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四季のフォトスポット・早春       1.滋賀県


1.1近江八幡・八幡堀

近江八幡市随一のカメラスポット

 八幡堀は天正十三年(千五百八十五年)に豊臣秀次が八幡山に城を築き開町したことに始まる。
 秀次は、八幡堀と琵琶湖とを繋ぎ、湖上を往来する船を城下内に寄港させることで、人、物、情報を集め、さらに楽市楽座制を実施することで城下を大いに活気づけたといわれている。

1月25日撮影

心安らぐ八幡堀遊歩道

 春には桜、夏には柳、秋には紅葉、冬には雪景色と四季を問わずカメラマンが訪れる近江八幡市随一のカメラスポットだ。
 花のない一月は、カワラミュージアムから日牟礼八幡宮までのお堀沿い遊歩道がカメラスポットで、白壁の土蔵が立ち並ぶ八幡堀の心安らぎ、情緒あふれる景色を存分に撮ることができる。

3月16日撮影

1.2守山なぎさ公園の菜の花

菜の花と雪山のコラボが写欲をそそる守山なぎさ公園

 琵琶湖岸道路沿いに突如現れる「なぎさ公園」。
 大型ショッピングモールや、背の高いマンションを過ぎ、周囲の建物が無くなるエリアだ。
 琵琶湖の方角に比良山系が見渡せるその小さな公園に、一面の菜の花畑が広がっていて、まさに別世界!カンザキハナナ(寒咲花菜)という名前の早咲きの菜の花が、面積約4,000㎡に約12,000本咲き、雪の残る比良山とのコントラストが写欲をそそる。

2月6日撮影

 見頃は例年1月下旬~2月上旬頃。この時期は、ペットの散歩や、サイクリングを楽しむ人、通りがかりに足を止めている人、菜の花を目当てに訪れた人々で、週末の菜の花畑の周辺は多くの人で賑わい、訪れたカメラマンに格好の被写体を提供している。

2月6日撮影

1.3長浜・豊公園の湖岸夕景

「日本の夕陽百選」にも選ばれた長浜・豊公園からの夕日

 長浜市の豊公園湖岸から、びわ湖の中でも対岸までの東西幅が広いため、視野が広がり雄大な景色をうかがうことができる。 
 湖面に映える幻想的な夕陽は「日本の夕陽百選」にも選ばれた絶景スポットとして有名だ。

3月16日撮影

1.4長浜・豊公園の梅

長浜城を彩る紅梅白梅  

 豊臣秀吉公の居城であった長浜城跡に広がる豊公園。
噴水広場北側に植えられた約百五十本の紅梅、白梅がお城に彩を添えている

3月16日撮影

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