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7 インディアンの歴史と現状

ミタキオヤスン!
かちなです!

上の写真は、🇺🇸アリゾナ州•キャニオンデシェリーのナバホ族の方に織物を見せていただいた写真です。

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私の書籍『ミタキオヤスン』を元に書いています。

前回からの続きで、今回はインディアンの歴史と現状についてお話ししていきます。

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 インディアンの先祖は、氷河期頃からアメリカ大陸全土で自然とバランスを取りながら、スピリチュアリティーを大切にして環境に適した生活習慣と文化を作って生活してきたと言われています。
 1492年にコロンブスがアメリカ大陸を発見し、ヨーロッパの国々が入植を始めました。移住者と共存しようとしていた部族もあった様ですが、移住者は土地の資源を独占するために、定住地の拡大を国家使命として、1830年に「強制移住法」を制定して、母なる大地をインディアンから奪い取り始めました。スピリチュアリティーを信じて自然と共存する野蛮な人種として彼等を辺鄙な場所へ追いやったのです。5万人ものインディアンがミシシッピ川より西へ移住させられ、東側は移住者である白人に解放されました。
 この時移住者は土地を奪っただけでなく、伝統的な生活も強制的に変え様としました。1800年代はインディアンの服装や髪型をする事が許されず、羽さえ持ってはいけないとされ、儀式ができなかったとバーノンから聞きました。
 移住者との戦いは何度も繰り返され、インディアンの多くの命や部族が姿を消していきました。
 アメリカの政策により、伝統とスピリチュアリティーを捨てたインディアンは、辺鄙な居留区内で水道や電気、教育を与えられて生活する様になったものの、白人の文明社会に馴染めずアルコールやドラッグ中毒に犯される率や自殺率が高くなっています。
 伝統を守るインディアン達の人生観や生活観は最近では見直されていますが、未だ深刻な問題を沢山抱えているのが現状なのです。

 私はバーノンからインディアンの生きる姿勢を学び、その素晴らしさをこちらに投稿することで皆様にお伝えしたいと思っています。

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私もあなたを応援しています!
では、ミタキオヤスン!

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「ミタキオヤスン」とは、インディアンの言葉で、「私につながる万物に感謝する」という意味です。

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