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きままな旅行記 Nr.2 京阪神編

第二回は関西旅行について。

期間 :2022年3月6日から3月9日 3泊4日
目的地:京阪神エリア
目的 :京都/神戸観光、和田岬線、201系、嵯峨野トロッコ、京都鉄博
同行者:エスネコ@数学と教育|note

2022/3/6

今回の拠点は大阪になる。ということでまずは大阪に向かうことにした。今回は、J-TRIPを活用してHND⇒KIXの往復航空券+3泊4日の宿代をセットにしたプランを選択した。

まずは羽田空港に車で向かった。同行者は前夜に少々、食べ過ぎたようでリバースしていた。さて、私にとっても3年ぶりの飛行機。少々緊張。とはいえ、それなりに乗りなれている方ではあるので、卒なく…。というわけにはいかず、自動チェックイン機があるのを知らず少しワタワタしてしまった。空港設備も何年か来ていないと変わるんだなぁという風に思った。
チェックインを済ませ、保安検査も通過。ゲートラウンジに入る。

この時予約していたツアーでは1000円分の商品券も付属していた。なので売店で空弁(さぼてんのカツサンド)と飲み物そして、JALのコンソメスープの素を購入した。さっそくお土産ができたぞ。

B737-800 JA338J。羽田空港にて。

さて搭乗の時間になった。今回の機材はB737-800 JA338J。
程なくしてプッシュバックが始まる。羽田空港というと、滑走路が遠い上に、混んでいるイメージがあるのでかなり、離陸までかかるのかなと思っていたのだがそんなこともなく、すぐに離陸。少々揺れはあるものの、快適そのもの。しかし、同行者は初の飛行機ということもあり少々、体調を崩していた。安定飛行に入り、さっそく機内では、ドリンクサービスが始まる。私はもちろんコンソメスープ。これが好きでねぇ。
同行者はダウン。もったいない。

富士山がよく見え大変いい景色。実はHND-KIX線というよりKIX利用が初めてだった。以前は伊丹空港を利用していたので少々不思議な気分だ。

そんなに距離の長い路線ではないので、ドリンクもおかわり1回のみ。残念。程なくして紀伊半島が見え始め大きく迂回して、関西国際空港に着陸した。

預け荷物が流れてくるまでどの程度かかるか。そして荷物を受け取って、関西空港駅に向かうのにはどの程度かかるか。ここの予測は本当に難しい。一応、到着時刻の30分後という設定で予定を組んでおいたのだが、それでどうやら正解のようだった。

関西空港駅に着くとすぐさま券売機に向かった。春の関西ワンデイパスを受け取るためだ。
券売機を操作し、予約しておいた関西ワンデイパスを受け取る。それを改札機に通して関西空港駅に入った。

関西空港駅の駅名標。

さて、いつまでもスーツケースをゴロゴロ転がしている訳には行かないのでさっさと、関空快速に乗り、宿をとってあるJR難波駅に向かう。今回の
お宿はIMANO OSAKA SHINSAIBASHI HOSTEL だ。どちらかと言えばドミトリーメインの宿ではあるのだが、一部、普通のホテルと同じような客室が存在している。J-TRIPのツアーで選択肢として提示されていたので立地面などから、こちらの宿を選択した。

JR難波駅から少し歩きホテルに向かった。ホテルに着くと、手早く荷物を預け、再びJR難波駅に向かった。この時、時刻は12時である。

JR難波駅に着くと早速、奈良方面に向かうことにした。目的地は平城京跡。近鉄奈良線がぶち抜いている事で有名だ。というのも、この当時は近鉄奈良線が長い歳月をかけて移設されるという報道がなされていた為だ。現在ではこの計画は撤回されており、この異様な光景はしばらく見られるようだ。ともあれ、平城京跡を目指して、奈良駅までやってきた。関西ワンデイパスには指定された駅でレンタサイクルが借りられるという特典が存在する。それを利用して、奈良駅から平城京跡まで向かうことにした。

3200系KL03編成

起伏がそれなりにあり、思ったより距離があった。乗りなれない自転車ということもあり少々手こずったものの、なんとか到着。平城京をぶち抜く近鉄奈良線という光景を無事に収めることが出来た。

201系ND612編成。

さて、奈良での目的は201系の撮影も含んでいる。これに関しては直接乗車する他、通っている列車を撮影することで満たしていた。ということで大阪方面に………。

103系BH09編成。

姫路まで来ちゃった…。

行ける所まで行ってやろうという気持ちになってしまい、姫路まで来てしまいました。どうやら、山陽線に工臨が走っているようなのでそのまま姫路駅で待機することに。

EF65 1135牽引 FB溶接工臨
DD51 1191牽引 万富工臨

近い時間帯に2本の工臨がやて来たのは大変大きな収穫だった、JR東日本では機関車牽引の工臨はほぼ全滅しつつあったこの時期に機関車工臨が見れたことも嬉しさに拍車をかけたのであった。

113系B-09編成。

留置線に止まっている黄色い113系が動き出すのを待って、大阪に帰ることとした。

まだ2022年の初頭はコロナウイルスで大騒ぎしていた真っただ中だ。営業時間短縮や、Go toトラベルをやるかやらないのかなど大騒ぎ。実際今回の旅の中でも、営業時間短縮はかなりの影響を及ぼしていた。

本来、夜は 焼肉三昧 玄 に行く予定だったのだが、いざ行ってみると営業時間短縮で、閉まっていた。なんてこった。迷いに迷った挙句に、芦原橋駅前にある、てこや芦原橋駅前店 にてたこ焼きとお好み焼きをいただいた。大変おいしかったものの、当てが外れて少々複雑な気分になってしまった。さて、夕飯を食べたので、ホテルに戻ることにした。

2022/3/7

朝早くから動き出す。本日の目的地は、神戸だ。本日使う切符は 神戸街めぐり1dayクーポンの阪神拡大版だ。京阪神エリアは主要都市の距離が比較的、近いこともあって、相互に行き来ができるお得な切符が発売されている。今回の旅ではこれらを大いに活用した。今回の神戸街めぐり1dayクーポン 阪神拡大版は阪神電車全線と神戸周辺の私鉄が乗り放題になる切符だ。阪神拡大版のほかにも京都からのアクセスが容易になる、阪急拡大版や、近鉄拡大版など様々な種類がある。

さて、阪神電車に揺られて神戸に到着。神戸市営地下鉄に乗り換えた。目的地は和田岬駅だ。

103系R1編成。
103系R1編成。
103系R1編成。
103系R1編成。

和田岬線には国鉄最大の製造数を誇る103系が生き残っていた。まだこの当時は、207系による代走などがなく、しばらく安泰かと思われていた時期であった。和田岬線に乗って兵庫駅に行ってみたり、戻ってみたり、和田岬駅から兵庫駅に向かって歩きつつ撮影したりときままに過ごしたのであった。

さて、和田岬線の午前の終電が出るというころ、私たちは川崎重工の工場前にやってきた。程なくしてDE10 1743号機がやってきた。

DE10 1743号機 
DD200-21号機

実はこの日はDD200-21の出荷日だったのだ。事前に情報をキャッチして、この日にやってきたというわけだ。さて、出荷を見送り私たちは三ノ宮駅に向かった。ここからはポートライナーに乗車して神戸空港まで往復した。

ポートライン。

さてまた、三ノ宮駅に戻ってくると地下鉄を乗り継いで新開地に向かった。ここでお昼とした。向かったのは よつばや だ。よつばやは明石焼きを提供しているほかにロシア料理としても知られる、ピロシキを提供しているのだ、せっかくなのでたこ焼きだけではなく明石焼きを食べてみようといった感じだ。

明石焼き
ピロシキ

どちらも大変おいしくいただけた。特に明石焼きはだしのうまみが感じられて、かなり好みの味だった。昼食を終えると、私達は、北野異人館街に向かい観光をした。どの程度の規模間であるのかよくわからず行ってみたのだが…。感想としては微妙。これに尽きる。一つ一つの建物の距離感が遠い上に、起伏が激しく、飲食店もなんだか少ない。いわゆるがっかり観光地感が凄かった。どちらかといえば付近にある変わった廃墟を眺めている方が面白かったように感じてしまった。

変わった廃墟?
北野異人館街
北野異人館街

ある程度の見学を終えて、北野異人館街を脱出するために、神戸シティーループに乗車することにした。神戸街めぐり1dayクーポンの特典にシティーループ1日乗車券割引というものがあるためだ。結局、1.2回しか使わなかったのだが、ないよりはましであろう。このバスで新神戸駅まで行き、そこから市営地下鉄 西神・山手線に乗車。谷上で下車した。

神戸市営地下鉄 6000系 6146F

谷上での目的は、引退寸前に迫った神戸市営地下鉄2000系2122Fと北神急行消滅に伴い、移籍した旧北神急行7000系だ。

旧北神急行7000系7051F
すでに移籍済みではあるが、Hokushinkyuko Railway の文字が残る。
神戸市営地下鉄 2000系 2122F
2122号車側のヘッドマーク。
2622号車側のヘッドマーク

といった具合に撮影していた。いくら待っても1000形が来ないため諦めて移動することにした。

神戸市営地下鉄 1000形1116F

するとたまたま降りた駅で1000形に遭遇した。神戸市営地下鉄開業当初から走っている形式の車両だ。いかにも古めかしデザインがたまらない。また見に行きたいものだ。
その後は三ノ宮に再び、移動し神戸三宮センター街を散策して夕食とした。夕食を済ませると、大阪に戻るのであった。

2022/3/8

堺筋線。

本日も朝早くから動き出す。本日の目的地は古都・京都だ。堺筋線に乗り込み天神橋筋六丁目駅に向かう。いったん下車し、本日使うメインのきっぷの使用を開始する。本日使用する切符は いい古都チケット の阪急・阪神版である。残念ながら、大阪メトロからは使えないようなので、天六で下車したのであった。

阪急 嵐山駅にて

さて、京都府に入り、下車したのは嵐山駅。時刻はまだ7時前だ。観光客が集まる前の嵐山を堪能することにした。とはいえあまり時間がないので、急ぎ足。

朝焼けに染まる渡月橋
人の少ない嵐山の町並み。
昼間は観光客であふれかえる竹林の小径も人がいない。

手早く見回り、京福電鉄 嵐山駅にやってきた。

京福電鉄 600型614号

京福電鉄に乗り、嵐電天神川まで乗車。そこから京都市営地下鉄に乗り換え、二条城前駅で下車した。そこから歩き、喫茶チロル という店で朝食をとることにした。

喫茶チロル

営業開始は朝8時それに合わせてきたはずなのだが…。店内には新聞を読みながら椅子に深々と腰を下ろしている客の姿が…。見る限り常連客だろう。本当に地域に根差した喫茶店なんだなと感慨しつつ、注文をした。

ミンチカツカレー

味は大変おいしく、ゆったりとした時間を過ごすことができた。内装も落ち着く木を基調としたもの。朝食を終え、コーヒーを飲み店を後にした。ここからは、銀閣寺に向かう。銀閣寺は修学旅行の時に来た以来だ。

銀閣寺と清掃員。

いい古都チケットは京都市営バスにも乗車できる。そのため、バスを乗り継いで、銀閣寺までやってきた。銀閣寺や嵐山に行きたいというのは、同行者の希望であった。平日だったこともあって銀閣寺の池では清掃作業を行っていた。逆に貴重なのでは?っと笑い話をしながら銀閣寺の敷地をくまなく散策した。同行者曰く、銀閣寺の方がわびさびを感じられて好きだという。私もまったく同意見だ。

さて、銀閣寺の見学を終え再び嵐山方面に戻る。

嵯峨嵐山駅 駅名標

そしてやってきたのは、JR嵯峨野線 嵯峨嵐山駅。ここからは嵯峨野トロッコの旅となる。実は予約をしていなかったため、少々掛けだったのだが何とか指定券を確保し乗車することになった。

SK100型客車
DE10 1104号機

さてトロッコに乗り込み、短くも楽しい嵯峨野トロッコの旅が始まった。

SK200-1の銘板
SK100-2の改造銘板

何を隠そう、この嵯峨野観光鉄道SK100形客車はもともとは貨車のトキ25000型から改造されたものなのだ。なので乗り心地はどちらかといえば固い。線路の凹凸がダイレクトに伝わる、今の列車とは全く違うものなのである。

車窓

車窓からは保津川が眺められ、時期によっては満開の桜や紅葉が眺められるようだ。時期が時期なだけあり、桜は見られず、どちらかといえば、冬に近い風景だった。それでも雄大な自然を感じることができた。

嵯峨野トロッコ

時刻はそろそろ13時。昼食をとるべく、嵯峨嵐山駅から嵯峨野線に乗車した。下車したのは梅小路京都西駅。察しのいい方ならなんとなくわかると思うが、とりあえずは昼食。駅前にあった、ハンバーグ&ステーキ听 梅小路店で弁当を購入し、公園でいただいた。どうも、コロナ対策で持ち帰りオンリーだったようだ。店内で食べたかったなぁ。

昼食を終えるとその目の前にある施設に入った。

京都鉄道博物館

京都鉄道博物館である。開館してからなかなか来る機会がなくようやく来ることができた。

8630号機

この日のスチーム号は大正時代の傑作旅客蒸気機関車の8620形蒸気機関車8630号機だ。個人的にはC62に乗りたかったのだが、まぁとにかく乗車する。

客車と8630。
オハテ321-1

このスチーム号の貨車は1966年頃から製造されたコキ10000形がもととなっている。車歴的には、その後、余剰となったコキ10000形をチキ5200形に改造。JR貨物所属となったが、余剰となった。稲沢車両所で解体されずに、保管されていたチキ5238 と チキ5239を改造したのがこのスチーム号の客車である。

新旧対照では
コキ10000形⇒チキ5238⇒オハテフ320-1
コキ10000形⇒チキ5239⇒オハテ321-1となる。

嵯峨野トロッコでも述べたが、外装が変わっても、足回りは貨車時代のままである。スチーム号は距離が短く、速度も出さないため、そんなに乗り心地は気にならないが、やはり固い乗り味だ。

C62 1

日本最大級のSL C62。実物を見ると相当大きく感じる。私が見慣れているSLはD51やC11。それと比べてもかなりの大きさだ。雄大な車体が連なり登坂する、急行ニセコを一度は見てみたかったものだ。

Twilight Express。
EF81 103

憧れの寝台特急といえば、トワイライトエクスプレスだった。しかし、私は関東の人間なので、結局、現役時代にその姿を拝むことはできなかった。こうして、バラバラではあるもの、雰囲気だけでも感じられるのは大変うれしいものだ。

キロ47 1402側。
キロ47 1401側。
Iyonada Monogatariの文字
ラストランヘッドマーク。

車両工場エリアでは、2021/12/27にラストランを迎えた旧伊予灘ものがたり号のキハ47が展示されていた。新伊予灘ものがたり号はキハ185となる。車両老朽化により置き換えられるようで、最後の花道といったところだろうか。上から、横から下からとじっくり観察することができた。新伊予灘ものがたりも見に行ってみたいものだ。

912-64号機。

わたくしの一押しはこちら。912-64だ。ボンネットの一部しか現存していないが、これは博多総合車両所での新幹線車両の入換で用いられていた入換機だ。もともとはDD13からの改造であった。ボディの一部しか残っていないとはいえ、こうして少しでも姿を今に伝えてくれているのは大変ありがたい。特徴的な連結器などがよくよく観察できる。

さて京都鉄道博物館はこのくらいにしておこう。しゃべらせるといつまでもしゃべてしまうので。総括としてはSLが数多く保存されており、よく調べてから行くととても楽しめると思う。とにかく数が多いので観察をじっくりしたいなら、丸々1日使うのもよいだろうと感じた。

さて、京都鉄道博物館を閉館ぎりぎりまで見学し、出てきた。

京都の町を少々、散策してから大阪に戻ることとした。

まさに関西私鉄名物、頭端式ホームの大坂梅田駅に戻ってきた。整然と並ぶマルーンカラーの阪急電車は壮観だ。この駅に来るといかにも大阪に来たという実感を沸かせてくれる。

ここから少し歩き、お好み焼き屋に行くことにした。向かったのは げん気 というお店。リーズナブルかつ、口コミも好評だったため向かうことにした。常連客の多い居酒屋といった雰囲気で、店主は大阪人らしくものすごくフレンドリー。ああ、大阪に来たんだなと実感させてくれた。
お好み焼きはやはり期待通りの味。焼きそばも注文したが大変おいしかった。
この日は、南海電鉄の梅田駅に寄って、ホテルに帰還した。

2022/3/9

最終日となるこの日も朝早くから稼働する。本日の目的地は中百舌鳥方面と大阪市内だ。まずは中百舌鳥方面に向かうために、昨日購入した切符を利用開始する。今回使うのは、堺・百舌鳥古墳群世界遺産きっぷだ。この切符は大阪Metro全線乗り放題のほか、阪堺電車や、南海電車、南海バスの一部路線が乗り放題となる切符だ。今日、移動したいエリアをがっちり好かんでくれる大変ありがたい切符となってた。このような切符が、京阪神エリアには多く存在するので大変ありがたい。

阪堺電車 503号車

さて、まずは阪堺電車に乗り、朝食を目指す。寺地町電停で下車し、向かったのは銀シャリ ゲコ亭。飯炊き仙人がいるという話でも有名な店だ。残念ながら、その仙人は引退してしまったのだが、いまだに大人気の店だ。旧店舗は仕込み専用に見え、道を挟んで対岸にある、新店舗がいただける場所のようだ。飯炊き仙人の弟子たちの炊く、飯や、おかずは大変おいしく、しっかりと日本人の朝食といえるような、内容でいただくことができた。組み合わせ次第ではあるが、朝食にしては少々、お値段はしてしまうのかもしれない。
食事も終わり、店を後にした。私たちはここから少々、別行動することにした。というのも中百舌鳥方面にやってきたのは同行者の希望であった。せっかくの要望なので、彼には好きに散策してもらおうということだ。幸い、彼の見学したい、堺市博物館の入場料が無料になる、切符を活用している。また、大仙古墳の外周をゆっくり散策したいようなので、任せた。見学後、集合する場所をその場で決め、私はホテルのチェックアウトと、荷物の預けなどを行うべく、南海電車に飛び乗り、大阪に戻った。チェックアウトなどの一連の手続きが完了し、集合時間まで少々あるため、私は大阪メトロの中で唯一まだ乗っていない、南港ポートラインに乗車することにした。

南港ポートラインの駅。

市営交通時代の名残なのか古い設備が残る南港ポートライン。これに少しだけ乗車した。本来、南港ポートラインはATOによる自動運転、要は、ゆりかもめやリニモなどと同じような無人運転のはずなのだが、私が乗車した列車は、往復ともに運転手が運転していた。非常時の対応訓練として、たまに友人運転される便があるのは知っていたがまさかそれにあたるとは。

さて、南港ポートラインのごく一部の区間を往復し、また、南海電車に乗車して、三国ヶ丘まで戻ってきた。同行者ともそこで合流し、昼食とした。

昼食は大阪のおみやげド定番の551だ。一駅南海電車で移動し、堺東駅にやってきた。エキナカの、551で豚まんを購入し、駅構内で食した。ジューシーで味も濃い。これがかの有名な…。と思いつつ大変おいしくいただいた。これは大阪土産筆頭だなと感じた。同行者は調子に乗ってからしを入れすぎたようで、めちゃくちゃむせていた。

大坂Metro 天王寺駅

さて、中百舌鳥エリアでの目的を達成し、同行者も大半満足してくれたようだ。ここからは大阪メトロに乗車し、大阪メトロを堪能する。

10系 1125F

残り少なくなった御堂筋線の10系を撮影に来た。また、せっかく新大阪に来たので、

201系ND605編成

廃止寸前のおおさか東線の201系を撮影。あいにく幕切れしている写真しかなかった。何やってんだマジで。

201系ND613編成

そして、移動途中で情報をつかんでいた、201系ND613編成の宮原疎開回送を撮影。別れを告げた。さて、初日に向かったものの、行くことは叶わなかった、焼肉三昧 玄 に向かった。今回は食べることができた。店主はやはり大阪人らしく、超フレンドリー。おいしくいただくことができた。この店の魅力は何といっても焼肉食べ放題なのにも関わらず、1200円。とても安い。同行者は疲れすぎたのかボケェっとしていたがある程度は楽しんでいたようなのでよかった…?
さて、飛行機の時間が迫ってきたので、JR難波駅に戻り、ホテルに預けた荷物を受け取り、南海電車の難波駅に向かった。

50000系 50504F

関西空港からはJR。関西空港へと向かうのは南海とそれぞれ変えてみた。
関西空港へは普通列車…ではなく南海電車のフラッグシップトレインといってもいい、南海ラピートに乗車することにした。関空トク割 ラピートきっぷというものを活用し、少々お安く、ラピートに乗車することができた。小さなころから、南海といえばラピートというイメージがついていたわたくし。実際に乗れるとなるとかなりの高揚感があった。

とはいえ、連日のハードスケジュールがたたり、荷物置き場にスーツケースを置き、ロックをかけ、座席に座ると、すぐ寝てしまった。気が付いたころにはりんくうタウンあたりまで来てしまい、あっという間に関西空港駅に到着してしまった。

帰りの飛行機はB737-800 JA329Jに搭乗。帰りもコンソメスープをいただいた。同行者は少し慣れたのか、ドリンクサービスを楽しんでいた。ぜひこいつをもう少し長い時間の便に乗せてみたいものだと感じた。

まとめ

今回は、約8年ぶりに大阪の地に降り立った。大阪一か所に留まらずあちこち行ってしまったため、あまり、大阪旅行というよりは京阪神旅行というのがふさわしいのかもしれない。また、定番観光地の道頓堀や通天閣、日本橋、などには行けなかったため、今度はその方面に行ってみるのもよいかもしれない。道頓堀も通天閣ももう8年以上前の記憶なのでだいぶ印象も変わっているのだろう。今回は、最終日は個別行動を導入してみた。同行者は、慣れない土地で少々消耗した様子だったが、満足してくれたようだったのでよかった。また、うまいこと出かける機会を設けたいものだ。次は海外かな。彼曰く、成長の一因にもなった旅行らしいので企画した私からしても誇らしい。

宿泊したホテルについてだが、大変清潔で過ごしやすかった。一階にはバーがあったのだが、酒が飲めなかったので利用はしなかった。飲めるようになったら、利用してみたいと思った。

思いのままに書いていたらこんなに長い記事となってしまった。今回はここまで。

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