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女として生きること

爽やかな写真で失礼しますっ

すごいいい写真に見えるけど、昼飯食いすぎて頭おかしくなってる様子。
そしてこの30分後に別の飲み会があり、必死に消化しようとしている。
多分若干吐きそうになっているくらいな感じだけど、ハイドパークの青々とした芝生によって全てが「かぜぇにぃいいふかれてぇえ」となっている。
有吉ってほんと歌上手いんだよね。

まぁそんなこんなで、今日は国際女性デー。いえーい。
まぁ調べてください。どんな日か。

私の特権

私は、シスジェンダーで、今のところはヘテロセクシュアルだと、思う。
いわゆる、身体的に女性の身体を持ち、自分の性自認も女性で、恋愛感情を男性に求める。
でも、このコンビネーションは、結構マジョリティである。
だから、そうじゃない場合、周りに言い出しにくくてずっと心の中に収めておかなくちゃいけなかったり、はたまたカミングアウトしたことで、とんでもない迫害を受けてしまったりする。

自分が、ありのままでいることを、社会が認めない。
自分の大切な家族、お父さんやお母さんも、認めてくれない。

普通におかしいと思う。
これが、まず今日言いたいこと一つ目ね。

いつ、どんな時に、どんな女でいたいのか

ここからはまたちょっと別の話。
私がイギリスでジェンダー、メディア学を初めて勉強した時に出会った論文。名前も忘れちゃったんだけど、まぁこういうことが書いてあった。

「確かにジェンダー論的立場からすれば、女性らしさを押し付けるファッション誌は、批判の対象である。しかしながら、私は1人の女として、読者として、その雑誌を愛読している。」

(byごめんなさい本当に忘れちゃったあなた誰ですか)

私は、メイクが大好き。
最近、お世話になっているYなちゃんに、くれどなんとかボーテのめちゃ高いハイライトを買ってもらった。それまではキャンメイクだったので、やばい。あ、詳しくない方にわかりやすく説明すると、今までそこらへんの商店街で買った1500円くらいの運動靴から、いきなりエアジョーダン履きこなすっていう感じ。ありがとうYなちゃん。ありがとうエアジョーダン。

でも、別にすっぴんの自分も好き。
なんか最近眉毛を剃るのをやめたんだけど、すごい自分的には気持ちがいい。もちろん眉山の感じとかもろもろ、プロの方からすればちょっと整えた方がいいって感じなんだろうけど、まぁそもそもプロってなんだよって感じだし、私は私のプロなので、まぁ私っていう競技ではあなたはアマチュアですよねっていう感じ。

ジェンダー学って、幅広い。
フェミニストにもいろいろある。歴史的には第一派〜第三派までがあって、
政治的な権利を女性にも!(e.g. 投票権)っていうところから、なんでいつまでも女が家庭におらなあかんねんー!可愛い女であることに締め付けられるのはごめんじゃー!どっかいけー!っていうところから、そもそも女性として声を上げることができるっていう権利は、白人にしかなかったよね、黒人や有色人種の私たちには、声を上げる術すらなかったよね。っていうところまで。これも超シンプルにまとめた。この中にも、無数の分岐点があり、そこに、上記のトランスジェンダー的な話、つまり自分の身体は男性だけど心は女性とか、そういうことも合わさってくる。だから、そもそもこうやって派閥を分けるのもどうなんですか、っていう議論ももちろんある。

そんでね、まぁ学術的な議論がいかに発展するかっていうと、まぁ超簡単に言うと、論破ゲームなわけですよ。いやいやあなたこういうこと言ってるけど、それって本当にそうなんですか?その議論だったら、こういう人たちのこと忘れちゃってますけど大丈夫ですか?みたいな。だから、まぁちょっと今までの話聞いてたらわかると思うんだけど、結構ケンカ腰。お互いのアイデンティティはもちろん譲れないし、その経験から紡ぎ出される言葉があるからね。そりゃそうなる。

連帯を生むこと

私は、いろんな議論を読んでいて、ふむふむ。あーまぁね、そりゃあなたの時代背景と育った環境的にはそう考えるわなぁ、、みたいなのがすごいあるから、どれが正しいとかじゃないと思っている。

ただ、すごく悲しいなーって単純に思うのは、闘うべき敵が同じなのに、そこから脱線して、お互いの言葉尻を捉えて潰し合っていること。
もちろんこれが、具体的にどの議論で行われているかみたいなことは、私は今は踏み込みたくない。

でも、こういうことってよくあるでしょ?
いやいや、全然お互い一緒のこと言ってるのに、使う言葉が違ったり、言い方が悪かったりするせいで、めっちゃ喧嘩になる人たち。
あーもう、うん。まぁ喧嘩が好きなんだなって、私はちょっとすみっこで瓶ビールひっかけてるから、終わったら呼んでーって感じ。
私ももちろんカッとなって、おいおまえええええってなっちゃう時あるけどサ。うん。でもそういう時は絶対謝るよ、ごめんねって。今度奢るのでまた飲もうよ。

1人でやっても、どうにもならない。
私が今から、一生ペットボトルを買わないと心に誓ったとして、本当にそれを実行したとして、プラスチック問題は解決しない。
それなら、年に30本くらいはペットボトル買っちゃうけど、飲料メーカーやプラスチック業界にロビーイングして、そもそもの社会構造を変えるために動いたほうが、最終的にペットボトルに使用されるプラスチックや石油の量を削減できるかもしれない。

ここがね、連帯なんですよ。
マルクスだって「連帯しろよおおお」言うてたでしょ〜?(ちなみにマルクスはフェミ的には結構叩かれてるけど、私はマルクスフェミニズム好きだお)

もしかしたら、それぞれの思いや経験は、かけ離れているかもしれない。
でもね、今私たちが直面している社会問題って、元はといえば結構その根源が近いところにあったりするんだよね。

じゃあさ、一緒に協力しようぜ?
ほら、アベンジャーズだってさ、一回すんげぇチーム合戦みたいになって、もうなんか皆殺しの体裁だったけど、最終的にはクソみたいな敵にさ、みんなで立ち向かっていったわけじゃん。そういうこと。

アベンジャーズになろうぜみんな。私あの、あれがいい。
変な植木の人間みたいなやつ。あ、ガーディアンズオブギャラクシーのやつ。グルート!(今調べた)

FUCK家父長制, aka Patriarchy

はい。これが、私の人生のテーマです。
人生のテーマ多すぎて笑う。まぁ、どれも外せねんだわ、すまない。

性にまつわることでもやもやしてる人、多分原因ここ。
どれだけこのシステムを自分自身が内面化しているのかっていうこともそうだし、はたまた周りの人が結構これを内面化してしまっていることで、このシステムから脱そうとしているあなたが、周りとのギャップを感じている。
大体そんな感じ。

ここらへんも下手に私が説明すると話が長くなるので、興味がある方はぐぐってみてください。もしくは、普通に論文読んでみるのもいいと思うよ。google scholarとかで「家父長制」って調べたら結構いろいろ出てくるお。
(論文に苦手意識ある人、とりあえず1ページぺらーって読んでみよう。とりあえず最初の主旨説明みたいなとこだけでも。そこ読んだら好きなテレビ見ていいから。とりあえずそこまで読み終わったら私に教えて。)

学びは、いつでもあなたに訪れ、閃きとともに感動を与えてくれるっ
(これは俺の言葉)(てへへ)

あなたにとって、女であることが、男であることが、何を意味するのか

私は、対話や議論を産める人になりたい。
だから今回は、ぜひ最後に、皆さんに考えてほしいと思う。

いままでその身体と、その性自認を選んできて、どうでした?

女だから、男だから、もやもやしたことがあった?
あったとしたら、それは何がきっかけだった?
その経験は、他の人とどのような点で違った?

友達でも家族でも先生でも誰でも、話してみると楽しいよ。
おすすめは、おじいちゃんおばあちゃん。経験豊富でまじ笑うから。
(まぁ結構私たちの時代とは異なるジェンダー観を持っている場合が少なくないので、それは注意)


今日もロンドンは雨だよ。


言葉を司ることができる私たちだからこそ、
殺し合いのためでなく、より良い明日のために使いたい








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