サナギ

ニューロマンティックなサナギ

新宿駅東南口、甲州街道陸橋下の元は駐車場だった記憶だけど今はサナギというアジアンな料理を供する変な店舗になっている。

ここはコタツがあったり、オネエセンスなデカダンなインテリアのコーナーがあったり変なとこなんだけど、使い勝手が良いのでよく使う。

食事はその割にしたことないけど。で、問題はBGMが多分、いつもだいたい同じなんじゃないかと思うんだけど1978年発売のイエローマジックオーケストラ(1枚目)からだったりプラスチックスだったりTELEX(ジョルジオ・モロダープロデュースのテクノディスコサウンド。クラフトワークのフレンチディスコ風)、シーナ&ロケッツ(「半分、青い」で清野菜名扮する裕子の好きな曲ね)などやたら80年代前後、及び初頭な選曲で。誰のセンス? どんな狙い? 昨年?一昨年?バブリーダンスが流行ったけどあれは80年代後半から90年代にかけてのイメージ。

2004年の10月末、たまたまロンドンにいてヴィクトリア&アルバート美術館がハロウィンの夜、ハロウィンパーティーイベントをやるって聞いて無料だし誰でも行っていいってことで出向いて見たら、80年代初めアフターパンクムーヴメントで起きたあだ花・ニューロマンティックな感じの扮装(プラネットアースやガールオンフィルムスの頃のデュランデュラン、最初期のスパンダー・バレエ、クラシックスヌーボー、アダム&ジ・アンツ、バウワウワウ、VISAGE他が該当するバンドかな。それらを彷彿させるような、ヴィヴィアンやアングロマニアの洋服とかでそれっぽく着飾ったおっさんおばちゃん年齢)の人達たくさん。


で、サナギ。サナギのそんなBGMでいつもあの日のハロウインを思い出すのである(=ピカデリーサーカス(エロス像のある有名な交差点及び地域)に行ったら十数台の自転車の集団が通りががってて信号待ちで雄叫び上げてた)。


きっと幸せになりますよ(私が