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妖精なのか妖怪なのかわからないまー体験

豊かな時間だった。そう一言で片付けるには勿体無い、そんな時間だった。

自分の半身に出会って、触れ合っていると感じさせる雰囲気と確かに”今ここ”に存在しているという温度感と、どことなくゆるキャラっぽい妖精なのか妖怪なのかよくわからない謎の実態感のなさ。

多分前橋にいたのは、自分に似た人生を歩み、葛藤し、一歩先を行きながら確かにコーチとしてその地で生きている【岡田学】と、ゆる妖怪”まー”だった。

まーさんが描いてくれたこの日の視点


最近起きているさまざまなことを総括してみて前橋に呼ばれていたと感じる


いろいろな布石があって、前橋にたどり着いた。そんな気がした。なのでいろいろなものが整っていたように思う。

会社を2週間休んでいる今、まだ若干の不安定さもありつつ、暴れていた【真面目すぎる私】【マグロすぎる私】【ストイックであろうとする私】が落ち着いてきた。

一言で言っちゃえば悲劇のヒロイン症候群、悲劇のヒロインにすぐ自分を当てはめようと現実を歪めていく3人の私たちは、悲劇になれない環境でちょっと静かになった。


代わりに夢や理想のカケラをそっと抱えてただそこに立っているだけの私に微妙に視点が当たったところだった。たくさんの不安とストレスから現実に怯えて、隠れて、引っ込んでいた自分がちょっとだけ顔を出していた。


そして他にもさまざまな要素が揃っていた。コーチとしての葛藤やあり方としての悩みや蓋をしたい自分のいやーな感情を直近感じていたり。

そんな多分持っていきたいものを全部詰め込んで、前橋まで行った。そう思うと前橋ってほど良いのかもしれない。行きやすすぎず、行きにくすぎず。自分を許すための小旅行。



初めての”岡田学”さんは想像通りで想像と違った


オンラインでまーさんと過ごした時間は多分もう10時間を超えているんじゃないかとすら思う。それはコーチングを通してだけでなく、ラジオやイベントその他諸々を含めれば、楽に超えていると思う。

なのでまさに出会う前から出会っているのである。


でもどこかオフラインで会うまーさんは、画面から飛び出た分、”岡田学”さんだと認識している部分もあった。なので初めて会う岡田さんはどんな人なのだろうとちょっぴりドキドキそしてワクワクしていた。

前橋駅に着いた時、自分の中で想像していた岡田さんとの出会いは、いつも通りのまーさんの笑顔に対して、私が「まーさん思ったより大きいっすね!!」って言う予想をなぜだかしていた。

オフラインまーさんをみた人が犬っぽいと言っていたのを多分大型犬のイメージで受け取っていたのだろう。

たぶんこんなかんじ



実際に現れた岡田さんを見て私は2つの意味で吹き出した。

1つ目、思ったより小さかったこと。(私と身長かわらん)
2つ目、服装が被ったこと。

どちらもオフラインだからこそ起きた衝撃である。つかみはばっちりだった。

現れた岡田さんは結局いつものとおりのゆるキャラまーだった。思ったよりもサイズ感は小さかったけれど。

そしてその日家を出る時に私は、「とまりぎのまーさんに会うのだから服は緑のセーターにしておこう」と思って緑のセーターを着ていったのだが、現れたまーさんは緑のシャツに緑のニットだった。

めっちゃ緑やん。



自然の赤と黄とまーさんの緑のコントラストが好き



緑の生き物、まーとのお散歩


そんなこんなで岡田さんはもはやまーさんに戻り、まーさんとコーヒーを買って松林の中をお散歩することになった。なんだかとっても嬉しそうなまーさんは途中スキップしているんじゃないかってくらいご機嫌に、てとてとと歩いていた。

かと思えばめっちゃシリアスな真剣な話もたくさんした。どんな価値を持つコーチとしていたいのか?コーチとしてどうクライアントの感情に向き合うべきなのか?どうセッションを組み立て、向き合うべきなのか?


そんなハイカロリーな話をしたかと思えば、何フェチとか電車の〇〇とかそんな変な話をしたり、自然の美しさについてを話したりした。

前日の冷たい雨がなんだったのか、晴れ女の私のパワーなのか、その日の前橋はとっても空が澄み渡っていて、紅葉している木々がとても綺麗だった。

綺麗な景色を美しいと感じて心を動かされることがいかに素晴らしいのか、それを感じられる余白が持てていることがいかに幸せかなんて話もした。

そんな自然を見ながらいろんな比喩を使って遊ぶように語ったりもした。贅沢な舞台装置だった。


いのちに触れて自然を感じる
コンクリートに負けず日を浴びようとする”しなやかな”楓
より集まって燃えるように育つ木。召喚獣の顔みたい
猫の居場所を発見
綺麗な紅葉を”数の子”と”いくら”に例えた妖精の一言は忘れておこう



コーチングセッションとまーさんの本領発揮


そんなこんなでいろいろな真剣話をしていた私たちではあったのだが、話の流れなのか私が望んでいたからなのか、話題は私の中にいそうでよくわからないシャドウの話になった。

なのでシャドウワークをしてみることになった。それまで持っていたコーヒーを地面に捨てて(飲み終わり済)、自分は一回捨ててシャドウに向き合った


捨てられる前のコーヒーもとい”私”


いろいろな不安やストレスに感じていること、嫌なこと、記憶、そんなものがぬるぬるずるずると出ていった。

それはおそらくそれまで2時間くらいなんでもない話風でちょっと関係ある話をしていたからこその潤滑剤もあれば、自然の中で話しているからこそもあれば、目の前にまーさんがいるからもあった。


自然の中でのシャドウワークはとても良いと今改めて思う。シャドウワークは自分にとって触れたくない、嫌な部分や記憶につながってくる。いつもの部屋や空間にいると、その感覚にすぐに繋がれるかもしれないけれどその分すごく落ち込み喋りにくくなる


大自然の中でのシャドウワークはちょっと違うなと思った。ちっぽけなのだ。自分の悩みやストレスなんて

あ、もういーやと蓋をしていた感情がどんどん開いていく。嫌だなと思っていたストレスの種が思わぬ箱の中から出てくる。


そしてまた感情が動くから涙が出たのだけれど、その涙でいっぱいになった目で空を仰いだ時の眩しさと綺麗さはきっと心に刻まれて忘れられないのだろうと思う。


日常に戻った今、いろんなサボタージュの存在を感じるのだけど、あの空気感・景色がすぐに私をあの時に引き戻してくれる。


そしてそんな私の変化を目の前にいるまーさんは見逃さない。時には優しいし、時には”無の存在感”で私の前に立って、感情が出てくるのを付き合ってくれて、そしてシャドウが出てくると興味津々で問いを投げてくる。

めっちゃめちゃ楽しそうにキラキラした瞳でこっちをみてくるまーさんをみていると大事に抱えているシャドウなんてほんとどうでもよくなっちゃったのだ。


自分の嫌な部分のはずのシャドウなのに、なんでだろうかまーさんと探求するのが楽しくなっちゃって。これがまーという妖精なのか妖怪なのかわからん何かがもつパワーなんだろうなと思う。


泣いている私の泣き顔をみに、背中を向けているのにわざわざ覗き込んでくるその子供っぽい無邪気さはいい意味でイラッとしつつ、溢れた感情を整理するのにちょうど良いきっかけになって、

恥ずかしさを隠す意味も込めて何度も何度もまーさんの脛を狙って蹴っ飛ばそうとした。避けられてそれはまたうざかったけれど。(うざかったのでかわいらしい妖精ではなく、妖怪としてまーは定義することにした)




オンラインでのシャドウワークは一人ではなくて、画面越しのコーチとできるけれどオフラインだからこそこの関わりもできた気がしていて、本領出てるんだろうなと思った。

そして蹴っ飛ばしたいほど愛されるコーチっていいねと思いながら割と本気で蹴っ飛ばしにいった。


そんな濃い時間を過ごしていたらあっという間に5時間が経っていて、移動を含めると10時間のなかなか長い出来事だったはずなのに、まるで映画を一本みて帰ってきたようなそんな清々しさを感じる1日だった。

秋の日の爽やかな風を感じるたびにきっと思い出すんだろうなと思う、そんな大切な1日の思い出


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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
今まで抱えてきたいろいろなしがらみや不自由さを手放して、前に突き進んでいきたい。不安はあるけれど変わっていきたい。ありのままの自分を探したい!

そんな私と似た欲求や願いを持った人に一歩踏み出すきっかけとなるようなコーチングを、一緒に前に進んでいける関係性を提供したいと思っています。ご興味を抱いていただいた方はぜひお気軽にお声がけください。
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