・花粉症ではある。しかし市販薬で何とかなるレベルであり、病院で強めの薬を処方してもらわないとどうにもならない人がいる中で花粉症つれぇ～ｯｽ～～とは言えない。辛さなんて人それぞれだし、苦しいときは苦しいって言ってくれていいんだよ。baby We’ll be alright

・目と鼻と喉と頭がぼんやり不快で、それぞれ個別では小さな辛さなのに、合わせ技で苦しめてくる。
何故だ、貴様ら一人一人は取るに足らない雑魚のはず…。

「仲間がここまで連れてきてくれた。」

仲間だと？そんな何の役にも立たない存在で強くなったと言うのか。

「そうだ。自分の部下すら信用せず、孤独に一人で闘い続けてきたお前にはわからないだろう。」

ふん、下らない。あまりに下らない。いや、私のような確固たる力を手に入れた者には“下らない”と判断せざるない。何故ならば個として弱い者達の“集”の強さ、これは貴様らにとっては絆と言い換えた方が理解し易いだろうが、つまりこの力を認めてしまうと我々にとって過去の否定となってしまうため心情的に無意識に存在すら考えないようにしていたというのが実際のところなのだと思う。

「あ、結構的確に反省できてる」

おわり