寄生虫はどこにでも沸く!VTuberコラボ問題

最初に言っておくが、私はプリキュアもブルアカもアンチである。
だってファンがうざいんだもん。
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ここのところ、VTuberが他のコンテンツとコラボするかも?みたいな話が大荒れになることが多い。
FGOのアンバサダー問題のときもそうだったし、
先日のプリキュアのイベントなどは、さすがにご愁傷様という感じだ。
Vの字も出てない間から荒れてるブルアカはさすがにちょっと、、、って思うけど。気が早すぎるだろ。
この記事書いてる段階ではコラボの詳細は判明してないけど、たぶんVじゃないと思うぞ。

だがしかし、
基本的にVTuberが関わってくることを嫌がる人間の主張は、ほぼ全面的に正しい。
同じゲームをやっている仲間から過激なやつだと思われたくなくてコラボを擁護してるようなやつのほうが頭がおかしい。
それをわかりやすく解説していってやろう。

アホでも分かるように説明する大前提その1
VTuberはキャラクターではない

VTuberは単に顔を隠しているだけの配信者である。
現実の配信者であるという事実は、顔を隠しているかどうかに左右されない。
配信者の中で、2次元アバターで顔を隠しているものをVtuberと呼んでいるだけだ。

だいたいさ、誹謗中傷するな!Vtuberも人間なんだぞ!って言ってるよね?
それみろ、人間じゃねーか!!都合のいい時だけ人格を使い分けるのはやめろ。
五条悟への誹謗中傷やめろ!犯罪だ!って誰か言ってるか?言ってるわけがない。
五条悟は架空のキャラクターで、Vtuberは実在の人間だからだ。

つまり、Vtuberコラボ!はヒカキンコラボ!とか、もっと言えば霜降り明星コラボ!とかと本質的には同じことである。
それだったら許せる?許せない?まあラインは人それぞれ、コラボの内容次第だろう。
ゲームのアンバサダーに錦鯉が就任しても許せそうだし、
ゲーム内に芸人をモチーフにしたキャラが出るのも作品によっては許されるかもしれない。
でもリアルイベントの時間の半分が芸人のトークタイムだったら、許せない人は増えるだろう。当たり前の話だ。

ルフィとプリキュアが握手してたらそれは夢のコラボと言えるかもしれないが、明石家さんまとマシュが握手してたらなんやねんそれとしか思わないだろう。Vtuberコラボというのは後者にあたる。

この認識すら正しくできていないような人間はとてつもなく頭が悪いので、Vtuberの養分になっているわけである。

アホでも分かるように説明する大前提その2
結局はどういう仕事をやっているかで判断される

Vtuberコラボはヒカキンコラボとかウエストランドコラボとかと本質的には同じと言ったが、
じゃあなぜ嫌がられるかというと、「結局はどういう仕事をやっているかで判断される」ということである。

霜降り明星コラボは喜ばれても、ウエストランドコラボだったら嫌がる人が出てくるかもしれない。
ヒカキンコラボは喜ばれても、ガーシーコラボだったらほとんどの人は嫌がるだろう。
つまり、キャラクターだのなんだのと言ってはみたが、結局のところはなにをやっているどういう人間かなのである。

え?Vtuberは嫌われるようなことしてない?
バカかよ!!!!
してるから嫌われてんだろーが、アホ!!!!!!!!!!

同じVTuberでも、自分の才能と努力によってモノづくりを行い価値を創出して、それを広く世間一般に適正な価格で提供して人々を豊かにしているような人であれば、尊敬されるに決まってるだろーが!!

コラボとか言って出てくるようなVtuberは、それやってんのか?
やってねーーーだろ!!!

他人が努力して作ったゲームにただ乗りしてるだけのゲーム実況、
他人の才能の発露であるアニメや映画等、それにただ乗りしているだけの同時視聴、
ごく一部のファンを囲い込んで価値のないものを高値で売り付け、投げ銭で搾取する信者ビジネス。
どこに尊敬される要素があるんだよ。
キングコング西野を尊敬してんのか?お前らは。

霜降り明星、ネタも芸風も好き~!
ウエストランド、芸風が好きじゃないから、ヤダ~!
ガーシー、やってることがあまりにも問題がありすぎる!
このVtuber、金儲けの仕方が汚すぎるだろ!!

同じことだろうが!
多くの人にとっての嫌われる理由があるから嫌われる。何がおかしいことがあるのか?

アホでも分かるように説明する大前提その3
「そのコンテンツが好き」だからどうした

Vtuberのコラボを擁護するときに出てくる言葉の1つが、そのコンテンツが好きな人だから適切だ、というものである。
なんでただ好きってだけでOKになるんだよ、アホ!
そんならそのへんのゲーム大好きおじさん連れてきてコラボしてもいいのか?いいわけねえだろ。

「好きだから適切」というのは、Vtuber側のイベントにアニメやゲームが呼ばれている場合に限られる。当然のことだ。
例えば読売ジャイアンツが行うアニメコラボで、アニメ好きな丸や高梨が登場するのは、これは理解できる。
しかしアニメイベントでいきなり丸や高梨が登壇したら、いや関係ねーだろ!アニメ関係の人呼んでよ!となるだろう。
丸や高梨がアニメ好きだって言っても、そんなのは関係ないに決まっている。

全く興味のない人間を呼ぶより「マシ」というだけの話であって、
「ただ好き」であるってことだけでコラボの全てが肯定されるはずもない。されていいわけもない。

しかも、だ。

Vtuberの場合はさらに事情が異なる。
Vtuberにとってどういうコンテンツが好きであるか、は、ブランディングそのものだからだ。
野球選手はプレーが価値、お笑い芸人はネタが価値、クリエイターは成果物がその人間の価値であるのに対し、
何も生み出さないVtuberはセルフブランディングによって作られるイメージが価値そのものだ。

つまり、何が好きであると語って活動しているかは、何を自分の活動に利用しているかという意味になる。
FGOが好きだと言ってるVtuberはFGOを自分の金儲けに利用しているということだし、
プリキュアが好きだと言ってるVtuberはプリキュアを自分の金儲けに利用しているということだし、
ブルアカが好きだと言ってるVtuberはブルアカを自分の金儲けに利用しているということなのである。

ほんの雑談程度に語る程度ならまだしも、
ゲーム実況するとか、同時視聴するとか、その歌を歌うとか、
こういった行為は、「そのコンテンツを利用して金儲けしよう」という確たる意思なしには絶対に行われない

金儲けして何が悪い!と開き直るのは自由だが、
勝手にそのコンテンツを利用して金儲けしているだけの人間に対して好感を抱けというのも土台無理な話である。
寄生してんじゃねーよ!というのが普通の素直な感情だろう。もちろん実態としても寄生としか言えまい。

ここまでの話で分かるように、Vtuberコラボは嫌がる人間の主張の方が圧倒的に正しい。
コラボを肯定する人間は、コラボによってVTuberのファンが入ってきて増えるよね、ぐらいのことしか言えない。
金を払う側でなく、金を払わせる立場に勝手に立って発言しているのである。
金を払わせる立場に勝手に立って発言してたら、何だって押し通せる。だって実際には金を払わせる立場ではないのだから。
全てが想像で、その責任も負わない。そんな立場なら何でも言える。自分が正義だとゴリ押してしまえる。

しかし実際には、無関係者が知った風なことを適当に言っているだけでしかない。
全く意味のない知ったかぶりである。知ったかぶり同士でそれを肯定しあったところで無意味である。

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知ったかぶり君はこれ、否定できるの?
それとも、そこまでされても黙っているべきだと思うのか?

んなこたーーない。
これ嫌だわ~、これいらんわ~、言っていけ。
それが当たり前の消費者と企業の関係だ。