見出し画像

外資金融で働いていたはなし⑦:モルガン・スタンレーMUFG証券地域金融法人部(1)

こんばんは

今日も一日お疲れ様です。

今日の東京は雨だし肌寒いしで、梅雨らしい一日でしたが、明日は晴れるみたいですね!

さてさて。。。それでは、話の続きを。

2010年5月GW明けから、私はモルガン・スタンレー証券の債券統括本部の円貨債券営業部から地域金融法人部へ異動としました(正確には新たに契約社員として採用してして頂いた形です)

円貨債券営業部はその名のとおり「円貨」の債券を扱っており、顧客は中央金融法人(メガバンク・信託銀行・生保・損保・アセマネなど)が顧客でした。
新たに働くことになった地域金融法人部は、こちらは商品は債券であれば様々(メインは円債でしたが)で顧客が地域金融法人、つまり地方銀行や信用金庫・地域のJA、そして地方の地場証券などでした。
担当セールスは7人くらいだったでしょうか。(うち2人が元リーマンで知ってる方々だったのも心強かったです)皆さん良い方々だったし、部長もちょっと個性的でしたが(まぁこの業界個性的な人ばかりですがね・・・)面白くて良い方で、働きやすいチームだったと思います。

基本的には円債チーム在籍時とやることは同じなので、仕事の流れについてはスムーズにスタートできましたが、顧客ががらっと変わったので、最初は顧客名が慣れなくて大変でした。
ただ、地方の金融機関が顧客なのでセールスの出張が多かったので(円債チームではほぼなかった)出張手配業務が多かったですね。社内に旅行会社の窓口があって、割とギリギリでも発券して貰えたのがとても便利でした。

セールスは出張が多かったので、みなさん律儀に各地のお土産を買ってきてくれたので、各地の銘菓をたくさん知ることができて、楽しかったです。せっかく頂いたお土産を記録しようと思い立ち、エクセルの表でまとめて(おふざけで)年末に部長に提出したら「地方のお土産ガイド本出せるね!出したら版権あげるよ」なんて言われたり(もちろん冗談ですが)。

とにかく、振り返ると中央金法時代とはまた一味違った地方の顧客とそれを相手にするセールス達と何だか楽しく仕事ができていたなぁと思います(まぁもちろん大失敗してしまったこともありますがね・・・・)

そんなとき、もう1人のアシスタント(正社員)が産休に入ることになり。。。そのタイミングでリーマン時代の同僚が下のお子さんも保育園に入れてまず派遣で働きだしたと聞き、産休カバーでどう?と声かけて入ってくれることになったのです。

が、しかし・・・

モルスタのグローバル・ルールで契約社員を2年以上雇ってはいけないというルールがありまして。。。そう。私は2年経ってしまったので、契約社員として、そのまま更新ができないことに。だからと言って正社員でのヘッドカウントは取れず。
そのタイミングで正社員のアシスタントが産休に入ってしまうので、チームは大変困るわけで・・・業務に支障が出るので、何とかエクセプションをお願いできないかと上司が人事にかけあってくれたのですが、確かNY本社まで話がいったのですが、結局答えはNO・・・

仕方なく、苦肉の策で1か月だけ間をあけて、また新たに採用する形を取る・・・意味があるのか無いのか、そんな方法で切り抜けることに。1か月は産休カバーで来てくれる元リーマン同僚だけで頑張ってもらい、私は日々電話だけで(こっそり)サポート・・・翌月、また新たに契約社員として入社(復活)できて一件落着でしたが、でも、1か月は無職となり、お給料は入らないし、大変でした。。。ほんとこんなルールは勘弁してほしいと思ったのでした。

2012年5月から6月のことでした。

・・・つづく

最後まで読んで頂きましてありがとうございました。

引き続き、よろしくお願いいたします。










この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?