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元旦に諭された。日々の平穏は、およそ奇跡のようなものなのだ、と。

油断でした。

お見舞いと、ご冥福を。

昨年、あんなに元気だった家人のお母さんが、あっけなく逝ってしまった時、ほんとうに何が起こるかわからないものだ、と肝に銘じたつもりでいた。

盃を干し、お膳の上で迷い箸。

朝からの酒に、ここちよく午睡。

何事もないのが一番などと、呑気な事を。

こころして、日々を誠実に生き抜く。

それしかないよね、それぐらいしか出来ないよね。

一年が、また始まりました。


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