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繋がない星と繋ぎたい星を選んで掲げたい星座を選んでいく、選ぶことができる

星座は与えられた星をどう繋ぐか、を考えて昔の人が空に描いたもの。でも自分の人生に掲げる星座は星の配置から星座の種類まで自分で考えることができちゃう。できちゃうから怖いけどできちゃうからなんでも描ける。

このnoteは、7/1〜7/25 にて実施される アドベントカレンダー夏2023「星座のアドベント〜人生の点と線〜」の 7日目です。
アドベントカレンダーの詳細とマガジンは以下



1年ぶりに出会う1年前の自分に送りたいnote


アドベントカレンダーのテーマを見た時に「星座」って何を書けばいいかわからなかった。誰に向けて書けばいいのかもわからなかった。でももう一つ要素を足してみた。

1年に1回だけ会える織姫と彦星の大切な日に、2人はきっと愛の言葉と一緒にどんな一年を過ごしてきたかを語ると思うから。

1年間どんな日々を過ごしてきたのかを伝えたい人は誰ですか?何を伝えたいですか?

今の私が一番届けたいのは去年の私。

1年間で捨ててきたもの・そしてその結果の今を伝えたいと思った。


急に現れた試練に戸惑い、自信を喪失していた去年の私


昨年の7月7日、その時の私の頭に占めていたことは多分こんな感じだ

  • 新しいチームで自分の存在価値を出すためにはどうしたらいいのか

  • 人生初の後輩に先輩風を吹かすためにはどうしたらいいのか

  • チームに私って必要なくない?NPCに過ぎない気がする

  • 周りに良い影響与える人になりたい

急に体制が変わったチーム、急に増えた後輩、その中で価値を出すためにどう自分がポジションを取っていきたいかをずっと考え、悩み、自信を失っていた。

自分で自分が信じられなくなっていた。

でも1年後、私は想像つかないような状態になっていた。たくさんのことを捨て、新たなことと出会い、1年を歩いてきた。

忘れられない1年前のセッションの記憶。1年でずいぶん歩いてきた気がする。


結論から言えば、私はリスクを取って居場所を自分で選ぶ決意をした。


親元を離れるなんてあり得ない、という思いを取り払って一人暮らしを始めた。利便性とお金を失って、自分だけの自分のための空間を選び取った。

なんとなく7年目くらいまでは残ろうと思っていた会社を5年目に入ったところで出ることを決めた。お金と今までの関係性、築いてきた安全領域を失って、自分がしたいことを仕事にするための一歩を選び取った。

どんな時も味方になってくれて、どんなことをしてでも助けてくれていた先輩たちの手を離した。絶対に失敗しない安心感から甘えた関係になっていてお互いに縛りあっていたところを失って、、何かを得ようとしている。


去年の私の悩みはまた別の問題として昇華された。去年の私の悩みの根本にあったのは、「他人のせいにする自分の甘さ」と「自分の甘さを自覚しているからこその自信のなさ」だった。

私は甘ったれだから、他人に決めてもらったことがあると、うまくいかないとすぐに人のせいにして人生をやり過ごしている。去年の時も、そのプロジェクトに入ったのは私の意思じゃない、だから別にすぐにやめたっていいのだ。そんな甘えがメキメキと育ってきたタイミングだった。

だからこそ周りの人の持つ、やりたくてやってます!という眩しさに自分は常に足りなさを覚え続けてきた。熱意が足りない自分にはできないに決まっている、と自信をなくしていた。

でも、とはいえそのままその場にいることも楽だったのだ。築いてきた関係性があるからなんとなく大丈夫だろう、そう思っていた。


選択することの目的を考え直し、自分で人生を選びたい


こんな状況になってしまったのは一重に自分が常に選択を先延ばしにしてきたからなのだ。大学選びも会社選びも部署選びも常に一番無難な選択肢を取ってきた。

私に取って選択肢とは、自分がしたい方を選ぶのではなく、一般的に最も無難なものを選ぶことだった。

だからこそ人にアドバイスをもらうとそれを信じて乗っかり、そしてうまくいかなければアドバイスした人のせいになんとなくして逃げてきた。

でもそんな自分の自信のなさに嫌気が差してきたのが去年だった。それはきっと色々な場でのたくさんの出会いのおかげだと思う。


出会った人と自分の違いは選択の仕方の違いにあった

去年1年間で多くの人に会った。色々な人がいて、その人それぞれが人間らしい悩みを多く抱いていた。でも常に私の中には何か羨ましさがあった。

それは大体の出会った人がちゃんと選択をしているように見えたからだった。好きなもの・その人を象徴するもの・ビジョン。なんでも良い、けどみんな必ずその人の核があった。


私に取っての核は何?核ってどうやったらできるの?そう思った結果、私が私に課したかったのは、ちゃんと選択をすること。誰かの声じゃなくて自分の声として決めて責任を取ること。


その結果色々なものを手放した。大切だったものをたくさん失った。ピカピカ光っていた輝きがもう手に入らないものになってしまった。

でも代わりに今までは見たことがなかった、【自分の色】に弱々しく光る6等星が生まれた。


1年前に描いていた星座と今描きたい星座の違い


1年前私の頭上にはたくさんのピカピカの星たちが輝いてたくさんの星座を描いていた。その星座たちはきっと“誰もが良い”と思える星座だ。その星座をしっかりと描いていく、それもありだった。

でもそれだと私が自信を持てなかった。自分でちゃんと決めたことに責任を持ってやることで私は自信を持って自分の星座と言える。そんな自分の特性に1年かけて気づいた。

気づかせてくれた多くの言葉があった。去年1年間で出会った人がもたらしてくれた言葉もあれば長年見守ってくれる人からの思いもあった。

真っ直ぐぶつけてもらった言葉と思いで私は自分の選択をする勇気をもらった。

今私は去年あった星の中で、いくつかは輝かなくしてしまった。明るさを失った夜空では、代わりに大切にしたいと思える暗い星たちが見えるようになった。

現実の夜空や星と違うのは、これからこの暗い星たちがまだまだ明るくなれるということ。私がどう過ごすかでこの星たちは輝くし、星座がくっきりと見えるようになるだろう。


私は今自分の星空にどんな星を配置して星座を作っていくのか、そこをようやく考え始めた段階なのだと思う。来年出会う私はどんな星を持って、どんな意味を持たせて星座を作っているのか。

そんな未来を見るのが楽しみだ、と思えるようになったのは、もしかしたら自信のカケラが見つかり始めたのかな。


残したい大切な言葉たちと問い


1年前の自分に物語を語った後、1年後の自分に伝えたい言葉と問いがある。

【続きの物語、聞かせてください】
私に対して、そして大切なあの人に対して、伝えたい人生を歩めている?

【必要なタイミングで必要な人に出会う】
会える約束をタイミングよく作れる人はきっと今の自分に必要な大切な人。その人を、その縁を大切にできている?

【やめちゃえば?】
続けているもの、しがみついているもの。それを手放さない理由は?手放せないと思っている理由は?

【命の削り方とライフワーク/ライスワーク】
その仕事は何のため?誰のため?貴重な時間を使いたいと思える?

【感謝】
力になってくれる人、力をくれる人。周りにいてくれる人たちを当たり前にしないで感謝できているか?
感謝をどう伝えたいか?

いつもサポートありがとうございます!自分のスキを探しに、本の世界やカメラの世界などなどへの旅費にしてまたnoteに記録します。これからもよろしくお願いします!