見出し画像

その筋肉は、ガンダムを狩る。

どーも、黄タイバニの廃人HIROです。

本記事は久しぶりのネタデッキ記事となります。
デッキコンセプトは本記事タイトル通り、「エアリアルが脳筋になります」

是非ともフリーバトルやSBで使ってみてください。

ちなみにデッキ作成費用は馬鹿みたいに高いです()

それでは!

【第1章 新弾強化パーツリスト】


まず3/25発売の「魔女の覚醒」にて水星デッキにいくつかの強化パーツが新規参戦致しました。
以下は筆者がその中で、群を抜いて強いと感じた新規カードになります。

デリング・レンブラン

自身のアタックステップ開始時に、相手の名称「ガンダム」1体からコア2個シュートを行います。
このカードの真に強い部分は「自身のアタックステップ開始時verのミブロック・オリジン」であること。
序盤で配置出来れば、対面の盤面を処理しながらターンを返すことが出来るため、赤白のシーカーや金雲のフェニルなどの序盤で処理しておきたい小型スピリットを処理してゲームテンポを得ることが出来ます。

また、要求値は少し高くなりますが水星デッキ以外にも出張できる汎用パーツで、現時点では「黄タイバニGS」デッキへの出張が最有力候補として挙げられます。

これは水星デッキ/黄タイバニデッキのどちらにも該当することですが、このカード1枚で煌臨メタである「夜族」の「ヴァンピーアヴォルク」を確実に処理することが出来ます

水星デッキ/黄タイバニデッキのどちらも「煌臨」を主体にしているデッキのため、「黄の世界」以外の低コスト除去カードが登場したのは非常に大きいです。

更には水星デッキにおいて、自身の系統:「学園」を持つネクサスのレベルを上げることが出来ます。後程紹介する「ニカ・ナナウラ」や「ミオリネ・レンブラン」の優秀なlv2効果を維持コア無しで使用できるため、コアがかつかつな水星デッキにはとてもありがたいおまけ効果です。

ニカ・ナナウラ

水星デッキの新たなサーチ枠ネクサス兼、待望のアタックステップ終了メタカードです。
アタステ終了メタの条件も系統:「学園」をもつブレイブがいるだけでクリアなのも高評価

逃げたら1つ、進めば2つ手に入る

個人的壊れマジックです。
相手ターン中だとコスト4に変化し、フル軽減1コストで打つことが出来ます。
また、「マーキュリー」がフィールドにいる時は自前で手札保護耐性が付与され、「蒼波」のガブルシャックに対して有効なカードとなります。

効果としては、防御側としてただちにバトルを終了させる効果と、攻撃側として連続アタックを仕掛けられる回復効果を併せ持ち、攻め守りのどちらでも使用できる器用さを持ちます。

個人的に壊れている部分は
「ただちにバトル終了する効果持ちマジックなのに『回収不可』とは書いていない点」です。

「ただちにバトルを終了させる」という効果は同効果である「オーバージャッジメント」を使用した人ならばわかる通り、状況によっては「白晶防壁」よりも桁違いに強い防御効果です。

その理由として、「対面のフラッシュを使わせない」という点がミソであり、今の契約編環境においてアタックステップ中に煌臨するカードを使用するタイミングを失わせることが出来ます。

また、アタックステップに入った時点での対面スピリットが1体だけの場合、そのスピリットがアタック時/バトル終了時回復効果を持たない限り、擬似的なエクストラターンを取得できます。

以上が「ただちにバトルを終了させる」効果の強みですが、弱点は勿論あります。
それが、その効果を持つマジックの大半が『何らかの制限がある』こと。

先ほど記述した「オーバージャッジメント」は勿論のこと、「クローズドジェミニ」などの手打ち可能なマジックはトラッシュからの回収が不可能です。

更には「カオスペガサロスrevival」や「フローライトペダル」は条件を満たすことで初めてただちにバトルを終了できます。

では「逃げたら1つ、進めば2つ」はどうか?
トラッシュからの回収が可能かつ、相手ターン中はコストが下がり使用制限などもない
寧ろハンド保護がついてる
正真正銘ぶっ壊れカードです。

ガンダム・エアリアル【VSミカエリス戦】

「エアリアル」が消滅/破壊されたときにただちに発動できるバーストカード。
煌臨時効果を使った際の「カシウスの槍」や、「エアリアル」をブロッカーとして破壊させた際の追加1面として召喚でき、更にはバーストが発動したターンは相手のスピリット効果を受けないというおまけつき。

元々のバースト発動条件も「スピリットのアタック時」ということもあって、防御札としても使用できますし、[ビームサーベル]や[ガンビット]のエアリアルの煌臨時効果を使う際に「カシウスの槍」を避けられるといった使い方が出来ます。

ガンダム・エアリアル【改修型】

水星デッキの新たなフィニッシャー枠
[ガンビット]との噛み合いは悪いが、別プランのフィニッシャーとして見ることもできる。

メイン煌臨
⇒スレッタ合体
⇒アタック時で盤面処理&リソース回復
⇒スレッタ能力でソウルコア回収

のコンボがとても美しい。

OC効果は残り3点を削る際に役立つため無駄がない。
序中終どの場面でも活躍が見込められる

【第2章 水星って脳筋なのね】

さて本記事のコンセプトへ移るが、契約ガンダム・エアリアルのコスト上昇効果を悪用して、
エアリアルを脳筋ギャラクシーにしてやろうというのが筆者のいかれたデッキコンセプトとなる。

この案自体は「魔女の切り札」時点で構築が可能ではあったのだが、如何せん新規登場時点での水星デッキは

・足場が脆い
・受けも貧弱
・フィニッシャーも中途半端
・早期にコストを上げるためにはエアリエル以外のスピリットを展開しないといけない
⇒維持コアの問題

上記複数の問題が挙げられるため、デッキの基盤はとても強いとはいえないデッキテーマでした。

しかし、強力な新規ネクサスを2種手に入れたことによる足場の安定性除去札の増加、スピリットをエアリアルのみで固めたことによる無駄なコア消費の削減フィニッシャーの増加強力な防御札の獲得により水星デッキ単体として組むだけでも前弾から非常に強化されたといっても過言ではないでしょう。

そこへ更なる火力増強、受け増強のためクローズエボルを搭乗させるに至った、というわけです。

お待たせしました。次章にて脳筋となったエアリアルデッキのご紹介です。

【第3章 ハッピバースデー万丈】

1枚ずつ解説していきます。

【ガンダム・エアリアル】

本記事コンセプトの重要な1枚。
別名:クロエボのための契約カード。

自身を含めて系統:「学園」を持つカードがフィールドに3枚以上あるとクローズエボルへと変身できることを利用して、従来の学園デッキでは考えられないリソースと盤面除去を再現できる。
また、契約煌臨元状態でもコスト加算は常時発揮しているため、[ビームサーベル]に煌臨した場合のクロエボ煌臨コスト要求値は自身を含めて「学園」カードが2枚で済む。

アタック/ブロック時に1ドローが付いているため、手札総数が減らないのも評価点。
魂状態ではクロエボに煌臨出来ないため、量産型として3枚採用。

【ガンダム・エアリアル[ビームサーベル]】

水星デッキのサーチ枠
オープンしたカードが全て破棄されるため、「デリング・レンブラン」の条件を満たすことが出来る。

OC効果は「学園」ネクサス/ブレイブを踏み倒せるため、盤面形成や攻め時に非常に貢献する。
ルーターのため3枚採用。

【ガンダム・エアリアル[ビームブレイド]】

水星デッキの受け札としての使用がメイン。

「スレッタ」がいると最大4面除去+自身を含めた5打点分を防ぐことが出来る。
除去されずに返しのターンで生存していた場合は、OC効果によりライフ回復が出来るのも評価点。
リーサルプランには絡まないカードのため2枚採用。

【ガンダム・エアリアル[VS.ミカエリス戦]】

説明は2章で述べたため割愛。

バースト効果によるスピリット耐性がこのスピリット自身のため、バースト召喚したこのカードにクロエボを煌臨させた場合でも「スピリット」効果耐性を引き継げることが可能⇒カシウスの槍を避けることが出来る。

召喚時効果は受け攻めどちらの状況でも有効的なため、腐りづらい。
クロエボを除いたスピリットカードは全て「エアリアル」のためバリューはかなり高め。
3枚採用。

【ガンダム・エアリアル[ガンビット]】

水星デッキのフィニッシャー枠1

受けとしても使えるだけでなく、「スレッタ」との合体中はシンボル追加が可能。
このシンボル追加効果がバトル中であるため、ガンビットの上にクローズエボルを煌臨させることで3点シンボルを叩き込める。

また、自身のOC効果とスレッタのソウルコア回収効果を利用して
エアリアルにガンビットを契約煌臨
⇒スレッタが強制合体し煌臨時効果発揮
⇒ガンビット効果によりシンボル追加+スレッタ効果によりソウルコア回収
⇒ガンビットOC効果により回復
⇒クローズエボル煌臨(3点)
⇒クローズエボルでアタック(2点)

これで5点リーサルを叩きこむことが可能。

受けとしても2面+自身で3面分を防ぐことが出来るため攻守共に優秀。
現時点では2枚採用だが3枚に増やしても良い。

【ガンダム・エアリアル[改修型]】

新規フィニッシャー枠2
2章にて記載したため一部割愛。

水星デッキに足りなかったリソース回復問題が解消され、クローズエボル等の縦引き率が上昇。
また、ガンビットに頼らずとも自身で3点を形成できるため多様なフィニッシュプランを組むことが可能。

自ターンでしか煌臨できないため2枚採用。

【仮面ライダークローズエボル】

フィニッシャー枠3
本デッキのコンセプト。
煌臨元を初動で用意できるため他に採用されているデッキと違い序盤から腐りづらく、デッキの火力を一段上げることが出来る。

契約エアリアルのコスト上昇を利用して、後に記述する「黄魔神」と組み合わせて4点を叩きこむプラン/ガンビットのOC効果とスレッタのソウルコア回収を利用した3-2プラン/序盤で契約エアリアルにクロエボを煌臨させ、後に改修型でリーサルを狙う3-2プランの3パターンのキルプランが存在し、どのプランも圧倒的脳筋火力でリーサルを狙うことが出来る。

毎試合のリーサルプランに貢献できるようにするため3枚フル投入。

【黄魔神】

エアリアルのコスト上昇効果を利用して急な3打点を形成できる。
また、軽減シンボルを「学園」ネクサスで賄える+煌臨がメインのためスピリットの召喚コストにコアを回す必要が無いため、見た目以上にコアは足りる。

アタック時にマジックカードを回収できるため、新規壊れマジックの「逃げれば1つ、進めば2つ」や装甲耐性を貫通できる「その魔女はガンダムを狩る」を再使用することが出来る。

どの効果も水星デッキとの噛み合いが最高なので入れ得カード
2枚採用。

【スレッタ・マーキュリー】

ソウルコア回収、アタステ終了メタ、実質バタフライジャマー、打点追加
数ある条件を満たすために必ず必要になってくるカード。
エアリアルが契約煌臨した際に合体する常時能力でソウルコアを回収することができるのは非常に優秀。回収タイミングがお互いのアタックステップだったらぶっ壊れだった。

合体している「エアリアル」名称が対面スピリットを除去する度に1ドローできるため、ドロソをこのカード一枚で賄えるのは枠的にも嬉しい。ドロー効果は重複可能なので、各エアリアルに「スレッタ」が合体していたら複数ドローが可能。
サーチカードでは「スレッタ」を優先的に回収したい。

このデッキの核的要因のため3枚採用。

【ミオリネ・レンブラン】

「スレッタ」がいるときに対象1体のアタック/ブロック時効果を打ち消して強制突撃させる、実質バタフライジャマー効果を持った「学園」ネクサス。

お互いのアタステ開始時に発動するため、「鋼契約」のヴリックのブロック時効果を打ち消すことが出来るのも強い。

Lv2効果からは重複可能なライフ回復をもつため、エアリアルでアタックしながら耐久することが可能。また、新規でメイン煌臨ができる[改修型]の登場で、殴らずともライフ回復が可能になったのも大きい。

「デリング・レンブラン」の新規登場でlv2維持コアを必要としなくなったのも非常に追い風。
盤面形成カードのため3枚採用。

【デリング・レンブラン】

新規壊れネクサス。
2章にて説明したため一部省略するが、デリングを複数展開出来れば毎ターン複数盤面除去が可能なので、既に手札に抱えていた状態でサーチ効果で捲れた際はなるべく拾っていきたい。

文句なしの3枚採用。

【ニカ・ナナウラ】

新規アタステ終了メタネクサス兼サーチカード
2章にて説明したため一部省略するが、「スレッタ」の合体の有無に関係なく、「スレッタ」がフィールドに存在する限りアタステ終了メタは発動するため、「スレッタ」と合体した「エアリアル」がクロエボに煌臨し、分離した場合でもアタステ終了メタ効果は消えないことは絶対に覚えておくこと。
「スレッタ」サーチカードでもあるので3枚採用。

【黄の世界】

現環境TopTierのデッキに対して有効なネクサス
「デリング」によって「ヴァンピーアヴォルク」を除去することが可能だが、念には念をということで2種目の「ヴァンピーアヴォルク」除去札を採用。

蒼波/紫エヴァに対してはこれ1枚で止めることが出来るため、黄色デッキを組む際には必須枠といっても過言ではない。
3枚採用。

【逃げたら1つ、進めば2つ手に入る】

新規壊れマジック。
2章にて解説したため一部割愛。

メインは防御札しての役割が多いが、「黄魔神」を合体させた「エアリアル」との組み合わせでコアが足りる限り無限アタックが可能なことも忘れずに。

蒼波に対しての手札保護が強力なため、必ず「スレッタ」を「エアリアル」に合体した状態でターンを渡すように気をつけたい。くれぐれも「スレッタ」単品でターンを返さないように

【その魔女は、ガンダムを狩る。】

自由枠

黄魔神で回収可能かつ、黄色装甲を持ったスピリットを除去可能であるため採用。
腐ってもガンビットによる「エアリアル」回復札として使用可能なので、状況に分けて使用していきたい。
人によってはこの2枠を[ガンビット]、[改修型]を1枚ずつ増やす構築も〇

【回し方】

1.「学園」ネクサスを展開して盤面シンボル確保、「デリング」でコントロール。
2.コストが上がった契約エアリアルで[ガンビット][改修型][クロエボ][黄魔神]を用いて多シンボルをぶつける。可能であれば1ターンキルを狙う。
3.耐久レースに入る場合は、「ミオリネ」のライフ回復で耐久する
4.筋肉を信じろ

~おわりに~

ここまでご覧いただき誠にありがとうございます!!
新弾再録によりOOやオーブなどのデッキが組みやすく&新規強化パーツの登場で環境に食い込んでくる可能性があるので、どう影響を及ぼすのか筆者は楽しみで仕方ないです。
皆さんも筋肉の力を借りてガンダムを狩り尽くしてみてくださいね。

今回の記事が気に入った方は❤ボタンにクリックを!!そして筆者へのTwitterのフォローを宜しくお願い致します!

Twitterアカウント ⇒ @kaeru_moriya

次回のnote制作へのモチベに繋がります!!
DMでの感想/質問もドシドシお待ちしております!!

また、現在上位環境Tier表に進出している「黄タイバニGS」の記事も出しているため、興味のある方は是非ご覧ください!!

それでは次回記事でお会いしましょう!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?