見出し画像

ALKEMONの習慣化を達成するための「ロック型習慣化トークンエコノミクス」

現在考えているアルケモンのロック型習慣化トークンエコノミクスの概要となります。

まだ、よりよいアイディアの発見や、アドバイザーとの相談などによって、変更されることがあります。弁護士とのスキーム検討についても具体的に進めております。

また、理解しやすくするために簡略化している部分があります。最終版はWhitePaperやGitbookなど、正式なゲーム説明の形で発表します。

ALKEMONのコンセプトはこちらの記事に記載してあります。

ALKEMON遊びかたのイメージ

アルケモンを一言で説明すると「毎日歩いて、敵を倒して、NFTやトークンを得る」というゲームです。5体のモンスターを使ってデッキを構築し、歩くことでダイスを振り、スゴロクを行い、止まったマスに応じて、敵に攻撃が行われるという仕組みです。

スゴロクゲームイメージ

敵には属性があり、敵とデッキのモンスターの有利属性に合わせることで、弱点を突くことができ、これにより効率的に敵を倒すことができます。このほかにもモンスターはスキルをもっており、効率よく敵を倒すことができます。効率的に敵を倒せるということは、効率的にトークンを稼げるということに繋がります。

敵はTwitterの相互フォロワーと一緒に攻撃することができ、Twitterのフレンドと一緒に遊ぶとより効率的になります。(ただし、フレンドが削ってくれるのは敵のHPの50%までです)

ほかのプレイヤーもスゴロク上で歩いているのが見える

さらには、SNSで目標宣言をする「ソーシャルコミットメント」を行うことで、ゲームをより効率的に遊ぶためのアイテム(アーティファクト、後述)を得ることができます。

ゲームは毎日20分程度歩くと十分に楽しめるようにデザインされているので、これを目標に毎日歩いてほしいと考えています。

エコノミクスのコンセプトと特徴

このエコノミクスには、独自の仕組みを複数取り入れて、健康習慣を継続できた人に報酬が行くように作られています。

  • NFTをミントする際のトークン(カエルコイン、後述)を「ドル建て枚数使用」で、どのタイミングでも入りやすく

    • 使用する枚数ベース(10枚)ではなく、10ドル分の枚数を要求

    • これによりトークンが高騰してしまい、ゲームに参加することができないといった問題を解決する

  • NFTをミント(生成)する際には、トークンは消費されずNFTに紐づいてロックされる

  • NFTにロックされたトークンは、毎日運動を行い健康習慣を実現することで返却される

    • NFT内に何日歩いたかが記録されており、日数が一定を超えると、ロック解除を行い、トークンを取り出すことができる

    • 二次流通市場で購入したNFTにも、前の持ち主が累計何日歩いたかが記録されているため、自分があと何日あるけばそのNFT内のトークンが取り出せるか?という判断を基準に購入を検討することができる

    • 習慣化に失敗した人のNFTは二次流通市場に放出されるので、二次流通で安く購入し運動を行うことで、ロックされているトークンを回収できる

  • NFTを利用してゲームを遊ぶことで、(ロックのトークンとは別に)少量のトークンをプレイ報酬として得ることができる

  • これにより、毎日運動を行う人が得をする仕組みを実現する

アルケモンでは、健康習慣を皆と一緒に作れた人に報酬が行くような形でゲームデザインを行ないました。短期の稼ぎや取引で利益を出すことは難しいようにデザインしています。そのために、BTCやSplinterlandsなどを参考にし、中長期的な安定と、長期的にアルケモンにコミットメントをしてくれた人に報酬が渡るように設計しています。

ポイントとトークン

移動石(仮)

  • 歩くだけで獲得できるポイント。イメージは既存のソシャゲの課金石と同じで、アプリ課金での購入も可能

  • 仮想通貨ではなく、ゲーム内に紐づいたポイントなので、ユーザー間での取引はできない

  • 移動石は内部的には有償移動石と無償移動石に分かれる

    • 直接課金で購入できるのは有償移動石とオマケの無償移動石

    • 歩いて獲得できるのは無償移動石

  • このポイントは育成やミントで利用することができる、無償移動石から優先的に消費される

  • 有償移動石でないと購入できないサービスを用意することも検討中

カエルコイン(仮)(略称$FRG)

  • $FRGはAlkemonや今後のタイトルで利用可能な発行上限が定められた独自トークン

  • 歩いてダイスを転がし、敵を攻撃してダメージを与えることで獲得することができる

  • このほかにも、シーズンランキング、ミント報酬、ソーシャルコミットメント報酬などで獲得できる

  • モンスターNFTのミントを行う際に、移動石と$FRGの両方を利用、移動石は消費され、$FRGはNFTにロックされ、歩くことで取り出すことができる

    • ミントの際には$FRGの時価からドル建てで必要枚数が決定される、つまり「★4のモンスターのNFTのミントであれば、100ドル分の$FRGが必要」といった具合だ

Oasys $OAS

  • Oasysブロックチェーンのネイティブトークン

  • $OASはアルケモンの中には登場しないが、二次流通の際に使用する

  • アルケモンNFTを外部市場でトレードする際に利用するトークン

  • アルケモンに新規参入する場合、$OASを通じてマーケットからNFTを購入してゲームを開始する形になる

NFTとアイテム

アルケモンで利用するNFTやアイテムを紹介します。

アルケモンNFT


アルケモンたち

アルケモンNFTは、ゲームを遊ぶのに必要な最も基本のNFTです。プレイヤーはデッキに5体までのアルケモンNFTをセットし、歩くことで、移動石や$FRGを獲得することできます。

獲得する移動石はアルケモンの基礎パラメータをベースにして、歩いた量に応じて計算されます。また、獲得する$FRGは敵に与えたダメージをベースに計算されます。

従って、効率的に$FRGを得たい場合、パラメータが強いだけのアルケモンNFTを使うのではなく、敵に効率的にダメージを与えられるアルケモンNFTを使うことが攻略の鍵となります。
新規のアルケモンNFTの入手手段としては、主に次の3つが挙げられます。

  • Genesis NFTの購入

  • 二次流通市場でのNFTの購入

  • ブリードミントによる新規NFTの生成

Genesis NFTの購入については、「ALKEMON Genesis NFT販売情報」を参照してください。

ブリード(Breed、交配)ミントは、手持ちの2つのアルケモンNFTを親として、子となるアルケモンNFTを生成することです。親のアルケモンはブリードによって消費されません。生成にはミントコスト(移動石と$FRGとアーティファクト)が必要になり、ミントで使った$FRGは子のアルケモンにロックされます。

生成されたアルケモンNFTは親の特徴を受け継いだものになるので、適切な親を選んで交配させることが攻略の鍵となります。また、親となったアルケモンNFTは内部で保持しているブリードカウントが減少し、0になったものは親になることはできなくなります。

$OASを利用した二次流通については先ほど説明したので割愛します。

アルケモンは、NFTではないオフチェーン版も提供をする予定です。こちらは、入門用のものとなっており、追加エナジーや、$FRGロックや、$FRGマイニングなどは提供されませんが、同じような形でプレイができます。

アルケモンNFTは、AIアートのカスタムに使える「アルケミックスペル」を、メタデータとして複数持っており、そのアルケモンNFTを持つことで、AIアートのカスタム性が上がります。成長することで、「アルケミックスペル」は追加されます。

アーティファクトNFT

アーティファクトとは、プレイヤーに装備するアイテムです。装備可能な個数は5個程度を想定しています。アーティファクトを装備することで、手持ちのアルケモンのパラメータの強化が行えます。

アーティファクトの入手手段は、敵を倒した際のドロップと、ソーシャルコミットメントがあります。

アーティファクトは、大きく2種類あり、効果が時間で失われる「期限つきアーティファクト」効果が永続である「永続アーティファクト」です。通常のドロップ品は、期限付きアーティファクトです。ソーシャルコミットメントを通して手に入るものは、永続アーティファクトです。

アーティファクトは、アルケモンのミントのための素材として使うこともできます。これには、利用期限が切れて効果が失われたアーティファクトも利用することができます。

また、アーティファクトもAIアートのカスタムに使える「アルケミックスペル」を、メタデータとして持っており、そのアーティファクトを持つことで、AIアートのカスタム性が上がります。

アルケモンNFTとエナジー

アルケモンをプレイするにはダイスを振ってスゴロクを進めていく必要があるのですが、ダイスを振るのに必要なのがエナジーです。エナジーを1ポイント消費するには2分間程度歩く必要があります。エナジーを消費しながら歩くことで一定間隔ごとに、ダイスを獲得し振ることができます。

また、保持しておけるエナジーの最大値と1日の回復量は、保持しているアルケモンNFTの総数で決定されます。そのため、デッキを組むために必要な5体だけでなく、エナジー上限を引き上げるためにも、アルケモンNFTは必要になってきます。

アルケモンNFTの数とエナジー数

0体:2エナジー
 (アルケモンNFTの保持がないと$FRGのマイニングは行えないが、
 非NFTのアルケモンでも移動石の獲得は可能)
3体:4エナジー
9体:9エナジー
15体:12エナジー
30体:20エナジー

保持アルケモンNFTと最大エナジー


また持っているアルケモンのレア度によって、追加のエナジーボーナスを得ます。こちらの効果は、複数体持つことによって、重複します。(★2以下は非NFTです)

★3:+0エナジー
★4:+1エナジー(Genesis NFT)
★5:+2エナジー

アルケモンNFTのレア度と追加エナジーボーナス

総エナジーの上限は30です。つまり、1日のうちに最大1時間歩きながらアルケモンをプレイすることを想定しています。

パーティデッキシステム

歩く時にアルケモンのパーティデッキは、最大5体となります(1体でもプレイは可能です)。5体の範囲で自由に保持しているアルケモンをパーティデッキに入れることができます。

デッキイメージ

また、プレイヤーの装備となるアーティファクトも、同様に5つまで装備することができます。アーティファクトは、装備なしでもプレイ可能です。

デッキのおおよその強さ

デッキのおおよその強さアルケモン5体 × アーティファクト5つ

デッキのおおよその強さは、上記のようなイメージです。アルケモンとアーティファクトを組み合わせることでより強いパーティデッキを作ることができます。

属性について

アルケモン、アーティファクトには属性があります。この属性は、スゴロクバトルでのダメージ相性や、ミント時の親になれるかなどとして使われます。初期では赤青緑の3属性があり、将来的には2~3属性を追加する予定です。

バトルでの相性

赤>緑>青>赤

3つの属性で3すくみとなっており、敵に対してのダメージ相性計算で使われます。得意属性でのダメージ倍率としては、2倍程度を考えています。

アルケモンNFTのロックと$FRG半減期

ロックシステムと裏打ちの価値

アルケモンNFTは、ミントする際に使用した$FRGがNFTに紐づいてロックされます。アルケモンNFTにはWalkingCounter(仮)というパラメータが存在し、ミントした際に一定の値に設定されます。そして、毎日20分歩くことでアルケモンNFT内のWalkingCounterが減少していき、0になったアルケモンNFTはバーン(処分)可能になり、バーンを通じてロックされた$FRGを取り出すことができます。

ただし、バーンする際に$FRGは全額取り出せるわけではありません。例えば、ミントの際に$20分の$FRGをロックしていた場合、取り出し基準値が2倍だとすると、$FRGが値上がりしていた場合、最大で$40分の$FRGを取り出すことができます。余剰分の$FRGは$FRGそのものがバーンされ、市場から$FRGが減っていきます。 また、$FRGが値下がりしていた場合、ロックしていた$FRGはそのまま返却されます。

NFTのミントとバーンでの$FRGの動き

これにより、市場から$FRGが減少していくため、$FRGの価格が上がりやすくなります。しかし利用枚数はドル建て時価で決まるので、後から参入しても初期投資金額は変わりません。ここがロック型トークンエコノミクスのキモになります。

この取り出し基準値や、WalkingCounterの値はミントする際にいくつかの選択肢の中から選ぶことで決定されます。つまり「30日歩いて同額返し」、「180日歩いて、1.3倍返し」、「365日歩いて2倍返し」といった選択肢の中から、自分の習慣目標に合わせた目標設定を選択します。(この値は現在調整中です)。

また、バーンを通じてゲーム内からNFTが徐々に取り除かれるので、NFTの需要を維持し価格を維持し、また「デッキが完成する」ということもなくなるので、常にトレードを通じて最高のデッキを目指すことが求められます。

こちらはNFTの価値の裏打ちとしての仕組みなので、WalkingCoutnerが0になった際には別途、健康習慣を達成したとして、稀少なアーティファクトを報酬として払い出します。このアーティファクトは、能力が強く、稀少なアルケモンのミントに必要となるものです。また、一定期間歩くことを達成したアルケモンは、より強化されたり、そのアルケモンでしかミントできないアルケモンを出していきます。

これにより、アルケモンNFTにロックされた$FRGは、ロックされ続け市場に出回らないため、$FRGの流動性を下げ$FRGの価格を押し上げる方向に寄与します。

また、Genesis NFTはトークンロックされない代わりに、限定数とユーティリティとパラメータの優位性で価値を維持できるようにします。

$FRGの半減期での供給減

$FRGの供給は、BTCの供給と似たような形で半減期を設定する予定です。

半減期は、ゲームのプレイ感覚や習慣化のバランスで検討し、4~12か月程度と考えています。BTCの半減期4年と比べると短いものの、同じゲームを1年間続けるというのは、ゲーマー・健康習慣としてはとても長い時間であり、プレイヤー人口の拡大速度を考えるとこれくらいのスピード感が良いと考えます。

つまり、NFTのロックとバーンを通じて$FRGの市場流通枚数が減り、ゲーム内の$FRG供給量も一定期間で半減期を迎えます。結果として、理論上アルケモンの$FRGは緩やかに値上がりしていくことになります。

シーズンとEarning

1シーズンは、2週間~1か月で行われます。シーズンでは、複数の経路から、シーズンポイントを手に入れることで、プレイヤー間で競争します。

シーズンごとにシーズンランキングがあり、上位から一定人数ごとに、プラチナ、ゴールド、シルバーなどのランクが付けられます。そしてシーズン終了の際には、ランクに応じたシーズン報酬を受け取ることが出来ます。

シーズン報酬として、$FRGと数か月間利用することができるアーティファクトを配布をします。そのため、ゲームをプレイし続けること、得られたアーティファクトを装備し、アルケモンNFTを強化することで、さらにランキングに入りやすくなります。そのため、ゲームを長期的にプレイすることでより効率的に$FRGを稼ぐことができるため、結果としてユーザは毎日ウォーキングを行い、毎日のウォーキングを通じて健康を維持していくという仕組みになります。

ミントボーナス・ソーシャルコミットメントボーナス

ミントやソーシャルコミットメントなどのゲームプレイを促進させるために、ゲームプレイに応じて$FRGのエアドロ(無償配布)を行います。こちらは一定期間ごとに報酬量が決まっており、ミントをすることによって払い出されます。

アルケモンミント

アルケモンNFTは、ブリード(交配)によって新たなNFTを作ることができます。ブリードミントに必要なものは次の通りです。

・親となる、ブリードカウントが1以上の2体のアルケモンNFT(非消費、ブリードカウントが1減少、必要な親の種類はアルケモン種族に依存)
アーティファクトNFT(消費、必要なレシピはアルケモン種族に依存)
移動石(消費)
$FRG(ロック)

以上が必要になります。アルケモンNFTは、種類ごとに個別のミントコストが設定されます。全ユーザーがあるアルケモンのNFTをミントをするごとにその種類のアルケモンのミントコストが引きあがっていき、実質的なミント制限となる仕組みを考えています。

そのため、特定の種類のアルケモンのNFTの市場流通量は、市場からの需要に応じて一定量になっていき、NFTが無限に増えてNFTの価格が暴落するといった事態を防ぐことができます。

オタマのアルケモン

例:オタマのアルケモン
通常時:移動石100個
1千体ミントされたとき:移動石120個(1.2倍)
2千体ミントされたとき:移動石141個(1.2^2=1.41倍)
3千体ミントされたとき:移動石172個(1.2^3=1.72倍)
・・・

このようにアルケモンの種類によって、ミントコストが引きあがり、実質的なミント制限になる仕組みです。ただ、それだけだとミントコストが跳ね上がっていき、最終的にはミントができなくなるため、新キャラクターの導入などで、環境の新陳代謝を行っていきます。

また後述の複数のバーン系を導入することで、古くからあるアルケモンの数が少なくなり、価値を引き上げる仕組みも考えています。

アルケモンの育成

さまざまなアルケモンを育成することで強化できる

レベルアップ

アルケモンは、レベルアップさせることで、パラメータを上げることができます。上昇パラメータは、種族や多少のランダム要素によって決まります。レベルアップには、無料石を消費したり、一部のタイミングでは少額の$FRGを追加でロックします。またレベルアップには時間もかかる仕組みです。これは 習慣化を目指して長期的なプレイをしてもらうことをゲームのコンセプトとしているためです。

覚醒(アルケモンマージ)

アルケモンNFTは一定期間、一緒に歩くことによって、覚醒を行うことができます

まず覚醒をしたいベースのアルケモンNFTと、合成をする同属性でレア度が1つ下のサブのアルケモンNFTを用意します。サブのアルケモンNFTを合成素材にして消費(バーン)することで、ベースのアルケモンが強化される仕組みです。

覚醒を行うことで、アルケモンNFTのレベルの上限を引き上げ、さらにベースのパラメータを一部吸収することができます。またバーンされたアルケモンにロックされている$FRGは、ベースのアルケモンに統合されます。

この際に、元のアルケモンNFTと、素材となったアルケモンNFTのWalkingCoutnerが比較され、より長い値のWalkingCoutnerの値が引き継がれます。

スキルレベルアップ

アルケモンは、バトル中に使ういくつかのスキルを持っています。同一のスキルを持っているアルケモンをバーンする&少額$FRGを追加ロックすることでスキルレベルを引き上げることができます。

スキルは、ミント時に発生するものと、一定Lvを迎えたときに追加されるものがあります。種族によって、発生するスキルの種類は決まっており、遺伝などによっても影響されます。

ソーシャルコミットメントとアーティファクト

ソーシャルコミットメントは、Twitterなどで、健康習慣の目標宣言を行ってトークンをロックし、アーティファクトをミントすることで、永続アーティファクトを手に入れられる仕組みでです。また、習慣化促進のためのコアコンセプトの1つでもあります。

ソーシャルコミットメントミントの宣言

ソーシャルコミットメントを行って永続アーティファクトをミントするには、いくつかの条件を決める必要があります。

宣言内容(期間と習慣化する内容)
・基本ミント$FRG+追加ロックする$FRGの量
・その他オプション(ストレッチゴールなど)

これらを決めて、ツイッター上でツイートをしてから、ミントを行います。

そうすると、永続アーティファクトNFTが転送不可の状態でミントができます。そのNFTには、ツイートや宣言の内容が記録されます。

その後、ゲームを行うことで、宣言内容が履行されたかどうかが判定されます。

宣言成功時

宣言成功した場合は、アーティファクトNFTがパワーアップをして、ロックしたトークンは即時に返却され、成功の一言などを記載でき、NFTが転送可能になります。

宣言失敗時

宣言失敗した場合は、アーティファクトNFTがパワーダウンをして、一定期間の後にロックしたトークンは返却されます。このアーティファクトNFTは、アルケモンNFTをミントする際のアーティファクトNFTの素材として処分することはできます。

AIアートについて

アルケモンNFTには、ドット絵と「アルケミックスペル」と呼ばれるカスタムワードを使って、AIアートを生成することができます。生成したAIアートは、アルケモンNFTの背面スキンとして設定できます。

AIアート生成イメージ

本機能はスゴロクゲームやソーシャルコミットメント機能に先駆けてリリースされる予定です。

アルケモンNFTとアルケミックスペル

アルケモンNFTには、ドット絵をベースとする「プロンプトテンプレート」を内部的に持っています。これはAI画像生成に利用されるものです。また、NFTのメタ情報として、複数の「アルケミックスペル」を持っています。

アルケモンは、成長(Lvや覚醒)をすることで、ランダムで「アルケミックスペル」が追加されます。追加されるアルケミックスペルは、アルケモンのレア度や属性や、遺伝情報をもとに決定されます。

NFTが持つプロンプトテンプレートと、プレイヤーが入手したアルケミックスペルを組み合わせて、自分らしいモンスターを作り上げることができます。

アーティファクトNFTとアルケミックスペル

アーティファクトNFTにも、「アルケミックスペル」を持っています。NFTの保有をすることで、AIアートのカスタムで使える「アルケミックスペル」が使える状態になります。

AIアート生成のコストとルール

AIアート生成には、リソース(検討中)を使います。AIアートを生成したユーザは、生成されたAIアートを、既に背景に設定されているAIアートと交換するかどうかを選択することで、NFT背面アートを更新できます。

Genesis NFTとキャラクタコンテスト

アルケモンのGenesis NFTの保持者のみを対象に、AIアートを使ったアルケモンキャラクタコンテストが開かれます。

こちらのコンテストは、アルケモンのGenesis NFTの保持者のみが、投票権を持っており、その投票権の重さは、Genesis NFTの保持数によって決まります。

アルケモンのキャラクタコンテストの結果の入賞作品は、新しい種類のアルケモンとして、ドット絵を起こしたうえで、追加していきます。入賞作品を作ったクリエイターには、入賞作品のアートのアルケモンOrigin NFTを授与し、それを保持することで、キャラクターの権利を一部得られます。

ロールとコミュニティ

Genesis NFTを複数保持することで、公式Discordにてロールを獲得できます。

1個:ALKEMON HOLDER(仮)
5個:ALKEMON ELITE(仮)
30個:ALKEMON MASTER(仮)

ロールに応じて、AIアートの評価、コンテストのお題投票、新アルケミックスペルの追加投票などができます。上位のロールを持つことで、アルケモンの方向性に対して影響力を持つことができます。

まとめ

アルケモンのロック型習慣化トークンエコノミクスをまとめます。

トークン系
・$FRGトークンの使用がドル建てで、消費ではなくNFTにロックされる
 ・ロックされたトークンがNFTの裏打ちになる
・習慣化を達成すると、取り出すことができる。市場の状況で取り出せる枚数は調節される
・$FRGは半減期供給をされる
・$FRGは、歩くことやシーズンランキング、ミント、ソーシャルコミットメントなどで獲得できる

NFT系
・アルケモンNFTは、ブリードミントによって供給される
・アルケモンNFTのミントコストは、種類ごとにミント総数によって増えていく
・アルケモンNFTを複数保持することで最大エナジーが増える
・アーティファクトNFTは、プレイヤーに装備するアイテム
・アルケモンとアーティファクトは5つづつデッキに入れることができる

アルケモン育成系
・アルケモンは、LvUpや覚醒、スキルレベルアップなどの消費を行うことで強くすることができる
 ・その際に使うNFTのロックトークンは統合される

ソーシャルコミットメント
健康習慣を宣言することで、永続アーティファクトを入手できる。宣言の履行によって、NFTの状態が変わる。

AIアート
アルケモンNFTのドット絵からAIアートが生成できる
・手持ちのアルケモン、アーティファクトNFTに刻まれた「アルケミックスペル」を使うことでカスタムできる。
・Genesisホルダー向けにキャラクタコンテストが行われ、新キャラが作られる
・多くのGenesisを持つことで、アルケモンの世界に対して影響をもつロールを手に入れることができる

上記のようになっています。

アルケモンの設計について

アルケモンは、今のBCGの問題を取り除いて、新たな「現実がゲームのような世界にする」という夢を実現するために設計したものです。今までのBCGと考え方が違うため、設計を見て戸惑うかもしれない。コンセプトとしては「みんなで楽しく健康習慣を作る」です。みんなが気軽に参加しやすいようにするため「入りやすく、損をしにくい」に振っており、続けることで報酬を払い出すので、結果としてみんなで楽しんで健康習慣を得たうえで、さらに利益も出るかもしれないというモデルとなっています。

アルケモンの世界を創るGenesis Box by AI generation

この後、12/15の20時からNFTのプレセールがあるので、興味がある方は参加してほしいです。そして、「アルケモン」から続く、新しい世界を一緒に作って欲しいです。よろしくおねがいします!


記事を読んでいただいてありがとうございます! 良かったらサポートしていただけると大変嬉しいです。