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人生フラフラロンドン日記 ~Week 77~

ロンドンに来てから77週間が経過。いよいよ8月、夏本番! リアルタイムではもはや12月も後半戦。1日1記事書いても間に合わなそうで頭抱えてる。考えすぎると、固くなるのでもっと自然体でいようと思う。謎のお気持ち表明まとめはリアルタイムじゃないので、追いつくまではお休みです。

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1.

母と半年ぶりの再会。久々に会うやいなや「ガリガリになっちゃって〜!」という心配から始まった。大して体重は変わってないはずだけどな。親の心配には相変わらず勝てない。無償で心配してくれる人のありがたさに気づいたのはきっとロンドンに来てからのこと。日本の空港で買ってきてくれたであろうお土産のコンビニのおにぎりを軽々と4つたいらげて、自分の部屋へと向かった。日本の米は美味い。遠く離れて住み始めてから年に1、2回の頻度でしか会えないということもあり、会うたびに「体が小さくなってるのかな、老けて見えるのかな」と心配しているが、毎回杞憂に終わり、相変わらず母のパワフルさは健在だなと感心。よっぽど自分の方が老けるスピードは早いように感じる。

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2.

今年初開催のRally Festivalへ。会場はSouthwark Parkと家から手軽に行けるありがたさ。南に住んでて良かった〜。ただ天気だけがツイておらず、あいにくの雨模様。寒くて長パンにスウェット着てる時点で果たして夏フェスなのだろうか。しかし確かに8月の1週目だ。日本なら蒸し蒸しとした暑さにザ・夏!という雰囲気を感じているところだろうが、その余裕は全くないのである。

ラインナップも他のフェスとは明らかに路線が違っており、玄人好みのアーティストが並んでいるように感じた。会場内は行き来がしやすくありがたい。なぜかVJが平成初期のカラオケのようなスライドショーだったErica de Cacierや、豪雨の中でインダストリアルなトラックをエクスぺメンタルに昇華していき陶酔感あふれるセットのLoraine Jamesなど、ハイライトを挙げればキリがないのだが、1番はやはりcarolineだろうか。パフォーマンス中に雨が止み、日が彼らに差し込んだ時の「Good morning (red)」は息を呑むほど圧巻だった。天候すらも演出になってしまうのは、やはり野外フェスの醍醐味だなと思う。

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3.

母を連れてリスボンへ。理由は簡単、母がバルセロナに行きたいと言ったからリスボンに行った。それだけだ。しかしそれだけ聞くと、僕がただのひどい息子になってしまうが、それぐらいリスボンが好きなのだ。あの景色を母に見せたかったといえば少しは僕も優しい人に見られるだろうか?

ロンドンと打って変わってリスボンは真夏の国だった。空港を出た瞬間から久々の暑さに早々と体が溶ける。とはいえやっぱり最高の国。ご飯も美味しいし、お酒も美味しい。母が事前に調べていてくれたおかげで、エッグタルトのお店もぐるぐると回れた。坂が多いことや気温もあり、夜からは母を見送り1人行動が多かったけど、久々の異国での1人だったので、ずっと夜風に当たりながら飲み歩いていた。

好きなもの、好きな場所、好きな人、どれもをシェアしたくなってしまうのはやっぱり自分の性質なのかもしれない。言わずが華なんて言葉があるから、いつもこの性質でずっと悩んでいたけど、そんなものもう喧嘩腰で殴り込めるぐらいには、自分の良さとして受け入れられるようになってきた。沈黙が言葉の価値を上げるなら、そのままその言葉は賞味期限切れになってしまえと、僕は僕の良さを大事にしていこうと思う。

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リスボンではひたすらアペ。最高ですね

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