドしてくれる友だちは、さかんに一瞬でも晴れないかなぁ...と。

嬉しい配慮だが、ぼくには、この曇天の島がこころに映る。

水ノ浦教会から三井楽地区へ向かう。
三井楽の柏崎には空海由来の石碑がある。

「辞本崖」空海は“日本の最果ての地を去る”の意味を込めている。
ここは「遣唐使・近世捕鯨遺跡」でもある。

沖に見えるのは姫島。あの世とこの世の際だという。
日本人キリシタン信者の墓には洗礼名が付記されている。
福江島はトライアスロンの島でもあった。

全島を巡ることが出来たのは、ひとえに友だちの好意。

友だちはありがたい。

至るところでサムシング・グレートの気配を感じる島。

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