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78. デバイス登録 Web アプリ作成 ~ Azure Functions 編

前回の記事

はじめに

今回は、前回の最後に書いた通り、前回記事で試した、ASP.NET Core Web API 版を Azure Functions で試してみることにします。前回と今回の記事を見比べると、ASP.NET Core Web API と Azure Functions の違いが判るでしょう。

Azure Functions でプロジェクトを作る

早速、試していく事にします。先ず、Visual Studio 2022 で、Azure Functions 用プロジェクトテンプレートを使って、新しくプロジェクトを作成します。

Azure Functions プロジェクトの作成

3つ目のダイアログでは、Function のトリガーとして、
”Http trigger with Open API”
を選択しています。
出来上がったプロジェクトでは、Azure Function のロジックが、”Function1” という名前で雛形が作成されます。このままだと、微妙な名前なので、”Function1” を ”IoTReg”という名前に変更します。

ソリューションエクスプローラ上で、Function1.cs のアイコンを右クリックし、”名前の変更”を選択して、Function1 の部分を IoTReg に変更します。

名前の変更:”Function1”→”IoTReg”

途中、ダイアログが出るので、”はい”を選択します。class 名と method 名が連動して変わります。
…が、一部 Attribute で使われている引数の文字列が変わらないので、手動で変えておきます。(なんで変んねえんだ!こいつ…心のつぶやき)

デバイス登録コードを実装する

準備が整ったので、ASP.NET Core Web API プロジェクトで作成したコードを移植していきます。

NuGet パッケージのインストール

まず、前回と同様、Microsoft.Azure.Devices パッケージをインストールします。

Microsoft.Azure.Devices のインストール

コードの実装

全てを修正したコードを予め全て示しておき、個々のパートについて、順次解説していく事にします。

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