「異国 トーキョー漂流記」著・高野秀行

「異国 トーキョー漂流記」著・高野秀行 集英社文庫 2005年2月出版2018年8月第7刷                         2005年発行本が13年経過しても増刷されているだけの本。めちゃ面白い。登場人物は17年過ぎた現在は地峡上のどこかでどうしているのやらだが、全く古くない!「目から鱗」な事が、次々に起こり、高野氏の行動力、機動力に、最初は圧倒されるが、徐々に(まあ~この人だとね~)と思ってしまう。3畳一間の生活にも、驚くが、そこで人をもてなすことにも驚く。3畳だと何人 入れるのだろうか。4畳半の部屋は知っているが、3畳は見たこともない。以外に4畳半とないかな?!文字を持たない言語が、世界には結構あるにも驚いた。目が見えない方が、異言語獲得には都合がいいらしい(人にもよるのかな)ことにも驚く。本当に地球にはたくさんの民族、たくさんの異人種が存在し、それぞれ共同し、たくましく生きていることを知ると、人の揚げ足取りとか、人からの評価とか気にしてる場合じゃないよと言いたい。

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