嘘、

他の子と楽しそうに離さないで。
他の子を頭の片隅にも置いておかないで。

私が会いに行ったところで、
話せたところで、
貴方にとってはただのファンでしかなくて。

「ありがとう」って微笑むことも分かってて。

私にとっての貴方はこんなにも大きいのに、
貴方にとっての私が同じ存在じゃないことが、
物凄く寂しい。

表面上の優しさなんか求めてない。

貴方と目が合ったことに自信を持てたなら。
貴方の記憶容量全部、音楽と私だけだったなら。

貴方を想って枕を濡らす夜を、貴方は知らない。
虚しくて、苦しくて、辛くて、痛くて。

寂しい夜には貴方に抱きしめられること以外願えない。

不毛だけど幸せだって言ったでしょ。
嘘じゃないよ、

だけど、少しだけ、
おかしくなりそうなだけ。

こんなに好きになるはずじゃなかったのにな。
嘘、こうする以外なかったね。

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