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シールド戦で勝つために必要なこと

ひかる伝説や迅雷スパークのシールド戦の経験者として、今回のリミックスバウトのシールド戦について解説していきます。

今回は事前予約ということで、前回よりも参加者の幅が広がっています。ただ、シールド戦は資産差がない公平な勝負!という受け売りを真に受けて参加すると普通に経験者に負けます。大型大会決勝トーナメント常連と身内で月に1回くらいカードしばいてる人がいたとして、お互いに前回の大型大会で優勝したデッキを使ったらどうなるか。どうなりますか?普通に経験者が勝ちます。10回やったら8,9回は経験者が勝つと思います。1回勝てた!で喜んでたらミュウツーHRはもらえません。何回か勝ち続けて優勝する必要があります。じゃあなんでカード資産が一緒なのに勝てないのか。

理由は「戦い方を知っているから」です。この言い方なんて別になんでもいいです。慣れてるからとか、対応できる幅が広いからとか、知識があるからとか。噛み砕いていうと、「こういう時にはこうしたらいい!」と知っているかどうか、ということです。

こういう場面ならこうする、というのはある程度勝負に慣れてないと分かりません。頭使う対戦というのはこういう場面ならこうするを知ってるだけで有利になります。カードゲームというのは動物の喧嘩みたいな本能とか直感じゃないです。しかも一瞬一瞬の判断がものをいうスポーツと違って、こういう時はどうするんだっけ、と考える時間が少しはあります。日々命がけの戦いをしてる動物とか、一瞬で最善手を考えてその通りに身体に命令送るスポーツ選手から見たらカードゲームなんてヌルゲーに映るかもしれません。

カードゲームも頭使うスポーツなんやぞ、ということを一瞬でも考えたことのある人は、今回のシールド戦でもちゃんと頭を使いましょう。運動神経なんて必要ありません。頭使ったら勝てるスポーツです。

ごちゃごちゃ言いましたが、要するに、ぶっつけ本番ではミュウツーは手に入りません。頭使って戦い方の勉強をしましょう。受験の時だけ本気で頭回したら東大合格するんか?ちゃうやろ、小中高と頭使って、受験当日にも頭使ったやつが合格するんやろ?受験にフライングはありません。塾とかでよく聞くやつ。じゃあシールド戦もフライングはありません。しかも、使えるカードはたったの64種類。出題範囲狭すぎワロタ。簡単に勝てるわこんなん。

シールド戦の模擬戦1回やるのにいくらや?2250円(税別)。いやー高い、高いな!


シールド戦では、普段のスタンダードレギュと異なり、ルールを読んだだけでは掴めない特殊な動きや縛りがあります。これまでのシールド戦を踏まえてと、リミックスバウトでシールド戦模擬戦をやってみた身として、しっかり警鐘を鳴らしていきたいと思います。

当日の持ち物について

公式サイトに書いてあるやつだけだと不十分です。
・現金
 クレカ使えないとこもあるので、ちゃんと準備しておきましょう。しかもちょっと多めに。今から言いますが、デッキシールドやダメカンを忘れた時に困ります。

・腕時計
 壁掛け時計が用意されていたり、電光掲示板があったりと設備がいいところも多いのですが、自分のものを持っておきましょう。相手のプレイングが極端に遅い場合、腕時計をスッとみる動作をちょっと大袈裟にしてプレッシャーをかけたりもできます。やりすぎはダメです。ちなみにシールド戦レギュではサイドは4枚なので、ほぼほぼ25分で終わります。

・デッキシールド(64枚)
 あった方がいいみたいな認識だと思うんですが、必須です。しかも結構新しいやつ。例えば、端っこが少し折れているデッキシールドが1枚でもあると失格になります(もしくはその場で新品を購入させられます)。未開封のデッキシールドの一つや二つ、ポケカオタクなら持ってると思うので、新品を持っていきましょう。二重スリーブはダメです。

・ダメカンとGXマーカー
 これも公式サイトに書かれてないです。でも必須です。ちなみにプレイマットは使用不可の会場もあります。不正を防ぐためなので、駄々をこねないようにしましょう。

・硬めのスリーブもしくはダンボール
 ミュウツーGXを無事持ち帰るためにちゃんと準備しておきましょう。ただのデッキシールド1枚に入れるのじゃちょっと不安です。

・ボールペン
 ポケカのイベント慣れしてる人は当たり前のことかもしれませんが、これも必須です。スコアシートの記入に使います。会場によっては貸してくれません。購入させられます。シャーペンや鉛筆はダメです。

・おやつ
 飲食不可のところが多いのですが、決勝トーナメントに残った場合、合計で4〜5時間ぐらいかかります。腹が減っては戦ができぬですので、飲み物とおやつぐらいはカバンに入れておきましょう。


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