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本のソムリエになりたい。その➀

私は本のソムリエになりたいのです。

巷ではちらちらいらっしゃると聞き、(実際北海道の本屋さんにもいらっしゃいますね)私もなりたい!とここ一年ちょっとくらい思っております。

どうしてなりたいと思ったのか、を今回書きたいと思います。

もともと、子供の頃から本が大好きでした。家には家族それぞれの本棚があって、リビングには両親の本が天井からばーっと壁にそってあるのを生まれた時から見て育ちましたので、本好きになるにはとても良い環境だったと思います。

漫画もいっぱい読みました(目がきらきらの少女漫画です)。絵を見るのももちろん好きですが、今でも好きな作家さんはやっぱり言葉使いが美しい人が多いです。モノローグに惹かれて買う、ということもあります。

ではでは本題の本のソムリエになりたい理由ですが、ある短期間で二人の方からたまたま私の紹介した本を物凄く気に入ってもらえたことが大きな理由のひとつになっています。

☆一人目(短大の先輩) 看護師さんでお仕事がとても忙しく、子供の時は読書好きだったけど今はまったく読めていない、かえちゃん、おすすめ本があれば教えて欲しい・・・。と言われたのです。「もちろんおっけーです!!」一人暮らしの家の本棚をひっくり返し、私が紹介したのは以下の二冊です。

①「星やどりの声」(朝井リョウ)こちらは私の大好きな作家さんですが、人気作の「何者」などと違い家族の温かなふれあいのなかで6人兄弟がひと夏の経験を通しそれぞれが成長していく、という作品です。

②「さいはての彼女」(原田マハ)泣きたくなった時、ちょっと生活に疲れた時に個人的におすすめにしているのが原田マハさんです。自分の人生に頑張る女性のお話が四作入った短編集です。

この二冊をお渡ししてからあっという間に読んでくれました!

特に先輩が気に入ったのは原田マハさんで、実はこの作家さん過去にニューヨーク近代美術館に勤務していた経験がありとても美術に造詣の深い方でして、先輩も美術が大好き、休日には一人で美術館などに行くこともあり、とてもハマってくださいました!!

私が次にお部屋に遊びに行ったときなんと原田マハさん作品がいくつもあり、教科書で私も見たことがあるような絵画のグッズが増えていました!

原田マハさんを読んで、美術をもう一回楽しみたいと思えいっぱい作品読んでるよ、教えてくれて本当にありがとう。と言ってもらえ、真剣に誰かに何かを伝えたいという気持ちで動いたことは、こんな最高のご褒美の言葉をもらえるのだと教えてもらえた出来事でした。

今では先輩から美術関連の原田マハさん作品をお借りするようになりました^^

長くなったので、つづきます~


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