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愛の休日

中学の時の同級生のT君は実はフレンチポップスが好きだ。おいらや他の友達がロックだブルースだとか言ってるのには同調してたが本当はミッシェル・ポルナレフが好きなのだった。ロマンチストかよ。ちょっと女にだらしないようなところがあって、経緯はほぼ知らないが(訊かないし訊かないせいか言わない(多分、訊いたらポロポロと話しただろう)、誰かと付き合ってた彼女といつの間にか付き合ってたりの印象が強い(複数例あり※1)。

T君は同じ公立高校を受験し隣の席だったが失敗してしまって(=高校受験の参考書をやたら買い、都度乗り換えてた印象。それは要するにやり切ったものが一個もなかったんだろな)私立の高校へ行った。高校卒業して東京に出てきてたけど何しに出てきたのかよく分からなかった。バイトしてた。そのうちに疎遠になって一昔前的なほどの時間を経て田舎に戻ってたらしいんだけど引き篭もってたっぽい。それは全て伝聞。何故なら亡くなったから。亡くなってから知ったから。アル中だったという話もある。そういや、中学の時から別の友達(このT君を含め夏、T泊にキャンプに行くメンバーだ※2)ん家に応接室にある洋酒を盗み飲むのをよくせがんでたなあ。

愛の休日って邦題が付いてるけど原題はHolidayでホントは内容的にはラブソングではないが、とにかくこの曲はおいらにとってはT君のテーマソングであるのだ。

※1 この子とも付き合ってた↓ 

※2 ↓このT泊キャンプで、M山くんともう1人(洋酒のある応接室の家の子)が船釣りに出たときにおいらと2人で居残ったのがT君だ。

いや、巴里祭は今日ではないよ。

きっと幸せになりますよ(私が