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【もうすぐ締切!】河野裕『昨日星を探した言い訳』への感想をお待ちしています

現在、「 #読書の秋2020 」にて読書感想文を募集中の『昨日星を探した言い訳』、書店員さんと読者の皆さまの熱い支持を受け、発売からまたたくまに版を重ね、多くの方々にお読みいただいております(感謝)。

どんな物語かご存じない皆さまに、まずはあらすじをご紹介します。

(あらすじ)
自分の声へのコンプレックスから寡黙になった坂口孝文は、全寮制の中高一貫校・制道院学園に進学した。
中学2年への進級の際、生まれつき緑色の瞳を持ち、映画監督の清寺時生を養父とする茅森良子が転入してくる。目の色による差別が、表向きにはなくなったこの国で、茅森は総理大臣となり真の平等な社会を創ることを目標にしていた。第一歩として、政財界に人材を輩出する名門・制道院で生徒会長になることを目指す茅森と坂口は同じ図書委員になる。2人は1日かけて30キロを歩く学校の伝統行事〈拝望会〉の改革と、坂口が運営する秘密地下組織〈清掃員〉の活動を通じて協力関係を深め、惹かれ合っていく。
拝望会当日、坂口は茅森から秘密を打ち明けられる。茅森が制道院に転入して図書委員になったのは、昔一度だけ目にした、養父・清寺時生の幻の脚本「イルカの唄」を探すためだった――。

そして本作刊行の際に、書評家・ライターの吉田大助さんが寄せてくださった応援コメントがコチラ。

(吉田大助さん応援コメント)
「コミュニティとルール」「他者との対話」を描き続けてきた著者が辿り着いた、愛と倫理の物語。
かすかなファンタジーを取り入れながらも、現在の世界情勢を吸い込んだ学園生活の描写はとびきりリアル。
日常生活に潜む「政治」を取り出し、エンターテインメント化する筆捌きに痺れた。
問答無用の著者最高傑作!!

さらに、実は本作、最も面白いと評価される作品に贈られる、第11回山田風太郎賞の候補作にもなりました。
惜しくも次点で受賞は逃したのですが、筒井康隆先生や奥泉光先生ら、錚々たる方々が、本作を「選評」してくださっています。
『昨日星を探した言い訳』を含む候補作の選評全文がカドブンで無料で読めます。スゴイ!

ということで皆さん、本作の感想を書いて、先生方の選評や吉田大助さんの応援コメントと並んでみませんか? 本を読むだけでは終わらない、新しい世界への第一歩を是非!

締切まであと1週間! ぜひ、ぜひ、感想をお寄せください~。
#昨日星を探した言い訳




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