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順番

兄たちが昨日から彼岸の法要で(昨今の事情で人数制限を設けて何回かに分けて実施らしい)、実家にいるんだが実家のお向かいの家の奥さんが先日、亡くなってたと聞かされた。去年、人工透析になってしまったと自分で言ってた。奥さんは後妻で前の奥さんは中風で右だったか左だったか片半身に麻痺を持ってた。それの再発で亡くなってしまった。最初の中風が出たのがおいらが幾つか忘れるほど幼い頃で足を引き摺る様子しか思い出せない。それ以前の麻痺がない頃が浮かばない。2人の子供がいてその子達の持ち物の名札付けなどの針仕事はうちの母がやってた(おいらより4学年下を長子で(本当はもう1人、その下にいたんだけど中風が出た時に乳児だったので親戚に預けられて育ち、実父実母になつかず結果としてその家に養子になった)。亡くなったのはおいらが高二かそこら。しばらくの後に再婚したのだった。その奥さんが亡くなった。つまり2人の奥さんに先立たれることになったんだなー、と。

その奥さんは子供をもうけなかったけど、前の奥さんの子供との関係はビミョーだったかもしれない。優しげな喋り方をする人だったけど物事はハッキリ言う人でもあった。どうであれ、麻痺を持ちながら出来うる限りの世話をしてくれた実母を忘れられるわけない。でも、本人達にそんな事訊けやしない。おいらの亡き母が言ってた話やお盆の時に棚経に合わせて来るけども当日、直ぐにトンボ帰りする感じとで何となく。

余計なお世話だけど)順番的には残される方として問題が少ないのかもしれない。残ったのは血縁同士だけだから。ウチはそんな複雑なのはないけども、基本わがままな男であった父が先に逝ったのは子孝行だと思ったもん。逆だとどうだったかな?と細かなところでシチメンドクサイ事あっただろうな、と。亡き母は一人で何でもするし=しようとするし、小言はあんまり言わないしポジティブであった(父もネガティブってことはないけど)。父の死後、母は父にまつわる気苦労は無くなってストレス軽減してたっぽいしw

人の生き死には、かように面倒だねぇ(今日は火曜だねぇw)。いつまでも自力で無病息災で居られるなら死なないにこしたことないけど、そんなことはあり得ない。死に方と死ぬ順番とあとに残る人の負担が少ないのを希望したい(突然、持ち物含めて跡形もなく消滅するのが理想なんだけど)。

きっと幸せになりますよ(私が