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落ちるものじゃなく、落とすものになって。

人を好きになって、その人と両思いになることは、そんなに難しいことじゃないと知ったのはいつだろう?

友だちに、「いい人紹介して」
と言って、それなりに素敵な人とデートをし、手を繋ぎ、ドキドキしてセックスするのはそこまで難しい事じゃなかった。

その気になれば、人を好きになってしまう。
そう気がついたのは22歳くらいから。
彼氏と別れてから、セックスとも距離を置いてしばらくしたとき、私は気がついたら誰かを好きになろうとしていた。
そういうふうに身体はできているのだと、知ってしまった瞬間だった。

恋は落ちるものじゃない。
落とすものだ。
少なくとも自らを、そこにあった空洞に飛び込むように落ちるだけ。
意図的に狙いを定め、できるだけ安全そうな穴に、スッと身体を滑り込ませる。

でもそれは、落ちてみなければ分からない。
危険なのか何もないのか、楽しいのか退屈なのか。
それはいつだってそうなのだけど、電気が走ったように、なんの前触れもなく恋に落ち続けていた私にとっては、あらかじめ選択できるだけでも、非常に楽になった。

人を落とすのは好きじゃない。
そのやり方すらよく分からない。
けれど、好意を見せてきた相手に、同じように好意をかけてやれば、それは容易に落ちるということを経験で知っている。
たとえ心がこもっていなかったとしても、相手が見せたそのスキを逃さず掴めば、相手は堕ちるのだ。

恋愛なんて案外簡単で、どうにかなるもの。
逃した魚がでかければ、同じような魚をまた釣り上げればよい。
意外と魚は沢山いる。
そしてどう料理するかは、あなた次第なのさ。


よく分からん事を書いていますが、ようは
両思いは意外と簡単だと言いたいわけですよ。
そこのティーンエイジャーのアナタや、彼氏できた事ないと嘆くアナタに。
世の中にはたくさんのカップルが溢れているわけで、それをアナタが得られない理由がないのよ。

あっ、でもおばさん一応いっとく。
人のモノばかり好きになるのは良くないよって。
その子が持ってるから好きなのか、そのモノが好きなのかは見極めるべきだし、大体こういうのは前者。
他人から奪う、その時だけが1番楽しくて、あとは急に色褪せる。
アナタだけの正しく好きな価値観を見出さないと、結局振り回して振り回されて終わるから。
そればっか繰り返してるのはつまらないでしょ。


急に35億の人みたいになっちゃった。
わたしあの人大好きだったの。
いつか、堤真一を落としてみたい。
派手なストライプシャツを着て。
黒のタイトスカートと、黒いヒールで釘付けにして。
わたしだけをみて。

※大人の世界は案外楽しい。
ここまで会社ではっちゃけないにしろ、みんな割と頭ん中はこんな感じ。
割りに合わない仕事してんだから、プライベートは楽しまなきゃね。

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