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ゆる〜くはじめよう!中国語 (3)中国語の漢字を書いてみよう

大家好!カエルライフの朱虹です。

今回も、前回に続いて簡体字について勉強します。さまざまなタイプの簡体字の紹介について紹介します。

(1) まずは簡略化された偏旁(へん、つくりなど)を覚えよう

簡体字では、偏旁が簡略化されているケースが多いので、まずは簡略化された偏旁を覚えておけば、同じ偏旁を持つ他の簡体字が想像しやすくなります。

例えば、ごんべん(言)は、このように簡略化されます。

このルールを覚えておけば、「記」「語」などの簡体字も想像しやすくなります。

このほかにも代表的なものを紹介しておきます。

(2) 似ているようで微妙に違う漢字に注意

中国語の簡体字を書く時に、特に注意を払わなければいけないのが、日本語と微妙に字体が違うものです。例えば以下のようなものがありますが、矢印の指す場所に注目しながら上の日本語の漢字との違いをよく見比べてみましょう。

(3) 日本では馴染みのない漢字

最後に、日本では使われることの少ない漢字を少し紹介します。このような漢字は、今後単語を覚えていく中でたくさん登場しますが、その都度覚えれば大丈夫です。

匀 [yún] (例) 均匀 [jūnyún] むらがない
办 [bàn] (例) 办理 [bànlǐ] 処理する
卡 [kǎ] (例) 磁卡 [cíkǎ] 磁気カード
叼 [diāo] (例) 叼烟 [diāo yān] たばこをくわえる
甩 [shuǎi] (例) 甩卖 [shuǎimài] 投げ売りする
闯 [chuǎng] (例) 闯红灯 [chuǎng hóngdēng] 赤信号を無視する
她 [tā] (例) 她们 [tāmen] 彼女たち
奶 [nǎi] (例) 奶奶 [nǎinai] (父方の)おばあさん


さて、ここまで簡体字について色々紹介しましたが、日本の学習者はもともと漢字が分かるので、上記で紹介した点を意識すれば、特別に簡体字の勉強に時間をかける必要はないと思います。

単語の勉強中などに見たことのない漢字が出てきたら、その都度何回か紙に書いてみる、という感じで少しずつ練習をしていけば、簡体字は自然に身につくでしょう。

また、とにかく短期間で効率良く簡体字を習得したい場合や、漢字の書き取りが好きな方は、有料ですがPDFで印刷可能な練習教材も用意しているので、ご興味のある方はお試しください。

次回からは、発音の勉強をします。

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