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人生フラフラロンドン日記 ~Week 78~

ロンドンに来てから78週間が経過。年を跨いでしまいました。日記を止めてしまったことをとても後悔している。その時に思ったことをリアルタイムで記せないことって本当にもったいないと思うから。でもここまで続けてきたのでなんとか完走しようと思います。謎のお気持ち表明まとめはリアルタイムじゃないので、追いつくまではお休みです。

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1.


母ロンドン滞在後半戦。連れられて向かったのはマンマミーアのミュージカル。あれだけABBAの音楽が有名だけど、ストーリーをちゃんと理解したのはこれが初。ミュージカルという普段自分から触れないカルチャーに触れられる良い機会だった。ミュージカルは人間の持つ神経の先の先まで張り巡らせられている作品だと思う。役者さんたちの息遣い、演技、それに呼応する生演奏の音楽、照明、観客の反応、その全てが連鎖的に反応してまとまっていく様は、奇跡的な出来事の1つなのかもしれない。何はともあれ、これで僕もマンマミーアのストーリーを知っている人間になりました。帰宅してからABBAしか聴いていなかった。続編の話は全く知らないです。

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2.

母、帰国。その前にロンドンでできた友人に母を会ってもらうことに。僕にとて一昨年との一番の違いは友人がいたことだった。いざ会わせてみると、それはそれでこそばゆい。自ら企画したのに「やめてくれよ」的な典型的男子ムーブをかます始末。しかしそれでも母を安心させられたようで良かった。酷い落ち込みの中にいた一昨年の夏に、僕の様子を見にロンドンへと来た母は、僕を見て「本当に死んじゃうかと思った」と思っていたらしい。大丈夫、もう大丈夫。安心させてあげられて良かった。あの時は恨みの末に本当に死んでやろうかと思ってしまう時もあったけど、今は本当に幸せなんです。大切な友人たちの大切さにあらためて気づく日だった。

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3.

長い長い週末。土曜日は愛してやまないホームとも言えるクラブ、Foldで「Teck Couture」。土曜夜から翌日正午まで無事完走。そのまま日曜の恒例イベント「Unfold」へ。一見したらおかしな行動だけれども、一度帰宅してしまったら二度と帰ってこれないような気がしてしまった。土曜日も朝から行動していたため、人生で初めて42時間起きた日だった。もはやまぶたが痙攣してピクピクしている。それでも音楽が流れれば体は揺れてしまう。ダンスはビートに対する自然な反応とはこのことだったのかと実感した。この日に踊ったSchakeのセットは本当に素晴らしかった。でも帰宅中に感じた睡眠が楽しみで仕方なかった感情はこの先の人生で感じることはないと思う。

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焼肉ライク、あんたが大将

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