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生活の中での ”不自由さ” が教えてくれること

時々、ふとしたハプニングで、それまでの当たり前の状態が当たり前でなくなる時。
私は、余程の事態でない限り、敢えてその状態を受け入れて過ごしてみる、ということ試してみます。

面白いことに、不自由さや不便さと引き換えに、色々と気付けることがあるんですよ。
今日はそんな話を。


以前、部屋のライト(蛍光灯)が切れてしまった時。
最初は、仕事から帰宅しても部屋が真っ暗な状態なので、困り果てたわけです。
とりあえず代替に、以前購入してしばらく出番がなかったアンティークの間接照明を持ち出して使ってみることにしました。


部屋がほんのり柔らかい明かりに包まれて、
「お!これはこれで、悪くないね。」
と、何なら心地よく感じたんですね。


以前であれば、帰宅後に速攻でお風呂に入り、その後PCを開いて仕事の続きをしてしまったり、SNSのチェックをしてしまったり…と。
なかなか仕事モードからOFFモードに切り替えることができず、
脳がいつまでも冴えてしまっている状態でした。
また、脳や体は疲れているはずなのに、なかなか寝付けなかったり、
明け方に目が覚めてしまったり、
起床しても体のダルさが抜けてないな、と思うこともありました。

でも、間接照明に替えたことで、
お風呂上がりに、部屋の中で濃厚なオレンジ色の優しい明かりに包まれていると、PCやスマホをチェックする前に、自然に睡魔が訪れてくれるのです。
何よりも、睡眠の質がグンと高まったんですね。

これは、思わぬ効果と発見でした。

その後、蛍光灯は購入したのですが、
今でも夜になると間接照明に切り替えて過ごすようにしましたよ。


そして、最近新たなハプニングが起きました。
テレビが急に故障してしまったのです。


蛍光灯が切れた時の発見があったので、今回も敢えてこの状態で過ごしてみることにしました。


するとやはり大きな気づきがあったんですね。

以前は、仕事がひと段落ついた時や少し集中力が途切れてしまった時など、
何気なくテレビをポチッとつけてしまっていたのです。
時には、そのままダラダラと見続けてしまう、、なんてこともありました。


それができなくなってしまった今。
とても集中力が高まったのが分かります。


また、リフレッシュのためにテレビを付けてしまっていた無意識の行動の代わりに、ストレッチをしたり、散歩したり、読書の時間に充てることが出来ていて、その方が余程リフレッシュ出来るのですね。


当たり前の習慣や考え方を意識的に変えてみることって、それこそ意思を強く持たなければ、なかなかその一歩を踏み出せないこともある思います。
ですが、このように意図せずその機会を得られることで、思わぬ嬉しい発見や効果に気づくこともできる。

不自由や不便さがもたらしてくれる気づきも良いものだな、と思っています。

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