かえるくん東京を救う

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地球を救うための日々のフィールドワークをBlogとTwitterで紹介してます!https://twitter.com/kaerukun777

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【Chapter 1】Malformed children in the underground world

His name is Hideyoshi. He has been a nickname since he was a child. Hideyoshi's life was simple. He is not a spender. But he spared no investment in health. Hideyoshi who sold the company and got a small amount of money. He seems to have b

    • Welcome to my collection named 【Frog's day dream in 2045】

      はじめに本記事は僕のNFTアートの世界観を表現したコンセプトシートです。 This article is a concept sheet that expresses my view of the world of NFT art. https://opensea.io/collection/day-dream777?locale=ja ディスクリプション時は2045年。ベーシックインカムで生計を立てるブログ愛好家である僕。 そんな僕がふとしたきっかけで秀吉という青年と

      • 【外伝:家康の物語】家康が暴くベストセラー作家の秘密

         秀吉やかえる君と会わなくなって約2年が経つ。家康は秀吉の会社を退職した。正確には秀吉の行方が分からなくなり、会社は自然消滅したのだ。元のニート生活に戻っても良かったが、家康は秀吉の会社で培ったネットマーケティングの知識をいかし小さな広告代理店に転職した。  オナ禁で童貞の家康だったが彼女もできた。絶世の美女とは言いがたいが、笑顔が素敵で快活な素敵な女の子だった。平和な暮らし。食事にも気をつかうようになった。Twitterもやめた。まじめなサラリーマン生活。会社員を社畜とバカ

        • 第9章:秀吉の帰還。国家からの逃走の理由

           秀吉との連絡はつながらない。覇王が言うように、秀吉は僕を警察に売ったのだろうか?でも何のために?  8月の太陽は暴力的だ。毎年のような異常気象と猛暑の記録更新。2045年の現在でも地球温暖化に有効な手立てがないのが実情だ。家康はプロジェクトが頓挫したことで、元のツイ廃に戻ったかのようにネット浸りの生活をしている。僕にしたってもともと無職のようなものだ。時々ブログを執筆し、その広告収入でつつましく生活していた。もともとが物欲など無い。とくに困ることもないのだ。  秀吉が消

        【Chapter 1】Malformed children in the underground world

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        記事

          第8章:エロ業界の闇とアングラカルチャーの真実

          「かえるくん、君は早かれ遅かれ警察に逮捕されていたはずです」と覇王は言った。  覇王がオフィスを構える雑居ビル。すぐ下のフロアのテナントとして入居している新興宗教団体の歌う謎の讃美歌が微かに聞こえてくる。 「僕が逮捕されていた?どういうことだ」 「大手AVメーカー以外の素人撮影者や個人撮影事業者、こういった業者の作品は犯罪の温床になっているんです」 「犯罪の温床?」 「そうです。インターネットによる素人革命の真実と功罪」と覇王はゆっくりと僕に説明をはじめる。「僕が知り合っ

          第8章:エロ業界の闇とアングラカルチャーの真実

          第7章:秀吉の陰謀

           電話は覇王からだった。 「かえるくん、その場所は危険です。今すぐ逃げてください」 逃げる?何から逃げるということなんだろう。 「警察当局のガサ入れの情報をキャッチしています。理由は後から話します。とにかく急いで秀吉のオフィスから離れてください」 「本当なのか?」 「秀吉の動きが怪しいんです。裏インターネットの情報商人の僕を信じてください。秀吉が先日かえる君に別れ際、こう言ったはずです。『仏陀に会ったら仏陀を殺せ』と」  確かに覇王の発言は正しかった。秀頼は僕に別れ際にこう

          第7章:秀吉の陰謀

          第6章:覇王の警告。捜査当局の介入

          「高橋名人と連絡がつかないんですよ」 家康は困ったように僕に言った。  エロ動画コンテンツを制作するうえでの家康の頼り。それが高橋名人だった。その高橋名人と連絡がつかないという。もう1週間も電話がつながらないらしい。  この日のサウナは上野オリエンタル3。亜熱帯地方のような浴室。チープなイージーリスニングのBGMとフェイクの安っぽい植物の装飾。このB級テイストが独特のグルーブ感を生み出している。ファッショナブルなサウナ施設が増えるなか、こういったサウナ施設こそ僕は好きなの

          第6章:覇王の警告。捜査当局の介入

          第5章:高橋名人が語る“愛の波動”とは

          「秀吉さん。遅れてすいません。実は覇王さんと偶然に出合っちゃって」 家康は信濃路のテーブルに座るなり秀吉に謝罪した。  秀吉との合流先は鶯谷駅前の信濃路。鶯谷の居酒屋の名店だ。2045年の今、これだけ寂れた居酒屋も珍しい。鶯谷も2030年代からの都市開発で信じられないほど洗練された街となってしまった。そんな環境下においては、信濃路は天然記念物的なスポットといっていい。 「覇王と会ったのか?」と秀吉がきいた。 「そうなんです。萩の湯で。それで、覇王さんの独特のパパ活セオリー

          第5章:高橋名人が語る“愛の波動”とは

          第4章:覇王、語る。パパ活による自身の救済について

          「かえるくん、待っていたよ。今夜は性と聖と生について語ろうじゃないか」  覇王はなぜか初対面のはずの僕の目を見ていった。  覇王は僕と家康をテーブルに座るよう促す。覇王はおいしそうにビールを飲む。 「僕はパパ活の覇王と呼ばれています。かえるくん、パパ活をご存じですか?」  覇王は僕に聞く。僕はパパ活の知識なんて何もなかった。 「パパ活は僕なりの愛の啓蒙です。目的はパパ活マーケットの効率化です。そこに道徳的な善悪は存在しません。善も悪も主観でしかない。僕は善悪の彼岸にいるので

          第4章:覇王、語る。パパ活による自身の救済について

          第3章:ラブホテル街のストリートで覇王に出会う

          「サウナに精神性なんて求めるな」 僕は家康に言った。  家康は水風呂で合掌しながら精神統一を図っていた。奇妙な呼吸法もしていた。周りのサウナーが怪訝そうに家康を見つめる。危ない奴とは距離をおこうとする人々。誰も目線を合わせない。かまわず合掌しながら水風呂で長い時が流れる。  この日のサウナは鶯谷の萩の湯だ。庶民的な銭湯サウナ。ラブホテル街の立ちならぶ街並み。淫靡なホテル街を抜けた場所に立地する萩の湯。銭湯サウナの醍醐味は湯船のバリエーションの豊富さだ。萩の湯は光マイクロバ

          第3章:ラブホテル街のストリートで覇王に出会う

          第2章:情報商人ドリームチーム参戦への恍惚と不安

          「情報商材を買うポイントって知ってます?」と家康はサウナ室で言った。  秀吉はまだ約束のサウナ施設に到着していなかったから、たぶん僕に言ったのだろう。 「情報商材?」 「そうです。モテる系とか儲かる系やコンプレックス解消系とか、そんな情報コンテンツのことです。僕は現場のリアルな空気の把握やマーケットのリサーチも兼ねて、ときどき買ってるんです。秀吉さん、経費で落としてくれるんですよ」  家康は続ける。 「秀吉さんの教えなんです。俺たちは言葉と情報の武器商人だってね。だから言

          第2章:情報商人ドリームチーム参戦への恍惚と不安

          第1章:裏インターネットの世界が生んだ奇形児たち

          「なぜ大麻は非合法なのか知ってるか?」と秀吉は言った。 僕に言っているのか。それとも部下の家康に聞いているのか。  彼の名前は秀吉。子供のころからのあだ名だ。その異様なまでの金銭への執着から彼は秀吉と呼ばれていた。  金銭への執着といっても、秀吉は銭ゲバで強欲な人間ではない。単にゲームとして金銭獲得競争を楽しんでいるだけだった。そしてゲームをするなら勝たなければならない。だから秀吉の生活は質素そのものだった。  彼は浪費家でない。ただ健康に関する投資は惜しまかった。  僕か

          第1章:裏インターネットの世界が生んだ奇形児たち

          (会社のトイレでペニスをシゴく手こそ)仏陀の見えざる手

          近未来SF小説。はじまりはじまり。

          (会社のトイレでペニスをシゴく手こそ)仏陀の見えざる手