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60分で起こってしまった自己覚醒

人生を変えた60分

強烈すぎるクライアント体験は、人生の転機になる
人生の転機って表現するとまるで重大な決断のように聞こえるけれど、
そんな決断という結果を伴っていないとしても、
きっと思い返した時に記憶に残るセッションは必ず存在する。

そしてそのセッションは私の在り方に大きな影響を与えたのだ。

全力×全力=無限大

私にとって強烈なインパクトを残すことになったセッションは、
まーさんとのセッション。


たった60分、されど60分
そのくらいうねりのすごいおそらくお互い全力で没頭しすぎたセッションだった。
そのセッションを経た自己の変容は
誰かにしゃべりたい気持ちとまとまる予感のない壮大なストーリーが出来上がってしまった

表層のテーマと深層のテーマ

その時、私がセッションに持っていったテーマは、
「チームに新しく後輩が入ってきた中、自分にとっての理想の先輩とは?」
だった。

彼女に対して悪い影響を与える先輩にはなりたくない
一方で自分が受けてきた影響は人に対して正直すぎるほど正直に接する文化で
同じように自分も正直すぎる=彼女を傷つけるコミュニケーションになるのではないか?と不安に感じていた。

彼女とお互いに生かし合うような関係性の先輩・後輩になれればいいな、
傷つけはせずに頼られるようなコミュニケーションができたらいいな、
そんなことを考えていた。

これが表層のテーマであった、“どんな先輩になりたいか“という問いに対する答えで、
でもセッションの中で私の奥にあった深層のテーマが顔を出す

NPCにはなりたくない!

後輩に対して自分は影響力を持っていたいと思うが、それがいい影響力であってほしい、
自分にとっていい影響力ってなんだ?そんなことを突き詰めていく内に
私の中の誰かが大きな声で主張を始める

そもそも私は良いも悪いもその前に、
人に影響力を与えたい

チームにとっていてもいなくても関係ない人にはなりたくない、
そしてそれがチームにとっていい影響力であればもっと嬉しい

今、自分が他人に影響を与えること、
他の人のいい循環になるような影響力を与える自信がないけれど、後輩としっかり向き合って影響を与えていきたい

そんな深層の願いが掘り返されてきた

自分を信じない私と信じるまーさん

深層の願いが出てきた時に同時に顔を出したのは、
今まではあまり影響力を良くも悪くも与えられてこなかったこと
そして影響力を与えていくことに自信がないこと
そんな弱気な自分だった。

影響力を発揮した結果、
後輩を傷つけたらどうしよう
後輩からいらねえ、使えねえって思われたらどうしよう
先輩からもそう思われたらどうしよう

そんなネガティブな思考が一緒に出てきてしまったのだ。

そしてそのとき、私の背中を力強く押してくれた声があった。
それがまーさん。

心から相手を想う言葉は伝わる

自信がないんですよね、と踏み出すことを躊躇してしまう私に対してまーさんは

できるよ、楓さんならできる、僕はそう信じてる。

そう言葉をかけてくれたのだ。

そしてその言葉が何度思い返してもすごい、
他に表現はないのか?と思うけれど、すごい、の一言なのだ。

言行一致という言葉もあると思うが、
そのまーさんの信じてるという言葉は
疑いようもなく、まーさんの核から出ている言葉なのだ。

まーさんがまーさんの言葉を信じていて
まーさんは私のことも信じている。

今この瞬間、自分は自分を信じてあげられていないけれど、
不思議とまーさんの言葉は信じたくなる。


声も顔も場の雰囲気も全てが私のためにある空間、
まさしくコーチングが
私のための時間であることを痛感した。

自信とは自分を信じること

まーさんのセッションを通じて思い出した
大事な言葉、それは、
「自信は自分を信じること」

当たり前って聞こえると思うけれど、
もう一度味わうとちょっと意味が変わって感じたのだ。

自信がないって言っているけれど、
自信は自分で自分を信じることで生まれる。
つまり自分次第で変われる。

他人=まーさんの言葉を信じることは根拠がなくともスッとできたのに、
自分を根拠なく信じられないのなぜ?と思ったのだ。

根拠なんてなくてもいい、
根拠はまーさんからの言葉とパワーで十分だ
そう思った私はついに一歩踏み出した。

影響力のある人に…なれなかった

まるで影響力のある人になれましたのような展開だが、
物語はそう簡単には進まない。

影響力出してくぞ!と意気込んだ途端、
コロナの濃厚接触者となり、
強制自宅待機となる。
チーム全員オフラインの中、1人だけリモート、となると
影響出したくても出せない、
そんな葛藤に襲われる。

なんなら一度拳を振り上げてしまったから、
え?これどうするの??と困惑すらあった。

やりたいのにできない。
今までやろうと思えばできる環境にいたことに改めて気づいて、いつも通りの有り難みを噛み締めた。

そしてやりたいのにできない悔しさに涙しながら試練の一週間をとにかく乗り切った

ようやく現場へ、そして…

自宅待機期間が空けて、出社した時、
上がりまくったモチベーション
溜まりまくったフラストレーション
双方を抱えた私は暴れ出す。

失敗しても、他人に最初は受け入れられないかもしれない
それでも自分とまーさんの連合軍が信じた私になるために、
私は進撃する。

会議で発言して、意見を出して、
""をチームに出していく。
まさしく影響力のある人へと変貌していった。

なりたくてもなれなかったもの、
それをコーチとの二人三脚で、
コーチからの信じる力で、
まさしく加速して歩んでいったのだ。

何か大きな決断をしたわけではない。
けれどこの変化は間違いなく私の人生の転機であって、
忘れられない転機で。必要な転機だった。

それが1度のセッション、60分弱で起こるなんて
コーチングの可能性や奇跡、力を感じるにはこれ以上はないだろう。

心から相手を想い、発する

心から発する相手への気持ち、それは何よりも強い力を持つ。
必ずしもいい言葉、ポジティブなことだけではなくてもいいと思う。
でも相手を想って出す、相手と自分に正直に出す、それが大事だと痛感した。

相手を想った言葉を送れるコーチは、パワフルだし、
そんな人にそばにいてほしい。
そんな在り方をしたい。
コーチとしても先輩としても、私の在りたい私の在り方にもアップデートがあったそんなステキなセッションの思い出。

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