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俗・ふっクラのチャンネル名変更に関するあれこれ覚書

※最終段落の「こういうところが好きだしもっと見たいんだけどなあ」を ちょと修正 4/16



前回の記事がじりじりスキ増え続けてる、どっかに晒されたか?

まあいいや。


前回の記事ではまだ話題がホットだったのでふんわりした言い方にとどめたんですけどやっぱ言いたいことは書いとこ〜〜、でもって読んでほしいけど広まってほしくないから有料記事にしといて、金出してでも読みたい人はまあ読めるくらいにしとこ、と思いました。
なおなんらかのアカウントでわたしと相互になってる人は声かけてくれれば全文見せるのでお声かけください。

あとここを音読してからこの先に進んでほしい。

これはBHBとはなんの関係もないただのファンによる妄想のまとめです。事実が全く違う可能性は全然あります。



「会社にしか友達がいない。」のヘッダーがかまど氏作成であると考える根拠

「photoshopけっこう使える」って思ってる非デザイナーがやりがちなこといくつかやってんなと思ったので。

ヘッダー全面画像貼ってくれてたポストみつからなかったのでこれで。


画像ガビガビだからデザイナーの制作物ではないと思う

これはphotoshopでjpg画像を取り込んで、かつスマートオブジェクト形式にしなかったからでしょう。

jpgってのは編集して保存したりコピーしたりするたびに毎回画質が劣化するファイル形式です。Xなどで画像でレスする人たちの漫画のコマががびがびなのはjpg形式の保存とアップロードと保存を繰り返してるからです。
たぶんふたばとかの古い掲示板がjpgにしか対応してないんじゃないかな?pngでアップロードしてもjpgに変換されちゃうとか。あとはAndroidで保存する際にjpgにされるとか。

pngはこれらの劣化が発生しない形式で、ウェブに使う画像を扱ってる専門職の人間はよほどのことがないかぎりjpg画像は扱わないです。今は基本png、ウェブ制作で新しめのところはwebpとかで、iOSの専用形式がheic。

で、photoshopで画像編集するためにjpgの写真を取り込むと、軽く縮小してみたり拡大してみたり、という試行錯誤ですらphotoshop内では「保存」とみなされてしまうんですね。
photoshopでjpg写真をちょっと縮小してみて、やっぱりもう少し大きめで、というレイアウトの試行錯誤を10回もするとjpgで10回の劣化が発生してしまうということです。読み込む際に「スマートオブジェクト」形式でjpgを取り込むとこれが発生しないんですが、スマートオブジェクトの挙動って知らない人はちょっと「??」ってなるので、かつスマートオブジェクトにしないでもレイアウトはできるので、やらなかったんでしょうね。

このへんの扱い、BHBに入社できるレベルのデザイナーが知らないわけがない。

ちなみに、逆にホラー系の写真っぽい荒らし方にしたい場合はjpg保存を繰り返すとあっというまにそれっぽい劣化になります。やってみよう。


カラーリングの産地があまりにも「かまど」さん

このグリーンですよ。

「会社にしか友達がいない。」のヘッダーもこのグリーンでしたね。

ピーコックグリーンというかシーグリーンというか、この青緑は、かまどさんがかなり好きな色みたいでいろんなところに見られます。
歴代かまみくのイメージカラーもそうですし、彼がイラストを描く記事でも頻出します。
カラーコードは厳密に統一されてるでもなく、毎回色相も微妙にずれてるので、おそらく手癖で「一番いい色」と思った時に出てくるのがこの色(に近しい群)なのでしょう。
(彼がイラスト化される際のみくのしんさんの髪色もこのシーグリーンに属してて、愛……と思ったりしています)

わたしはいい歳のウェブデザイナーなのですが、いい歳なので採用に関わることもあります。で、いろんなデザイナーのポートフォリオ(作品集)を見てて、そこで気づいたことが「デザイナーの制作するカラーのトーン、本人のパーソナルカラーとほぼ一致してるな」ということです。

たとえばポートフォリオが全般的にパステルめのデザイナーは本人に会うとどうみてもパーソナルカラーがサマーだし、ポートフォリオが玩具的なカラフルさの人は会うとスプリングだし、重めな色が多いポートフォリオの人はオータムです。
これは当人が無意識的に「自分にとって居心地の良いトーン」で制作物を作り上げようとするからではないかな、と思ってます。男子高校生はバイキングで肉しか皿に盛らないし中高年は野菜を多く盛るみたいなもんです。

つまりデザイン専門にやってる人ですら「配色」にはイラストの絵柄と同じくらいに手癖が出ます。その手癖を、あのヘッダーから強く感じたということです。
シーグリーンと、あの白と紅色(紅色て)でわりと確信。
あれは社内にデザイナーが複数人いるし、頼める状況のはずなのに、本人が作ってる。

チャンネル全体としてのフォントの選択が専門職のそれではない

これけっこう難癖と言われるかもしれないんですけども。
「会社にしか友達がいない。」のチャンネル名は、いわゆるエモ文字です。細いサインペンでの斜めあがりの女性文字。

この書体をチャンネル名のロゴにするなら、デザイナーならそのロゴに合わせたあしらいを整えていくんですよ。ロゴって世界観の中央だから。

「ふっくらすずめクラブ」のヘッダーとアイコンはそこがうまくて、色のリレーションはもちろんフォントの選定も専門職のそれを感じます。丸みのつよいゴシックで「ふっくら」感を出し、2色のメインカラーでイメージ付けて、カラーの印象とチャンネル名を強くつけるために写真をモノクロにして情報量を落とした配置。

が、「会社にしか友達がいない。」のヘッダーは、タイトルだけがエモ文字で、それ以外の要素が全部いつものかまど風。

おそらく、おそらくですが「若者にうけるのはこういうフォント」「若者文化っぽいのはこういうフォント」というところだけ認識してひっぱってきて、で、他の配色と更新時間のフォント選定とあしらいがいつもの手癖。
世界観が違いすぎる。渋谷の真ん中にあるふっるい古着屋に韓国アイドル系ファッションの子をとりあえず配置したみたいな……いやなんかそれはちょっとオシャレかもしれんな…… とにかく背景と真ん中の被写体が全然ちがうし真ん中の被写体がどっかから適当に借りてきたもの感がすごい。

で、ヘッダーはエモ文字なのにアイキャッチはまた違うフォント。これがまたエモ文字系の世界ともかまどさんの世界観ともずれている。これはガジェット系男性Vlog系でよく見るかんじのパターンのやつかな?

おそらく「ロゴ」の重要性を認識していない人による制作物であり、これも「デザイナーでなくて本人が作ったんじゃねえかなあ……」と私が思う根拠の一つです。

これと画像ガビガビが合わさって「なんかおかしいぞ」というモキュメンタリー説に繋がったんでは? ウェブを見てる人、違和感の言語化はできなくても「なんかおかしいぞ」は的確に察知、認識するから。

その他細かいこといろいろ

あとね〜あの「エモ文字」をロゴにするなら、そしてダウナー系身内系で売るなら、動画サムネは極太ゴシックの黒袋文字長体(これもとってもかまどさんのセンスを感じる)ではなく、画面全体に20か30%くらいの黒乗算かけて極太明朝体の白だと思う。これはデザイナーなら八割くらいに同意してもらえると思う。
とにかくロゴの選定とその意味の雑さがめちゃ違和感でした。

あとメイン写真のふちにシーグリーンの枠つけてその下に写真もう一枚重ねてるけど、これもデザイナーだったらそういう処理はしねえな〜。下側の写真に乗算でカラーのせるとかスクリーントーン風のドットパターンのせるとかドロップシャドウつけるとかになると思うな〜。


以下、本稿の本番

という「デザイン一式はかまどさんがやってんだろうな」「というか、なんならいっそ動画編集も本人がやってる痕跡あんなあ」というところ(動画には詳しくないのでこれは完全に推測)、これらをふまえて(ここまで3000文字ある)、こっから本番。
深夜二時の居酒屋でぐでんぐでんになってる女が一升瓶抱えながらくだまいてると思って以下を読んでください。

かまどさんファンとかまどさんは読まない方がいい。


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