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家族留学してきましたvol.2


家族留学に参加したお話!

家族留学とは、子育て家庭で一日を共にし、子どもがいる生活を肌で感じながらご両親にお話をお伺いして、その生活のイメージをわきやすくするプログラムのこと。プログラム詳細はこちら→https://manma.co/

前回は、ご家族と一緒に過ごした一日を簡単に追いましたが、今回はこの留学を通して改めて感じ考えたこと。

前回の記事はこちら↓

留学先のご家族はとても優しくて、とにかく姉弟の仲が良い!お姉ちゃんも弟くんも、お互いを思いやっていて怒ることが一度もなかった。それはご両親の優しさと愛情にあるんだなと、幼児教育専攻端くれの私も感じました。


さて、本題ですが、私は子どもを産んでも絶対に働き続けたいと思っています。就活を迎え、より将来のことを考え始めた今、もともと思い描いていた人生設計で本当にいいのかなと、不安になり始めた矢先のこの留学。鬱々と考え込んでしまう私ですが、お母様のお話を聞いて少し楽に考えられるようになりました。


まず、私が思い描いていた子育てと仕事

・幼稚園保育園に入れば日中はずっと預かっていてくれる
・子どもを産む前に仕事を辞めて、2歳3歳ぐらいになったら新しい仕事へ
・お母さんも働くからこそ、家事育児の精神的負担が全部のしかかってくるわけではない

実際(お母様の場合)

・保育園はまだ少ないが、幼稚園はしょっちゅう呼び出し(運動会等)
・子どもが病気になったとき、病児保育に預けて仕事に向かう自分。病気で苦しくて泣き叫ぶ子どもを、知らない人のところへ預けてまで仕事がしたいのか?と自問自答
・通勤電車でようやく一人になれたときの解放感
・妊娠初期の体調が一番つらいけど、まだ安定していないし見た目もわからないしで周りに言えずつらさは我慢
・今の幼稚園は専業主婦が多い
・子どもを産んでから新しい仕事となると、入社してすぐ時短勤務が必要となり働きづらい
・そもそも保育園の場合、預けるタイミングで母親にも職がなければ入園できない

と、ざっとこんな感じ。

印象は、とにかく思い描いていたものと全然違った。女性が働くことは当たり前になってきて、ワーキングマザーもそこそこ増えて、っていう時代だけどむしろ女性は生きづらくなっているのではないかとさえ感じた。

いくら時代が進んでも、やっぱり子どもを産むのは女性なわけで。子どもは絶対に欲しい私は、キャリアを考える上で避けて通れない問題。正直、今まで考えていた人生設計だとたぶんうまくいかない。


でも、お母様が会話の中で最も強調されていたのは

「子どもは生まれるときに生まれる」


妊娠も出産も想定通りにいくはずがない。

これを聞いて、私は将来を考えるうえで欠けていたことに気づきました。それは

柔軟性


子どもが生まれるタイミングなんてわからないし、そもそも私が子ども生むぐらいの時代はどうなってるかさえわからない。立てた計画は実行せねばと、完璧主義な部分が邪魔をしてこんなことに全然気づいていませんでした。


そしてもう一つ。子育てを通してお母様が気づいたこと。それは

時間への考え方


子どもが生まれる前みたいに家事をこなしているのではとても間に合わない。

加えて仕事にも行かなきゃいけない。人に任せられる部分はちゃんと任せて、自分だけがやるべきことを見極めて過ごすようにしているという。


”ワークライフバランス”とはよく言ったもので、ただ時間をかけて解決すれば今まではなんとかなっていたこともそうではなくなる。そのときに、それぞれのバランスを考えられること。



この留学を通して、漠然とでしかなかった将来の生活が実感を伴ってイメージできるようになりましたし、

女性って結局生きづらいと思うことも多い中で、それでもなんとか生きていきたいと思えたのも大きな収穫だったと思います。

そして子どもはやっぱり可愛かった!!


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