述懐の申すkid

日記未満:述懐の申すkid

内田裕也さんが死んだ。一時期の俳優・内田裕也は好きだ。「十階のモスキート」はサラ金の借金でどうにもならなくなる警察官で小泉今日子が娘役(超大根演技)で原宿・表参道がまだホコ天やってる頃でローラー('50sっぽいロックンローラーファッションで踊る一派)やってる子だった。映像的にはローラーと竹の子族(竹下通りにあったブティック竹の子のぺらぺらのサテン風の素材で作られたハーレムパンツっぽいシルエットの服とかを来て変な踊りをする一派)が映ってた。映像観ないと忘れたけどPC-8001か6なんとかか(とにかく8801ではなかった気がする)を内田裕也が買ってきてパンクな風情のアン・ルイスを家に連れ込んで「パソコンやってみろ」と言い画面はチープなボーリングゲームだったのが印象的。ってかそれくらいしか思い出せないけど(苦笑)。「コミック雑誌なんかいらない」は実際にあった事件を題材にしたマスコミ・ジャーナリズムの在り方を問うような内容だったっけ? ビートたけしが実際の事件の犯人役だった。ま、とにかく合掌。


ソニーミュージックが電グルの楽曲の配信をホントに停止した。サブスクリプションサービスの配信では全滅である。愚かな事。罪状が全く違うが、小室哲哉が逮捕された時、そしてその後の不倫を疑われ引退を決めた時、いずれもエイベックスは配信停止や販売自粛なぞしたっけか(版権が小室哲哉に既に無かったかも、だけど)? それよりもむしろ今に至るまで数億円単位の融通、サポートしてるでしょ? それはMax松浦って人の度量による事なのかもしれないけどソニーミュージックとは大違いである。エイベックスはアーティストを見ているがソニーミュージックは商品としてしか見ていないと思われても仕方がないだろう。それが今後にどう影響するか。影響されてしまえ。そして後悔しろ。もちろん、ピエール瀧の罪を庇えということではない、余計に追い込んでどうする?って話だ。

最近、何だかアフターパンクムーブメントの頃の曲を好んでよく聞く。Ultravox(JhonFoxx)やらJapan(苦笑)やら、だ。この頃の英国のエレクトロミュージックって何気に暗いよね。米国だとNYパンクの後くらいのトーキングヘッズやらがやがてファンクとかアフリカンリズムになって行ったりするのと大違い。やっぱその頃の英国は明るい話がなかったんかな?知らんけど。



ってかこのV、土屋昌巳がギター弾いとるわ。前にも書いたけど新宿の甲州街道陸橋下にサナギってルミネ(つまりJRだ)プレゼンツな変な店があって昼間よく行ったりしてるんだけどBGMが80年代前半のテクノだったりするんですよね(YMO、プラスチックス、Telexとか他(P-modelとかそこ辺りも掛かってる気がする(詳しくない))。でYMO、1枚目と2枚目が掛かる感じなんだけど79年とか80年のテクノロジーなんで今聴くと音がスカスカなんですよね。で、際立つのが高橋幸宏のドラム。すげえなこの人。このドラム叩いて時にはボーカル取ってんだから。

↑ボールペン(acroball 0.7mm)、固形水彩。

きっと幸せになりますよ(私が