「世界の絶景」 6島 その5 セブ島(フィリピン)
1.セブ・リゾート
どこまでも続くホワイトサンドビーチ、青く透き通った美しい海。
日本からたった4時間のフライトで行けるフィリピンは、7,107もの島々から成り立っており1島に1ビーチリゾートがあると言われ、アイランドホッピング(周辺の島々をボートやセスナで訪れるツアー)を目的が盛んだ。
その中核となるセブ島は、フィリピン中部のビサヤ諸島にある島で、南北に225kmにわたって伸びる細長くて大きな島である。
面積は4422km2。周囲はマクタン島、バンタヤン島、マラパスカ島、オランゴ島など小さな島々に囲まれている。
東にカモテス海とカモテス諸島をはさんでレイテ島、ボホール海峡を挟んでボホール島、西にタノン海峡を挟んでネグロス島、南にシキホル島、北にビサヤン海を臨む。
全島とその属島がセブ州で、島の東海岸中央部にある人口72万の州都セブ、マンダウエ市をはじめ6つの都市があり、マニラ首都圏(メトロ・マニラ)に次ぐ大都市圏、メトロ・セブを形成している。
2.マクタン島
フィリピン中部セブ州にある島である。セブ島の東海岸、セブ市の沖合い数キロのところにあり、セブ島とはマクタン・マンダウエ橋とマルセロ・フェルナン橋、セブ・コルドバ連絡高速道路の三本の橋でつながっている。
風光明媚で風通しがよく、一般に言うセブ・リゾートはここマクタン島を指す場合が多い。
島の周辺には
●ダイビングスポットとして知られているセブ島
●手乗り猿のターシャで有名な神秘のボホール島
● マリンアクティビティが大人気のヒルトガン島
など、観光スタイルに合わせた様々な島がある。
3. アイランドホッピングを楽しむ
セブ州マクタン島を拠点として、周辺の離島を訪れ、透明度の高い美しい海でシュノーケリングを楽しんだり、セスナ機で絶景を眺めたり、存分にアイランドホッピングを楽しんだ。
3-1.ボホール島
ボホール島は、円錐形の小丘が連なる「チョコレートヒルズ」や、世界最小のメガネザル「ターシャ」など見所たくさんの島だ。
(1)チョコレートヒルズ上空旋回
マクタン・セブ国際空港を飛び立ったセスナは、およそ20分後に「チョコレートヒルズ」の上空に差し掛かった。
5月ごろの乾季になると草が枯れ、丘がチョコレート色になることから「チョコレートヒルズ」と呼ばれている。
美しい小丘が約1200個も連なる丘陵の上空をセスナは旋回してくれたが、セスナの小さな窓から全景をを撮るの無理だった。
(2)ターシャをみる
ボホール島のタグラビン空港から車で移動してターシャ見学へ。
世界一小さなメガネザルとして知られるターシャ。成長したオスでも体重120g、体長12cmに満たない。手の平に載ってしまうほどのサイズだ。
その可愛らしさから乱獲などが横行し、今では数が激減しているそうだ。
見学する施設はしっかりとした飼育方法で管理された保護施設だったが、それでも小柄なターシャは、なかなか見つけることが難しく、案内人に教えてもらって何とか数点の写真が撮れた。
(3)ロボックリバークルーズ
ボホール島内を流れる河川の1つロボックリバーは、エメラルドグリーンの水が流れるフィリピンで最も美しいと言われる川
源流はボホール州のほぼ中央に位置するカルメンという町にあり、そのカルメンから約1.5キロの距離を西に進み、ボホール海に南下している。
3-2.ヒルトゥガン島
アイランドホッピングで、とくに高い人気を誇るのが、海洋保護区に指定された美しい海をもつ「ヒルトゥガン島」だ。
バナナボートやシーウォークなど様々なアクティビティが楽しめる。
(1)パラセーリング
上空からヒルトゥガン島の全景やみんなが遊んでいる姿を眺めたり、綺麗な海を眺める爽快感は抜群だ。
(2)シーウォーク
特殊な専用のヘルメットを被って海の底を歩くシーウォークは、顔が濡れず、呼吸も普通にできるので、泳ぐのが苦手な者、初心者、老若男女問わず楽しめる
(3)バナナボート
黄色く、バナナの形をした細長いチューブに複数の人が乗り、海上を疾走する。
ボートに引っ張られ、急旋回や波の上をジャンプする際のスリルが魅力のマリンアクティビティ。
(4)シュノーケリング
島から少し離れるとドロップオフ(水中で崖状になってる地形)になっているので、初心者から上級者まで楽しめるダイビングスポットがあり、ここではシュノウケリング楽しめる。
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