見出し画像

フォーエバー21マイナス1の頃そういえばー、

先日の連休、母の三回忌を済ませた後、兄の提案で兄が母をよく連れてきてた温泉保養施設にみんなで御泊りした。帰りはいつもそうしてるように姉を東京の西の郊外の自宅まで送り高速に入り直した方が30分程早く着くはずだけどそのまま下道を使って自分ちに。途中でK米川を通る。ここは20歳位の頃、高校の同級生のMMさんが住んでいたところだ。一度だけここに来て遊んで彼女が住んでいた彼女の叔母の家の彼女の部屋に泊まった。その地名を冠した交差点を通るたびにそれを思い出して、だけどもさっさと帰りたいので特に何もせず過ぎ去るのだけど。

めぐろさん

↑(席替えの時、ズルして教室の後ろを陣取るぼくたち(他1-2名)。夏は今と違ってエアコンなんて教室にあるわけもなく共学なのだけど適当にはだけて暑さをしのいだ)

めぐろさん

(追記:↑そういや高校当時はメガネっ娘だったわ。卒業後にコンタクトにしてたんだった)

MMさんはキャラ的には、サザエさんでいうと花沢さん。チャーリーブラウン世界ならペパーミントパティだ。いずれもいい意味で。最後に会ったのは高校卒業をしてずいぶん経った頃、結婚して子供がフツーにいる年齢になってたクラス会だった。顔を見るなりずっと私の傍に陣取ってた気がする。みんなの前の挨拶で何かの検査結果がありそれが良くなかったら今日はここに来なかった、とか言ってた。何となく細かい事は訊けずに思い出話とかしてフザケタだけで別れた。てか忘れてるけど何次会かの途中で先にMMさんは帰った気がするな。地元に戻って家庭があって、子供がいたんだし。

MMさんはその後、亡くなった。なんかやっぱり細かいこと訊く気にならなくて知らないんだけど多分、癌だ。今思うともしかするとあの時、検査結果が良かったのではなく悪かったのではないか?と。それでみんなの顔を見たくて来たのではないか? と。

ほぼ一年に一回(去年と今年は二回)、K米川を通るたびにそんなこんなを思う。

うちの隣の隣の建物にワインバーがありそのさらに隣がイタリアンレストランだったのだけど、先日不意に閉店した。縁がなくて一度も食べたことはないのだけど(一度、入ろうとしたらテーブルは空いている風に見えたがキャパがいっぱいだったらしく断られた。小さな店で実質一人でやってるようなところだった)。どこかに移転したのだろうと思ったが違った。オーナーシェフが亡くなったのだった。何かの病気はあったらしい。そんなに年配ではない、せいぜい50歳とかそんな感じの人だった。

そんな風に人は呆気なく死んでしまう、その時が来たら。その時はいつ来るのかわからないのだけど。今日、散歩用に安い靴を、同じ靴を5足買った。1年で履きつぶすとしたら5年かかる計算だ。全部、履きつぶせる保証はないんだな、全くわからないけど。今は全く死ぬ気はしてないけど。

タイトルは先日から破産がどうこうってなニュースがあったForever21が完全撤退ってなニュースにちなんでみたかっただけ。

きっと幸せになりますよ(私が