執筆チーム：角谷りさ・羽織愛・前川理有子・三井あかり

『あ』 の口で 『お』 って言えない！

私は以前、
「Oの音は『あ』の口で『お』と言うんです。じゃ、言ってみて。」と、
ヒジを舐めるのと同じくらい難しいことを要求されたことがあります。

当時は、よくわからず
「えー！！私の口からは『あ』の口では『あ』しか出ないー！
　早く『あ』の口で『お』を出せるようになりたい！」
と、全力で訳の分からぬ方向に努力していました。

いつか私の『あ』の口から『お』が出ることを願って練習しましたが
結局『あ』の口から『お』がでることはありませんでした。

今となっては「そりゃそーだろ！」と思うのですが、当時は、大真面目に
『あ』から『お』を出そうと必死でした🏃‍♀️。

生徒は、先生の言うことは正しいものだと思っていますから、真面目で一生懸命な子ほど、忠実に先生の真似をします。
だから教える側に立ったら、安易に物事を教えることの危険性を理解して、自分が教えることには責任を持たなきゃいけないですよね。

この他にも、O の音に関して、生徒を路頭に迷わす間違った教え方が多数存在します。