見出し画像

1日400通のメッセージが示すもの~宮崎元議員について~

宮崎元議員が1日400通もラブメッセージを送信していたということに対して、「仕事しろよ」とか批判している人が多いみたいだけど、ぼくは違う意見。

まず。
他人の恋愛行動が確認できて、作家にとっては非常に貴重。よき資料かな(笑)。

次。
1日400回LINEでメッセージを送れるほど情熱の量を持っているから、国会議員にまでなれたんじゃないか、とぼくは思っている。

大事(だいじ)をなすには、情熱の量がいる。情熱の量を精神的エネルギーと言い換えてもいいが、普通の人はそんなに情熱の量を持っていない。家庭の電気アンペアと同じで、だいたいは20A。大きなことを複数やると、すぐ落ちる(笑)。だから、自分のことだけにかまける。もう少し情熱の量がある人、30Aくらいの人は、他の人のことを考える。でも、「社会のために」という、規模の違う、多数の他人のことを気にするってレベルではない。そこまでは情熱の量がない。

議員には、誰しも「世の中のために」とか「社会のために」という気持ちはあるものだと思う。「世の中のために」と思うためには、それだけの情熱の量がなければならない。

普通の情熱の量の人間は、国会議員にはなれない。相当強烈な情熱の量を持つ人間でなければ、国会議員にはなれない。

宮崎元議員が1日400回メッセージを送ったということは、彼がどれだけ強烈な情熱量を持っていたかを示している。だからこそ、彼は議員バッジをつけられるところまでいったんじゃないかと思う。

議員にふさわしい情熱の量は持っていた。それだけに、「それを仕事に注いでくれていれば……」というところではないか。

「仕事しないで……」と批判する人が多いけど、400回もメッセージを送るという行為の裏側にあるものを、識者には見てほしいとぼくは思う。見られない識者は、ただ、人間を表層的に判断して文句つけてるだけ。それこそ、下衆というやつです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?